2009年08月28日

夏の川遊び

あ~夏が終わっちゃう!そこで今回は「まだ間に合う!夏の川遊び」。

バーべQもよし。釣りもよし。ただしここで注意!
バーべQで出たゴミを持ち帰るのは当然だが、問題は炭の後始末。

そもそも河原の石積んで直火でやること自体ダメ。(美しい河原が真っ黒に
なっちゃうもんね)だから下に鉄板を1枚引いておこう。また使った炭をその
まま放置するなんて言語道断!

でもめっちゃ多いんだよ炭の放置。炭だって立派なゴミなのに・・・。
じゃあどうすればいいかって言うと、①とにかく全部燃やしきって灰にする。
②そのあと缶やビニール袋に入れて持ち帰る。

どうしても最後まで燃やしきれなかった時は、①水にかなり長くつけとく。
②それでも炭の芯は消えてない恐れがあるので、密封式の缶に入れて持ち
帰る。以上。
さらにもうひとつ。自然を愛する人なら、炭は国産の物か、なるべく環境負荷
をかけていない物を選びましょう。特にホームセンターなんかで売ってる安い
マングローブのなんかゼッタイ使うべきではない。

熱帯林を破壊してることにもなるし、火にかけるとパンパン火の粉が飛んで
危ない。日本のアウトドアブームが外国の自然壊してるって悲しいもんね。

それから川で釣りをする際には必ず「入漁証」を買うこと。自然はみんなのもの
だけど、やっぱり川には漁業権がある。たとえアユ釣りじゃなくてもだ。
1枚1500~2000円とちょっと高いけど、これはルールだからちゃんと守ろう。

さて前置きがずいぶん長くなってしまったが、今回の遊びはコレ。
「セルビン魚捕り」。



セルビンの中に寄せエサとオモリを入れとくだけでカワムツ、オイカワなんか
がめっちゃ捕れる。そりゃもうビックリするくらい捕れる。これが楽しいのだ!

コツは、魚が居そうな所に仕掛けることと、入り口を下流側に向けとくこと。
なぜなら魚はいつも流れに逆らい上流側を向いて泳いでいるからだ。



1回の仕掛けでこれくらい簡単に捕れちゃう。おもしろいでしょ?捕った魚は
食う分と飼う分だけ残してあとはリリースしてやろう。ちなみにカワムツは
あんまりうまくないよ。



川は子供を大人にし、大人を子供にする」という名言がある。そのとおり。
うちの子もなんだか普段よりたくましく見える。うん。

では最後に今回のまとめ。
「川は楽しい。けど川は危ない。ライフジャケットの着用を忘れずに。」そして、
「自然遊びは、来た時と同じ状態で帰ること。」

これだけは守ってね!さぁみなさん残り少ない夏休み、川遊びへレッツラゴー!

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2009年08月25日

カブトムシ殺害事件

この夏も森のあちらこちらで、カブトムシの遺体が多数見つかった。
ただちに「カブトムシ・バラバラ殺害事件」として特捜本部を設置、
事件の解決に全力を上げる。



懸命な捜査の結果、容疑者が特定された。・・・カラスだ。



遺体の羽に残されたくちばしの跡と、容疑者のそれが完全に一致。

また現場近くから新たな被害者(コクワガタ)も発見されたため、
ただちに全国に指名手配。しかしホシは現在も逃走中である。

・・・くっそ~カラスめ~!俺たちのアイドル昆虫ばっか食いやがって~!
た、頼む!せめてほかのモン食ってくれ~~(泣)

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2009年08月23日

この夏もいろんなモン捕ったなぁ・・・

この夏もいろんなモン捕ったなぁ・・・。まずは大好きなアカハライモリから。


     イ、         モ、         リ、       で~す。

ちなみにイモリは両生類。ヤモリは爬虫類。タモリは哺乳類。




イモリ、泳ぐ。個人的に気に入ってる写真なので載っけてみた。
続いては綺麗なタマムシと、名前の通り腰の部分が白いコシアキトンボ。



そしてこの夏見つけたヘンな生きもの大賞候補。名前はわからんが、
背中が、笑ったサルの顔みたいになってる蛾。




ね?サルに見えるよね?こいつは一体何に擬態してるんだろう?
で、お次はシマヘビの黒化型、いわゆるカラスヘビってヤツ。



俺もこの季節、黄色人種とは思えんくらい日焼けしとるけど、こいつも
きっと黒くなりたかったんだろう。=逆マイケル。

さあ最後はやっぱりこれ。昆虫王者・カブトムシ。



幾つになってもやっぱりカブトが捕れると、子供の様にはしゃいでしまう。
カブトはおっさんにとってもアイドル昆虫なのだ。
よい子のみんな、カブトを捕まえるコツを知ってるかい?それはね・・・・

「目で探すんじゃなくて、鼻で探す」こと。とにかくまずは樹液のにおいを
感じよう。そしたら風上に向かって歩き、樹液の出てる木を探す。

コナラ、クヌギ、アベマキ。そんな樹木から樹液が出てたら・・・カブ、クワ、
カナブンたちがいる可能性大だ!おっと、カナブンつっても、金沢文子の事
じゃないぞ!・・・かわいかったなぁ金沢文子。

ごめんごめん、よい子のみんな。とにかく残り少ない夏休み、みんなは元気
にタモ持って、昆虫採集にレッツラゴー!おじさんはオネーちゃん採集します。

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2009年08月20日

セミでナマズを釣る

「エビでタイを釣る」ってことわざがあるけど、今回は「セミでナマズを釣って
みよう!」って企画。調査してみるとわかるんだけど、日本のナマズや外来
のアメリカナマズの腹ん中見てみると、セミを大量に食ってることがわかる。

ならば釣りにも応用できるはず!ってことでさっそくセミ捕りに。



アブラゼミ。やっぱジージー鳴いた方が魚の気を引くだろうと考え、オスばっか
狙って捕まえる。右はアブラゼミの脱け殻。その名の通りテカテカ油っぽい。



じゃちょっとここでセミの抜け殻豆知識。アブラゼミとクマゼミの脱け殻の違い。
大きさや色も違うんだけど、裏側を見ると一目瞭然。クマゼミは足の付け根の
真ん中に、ポコッとした突起物があるのでそれで見分けよう。

さぁいよいよナマズ釣りだ。セミは針を刺さずにこんなカンジに糸で縛って針は
垂らしておく。見た目、ある意味SM。



で、これを投げると水面でセミがバタバタするので、それを食いにナマズが
浮上するわけだ。うう~すまん・・・セミ!



こちらはクマゼミ。試してみていろいろわかったのだが、クマゼミはガタイも
でかく鳴き声もでかいクセに、意外と水に弱い。アブラは何回つけてもソコ
ソコ元気だったが、クマはすぐにグッタリ。完全に見かけ倒し。

ちなみに食ってみても断然アブラゼミの方がうまい。・・・食ったのかよセミ。



仕掛けはこんなカンジ。「ええっ!1週間しか生きられないセミを水に投げ入
れるなんて、何ちゅうかわいそうなことするんだ!」って偽善的な人には、
セミの形したルアーも市販されてるからそれを使えばよい。ただしそういう人
は、ミミズやゴカイも釣りエサに使ってはいけない。

で、結果どうだった?って話だけど、・・・・釣れんかった。ホントすまん、セミ。

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2009年08月17日

さかなクントークショー

今年もさかなクンに会うことができた。8月16日にウェスティン・
ナゴヤキャッスルで行われたトークショー。すギョい面白かった!



伊勢湾や三河湾の話もいっぱいしたぞ。さかなクンはただお魚
の話だけじゃなくて、海の生物多様性のことや、海を汚さない
ために僕たちにできることは何なのか・・・ちゃんと伝えてくれた。

さかなクンからの出題。
「海を汚すいちばんの原因は何でしょう?」

①工場排水 ②生活排水 ③船の排水

答えは②。
僕たちの暮らしから出るお水がいちばん海を汚してるってことを
わかりやすく子供たちに伝えてたギョ。(←使い方間違ってる。)

このブログ読んでくれてるみんなも、台所と川や海がつながってる
ってこと、もう一度かんギャえてみようね!(←これも使い方違う。)

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2009年08月16日

そして三河湾

沖縄から帰って早々、今度は愛知・三河湾に潜る。



幡豆郡吉良町・恵比寿海水浴場。遠くから見るときれいな海だが・・・



やっぱ水の中はツラい。近年三河湾は浄化が進み、かなりきれいには
なってきたとは言え、それでも青く透きとおった海と呼ぶには程遠い。
ムチャな比較かもしれんが、前回の小浜島の海と比べてみてほしい。

けれど人で賑わう海水浴場にも、たくさんの生きものたちが暮らしている。


ガザミにヒザラガイ。


メバルにカサゴ。


愛らしいナベカ。クロダイに似たヘダイ。


タテジマイソギンチャクに、名前のわからんウミウシ。


アカエイもいた。ヒラムシの仲間もその名の通りヒラヒラ泳いでた。

そして三河湾の海の幸をダイナミックに食う。カニ、ヤドカリ、ヒザラガイ。
あとヒトデ。ヒトデはイトマキヒトデよりマヒトデの方がうまい。
って言っても食べるトコ少ししかないんだけどね(内臓の部分。)

ちなみにイトマキヒトデはサポニンって成分が多いので、たくさん食べると
腹こわすので注意が必要。・・・って誰も食わんか。



いや~食った食った。
かつては沖縄の海に負けんくらい、青く美しかった三河湾。
こんなにも豊かな恵みを与えてくれる海だもん。あきらめちゃイカンよ。ね!

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2009年08月14日

さらば小浜島

小浜島の旅、最終日。ついに晴れた!!



マングローブ林。この場所がたくさんの命を育てる。



飛行機の時間が迫ってたけど、「何としても小浜の海のすばらしさを
ラジオで伝えてください!」って、ホテルはいむるぶしさんが特別に
船を出してくれた!・・・・・も、もう辛抱たまらん!潜りたいっ!



・・・・・潜った。
そこには日本一のサンゴ礁があった。サンゴの森が広がっていた。



果てしなく青い海。旅の最後の最後、短い時間だったけど、感動の体験
ができたことに感謝。ありがとう、小浜島の大自然と、そして島の皆さん!
・・・・・I’ll be back !!

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2009年08月09日

小浜島通信その2

本土では信じられないだろうけど、ここ八重山郡竹富町小浜島
では、9日お昼現在、うそみたいに暴風がまだビュンビュン
吹いている。台風は去ったというのに・・・。



5日に島に来て以来、一度も海に入ってない。号泣。
けどどうしてもこの美しい小浜の海をみなさんに見てほしいので、
早くから滞在してた林正道の撮った写真を載っけておく。



今や沖縄本島ではほとんど見られなくなってしまったサンゴの群生。




離島に来ないともうこんな光景はみられないのか・・・。
昔は沖縄中がこんな海だったはずなのに・・・。

そんな素敵な海の中も見られないまま、時だけが無常に過ぎてゆく。
夕べも外に出られず、ホテル内での自然教室&ライブだった。



林はビニールプールで生きものロボットを泳がせ、海の話をする。
ホテル内のお客さんの参加率は、ほぼ100パーセント。だって他にやる
ことないんだもん。まさに軟禁状態。もしかしたら酒井法子が捕まった事
も知らないかも!?んなこたねーか。



俺は「島人ぬ宝」「花」を熱唱!最初は沖縄で沖縄の歌を歌うことに抵抗
があったけど、もう吹っ切れた。盛り上がりゃ何でもいい!

「Weicome to the ホテルはいむるぶし♪ 台風来とる♪ 外には出れねー♪
plenty of room at the ホテルはいむるぶし♪ 明日こそは飛行機飛ぶかな~♪」

イーグルスだってやっちゃうぞ!そしてラストは全員でエイサーだっ!!



なんと宿泊客全員参加で踊りまくり!めっちゃ盛り上がったぞ!

・・・とにかくホテルのスタッフも俺たちも必死だった。何日も缶詰め状態の
お客さんたちを楽しませることに。でもお客さんたちもいい人ばっかだった。

文句を言う人も、怒鳴る人も誰もいない。自然を楽しみに来たからこそ、自然
現象のイジワルもまた、潔く受け止めることができるのだろう。

今日、2日遅れでやっと帰宅できる女の子がこんなことを言ってくれた。

「3日間ほんとうにありがとうございました。おかげで楽しかったです!」

・・・・・こんな旅もたまにはいいのかも知れない。

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2009年08月08日

ヤバいっす!



ヤ、ヤバいっす!8日に帰る予定が、小浜島から石垣島に
渡る船が台風の影響で全便欠航!!

おまけに9日のANAはキャンセル待ちのお客がどっと
押し寄せ、まったくチケット取れず!!

ど、どーしよ~~!!
らぶらじリスナーのみなさん、・・・すまん!!  


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2009年08月08日

小浜島通信

三宅島から帰ってすぐ、今度は沖縄・小浜島に来てます。
ここ数日は島ざんまい。夏を楽しんでおります。
ところが・・・・・



着いたその日は天気良かったのに!めっちゃ泳げたのに!



林正道の海の教室も大盛況で、観光客の子供たちも大喜びなのに!
・・・・・その翌日・・・・・、



台風直撃!!

お客さん缶詰めで一歩も外出れず!
なので毎日、ホテルはいむるぶしのロビーでライブやってるサー!!



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2009年08月07日

三宅島の大自然

三宅島の自然は素晴らしい。皮肉なことに2000年の大噴火
が島の自然の大復活をもたらしたことは確かだ。



富賀(とが)ビーチ。海まで溶岩が流れ込んだ場所。



けれど自然の復元力はすごい。ちゃんと新しい生命が芽生えてる。

だが噴火の傷跡は今も深く残る。



立ち枯れを起こした木々。主が戻らず廃墟と化した家々。
高濃度ガスが立ち込める火山口付近は、鉄柵もサビつき、けっこう
危険な香りがした。長くいるとマジでヤバい。



美しさも、恐ろしさも含め、ありのままの三宅島の自然。
富賀ビーチにはテーブルサンゴの北限の群生地もあった。



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2009年08月03日

林正道と三宅島

今回の旅の目的は2つ。ひとつは前回のブログにも載っけたように、
イルカに逢うこと。そしてもうひとつは「林正道自身が海で泳ぐこと」。

待ち合わせ場所の東京・竹芝ふ頭。でっかいジンベイザメのロボット
を抱えたヘンなおっさんが待っていた。



でもえらいもんで、フジTVのアンビリーバブルで紹介されたおかげ
で、ちょっとした人だかりができてて、かなりの人気者っぷりだった。

今回作ってきたこのジンベイザメ、実は彼自身を乗せて泳ぐものだった。
本体に大きく開いたマヌケな穴にはちゃんと意味があったのだ。



周りを取り囲むイルカたちに急かされるように飛び込んだ久しぶりの海。

病気でもう2度と入れないと思っていたあきらめの海が、優しく彼を迎え
入れてくれた瞬間、彼の笑顔とジンベイの尾ビレのしぶきが波間に弾けた。



「林が泳いだ!」は、「クララが立った!」と同じくらいの出来事なのだ。

そしてその夜、島の旧友たちが、戻ってきた彼を祝った。
彼の海の保護活動の出発の地、三宅島。そこには噴火からの復興に
必死にがんばる人々の笑顔があった。
自ら命を絶ってしまった彼の師、ジャック・モイヤー博士の遺影にも
手を合わせた。

そして林が大好きだった島の名物・テングサから作る特製ところてん。
店のおじいもおばあも今はもういない。けれど、旧友がその味を忠実
に再現してくれた。そのところてんを口にした時に、



彼の目から大粒の涙がこぼれた。

10年の時。けれど島は、何も変わってはいなかった。


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Posted by mikihito at 22:58Comments(3)