2010年06月27日

今年も出たぞ!

今年も出たぞ!カブトエビ!



うちのすぐ近くの田んぼで確認。コイツは大昔から姿形を変えず生きてきた、
まさに「生きる化石」である。

乾燥に極めて強く、冬に田んぼが乾田化してもヘイチャラ。耐久卵として何年
も過ごす。ところが水質汚濁や、農薬にはからきし弱い。そういう意味での
田んぼのバロメーターである。

この時期、「出た!」って思ったらほんの2週間ほどで姿を消してしまうので
注意して田んぼを観察してみよう。

カブトエビ。
我々日本人がこれからも見守り、大切にしていかなければならない生きものだ。

・・・すいません。このあとドイツ・イングランド戦観るので終わります。
すまんカブトエビ。またしても中途半端で。

鉄崎幹人公式HP http://www5.ocn.ne.jp/~tetsu/  


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2010年06月25日

パラグアイよりも赤く

ワールドカップのユニフォーム、パラグアイよりも、韓国よりも、スイスよりも、
デンマークよりも、イングランドよりも、赤い衣装を身にまとった生きもの。



ハッチョウトンボの季節だ。ハッチョウトンボは日本で一番小さいトンボ。
飛翔能力が弱いこの生きものは、生息地である湿地が無くなると、他の土地へ
飛んでいくことができず絶滅してしまう。

我々日本人がこれからも見守り、大切にしていかなければならない生きものだ。

・・・すいません。このあとブラジル・ポルトガル戦観るので終わります。
すまんハッチョウトンボ。中途半端で。

鉄崎幹人公式HP http://www5.ocn.ne.jp/~tetsu/  


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2010年06月20日

ワールドカップ的生きもの

25日のデンマーク戦に向けて、がんばれニッポン!
そこで今回は、「W杯・グループE的な生きもの特集」。

まずはオランダ。



やっぱこの配色だろう。カクレクマノミ。
続いてカメルーン。



カメルーンだけにカメである。ミシシッピーアカミミガメ。
緑、黄色、赤、カメルーン色ぜーんぶ入っとるぞ。

で、今度の相手デンマークなんだが・・・



す、すまん!いいのがなかった!ホントはレッドビーシュリンプ
ってエビが最適なんだが、うちに写真がなかった。

さあ最後は日本だ。日本はいっくらでもあるぞ!



サンゴ礁を彩る、ルリスズメダイ。



オオルリでも良し。



レテノールモルフォって蝶。ちょっときれい過ぎるか?

ちなみにこのW杯特別企画展は現在、碧南海浜水族館でも開催中。
是非見に行ってみて。

とにかく決勝トーナメント進出をかけて、がんばれニッポン!!

鉄崎幹人公式HP http://www5.ocn.ne.jp/~tetsu/  


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2010年06月18日

6月の白

梅雨本番。憂鬱な気分になりがちだが、雨の森も美しい。

瀬戸市・海上の森で見つけた「6月の白」をご紹介。



ウツギ。



コアジサイ。



シライトソウ。コップ洗うのに使えそう。



エゴノキ。魚毒性があるため昔の人は、果皮をすり潰して
川に流し、浮いてきた魚をとったそうだ。



サンザシ。



ツクバネウツギ。羽子板の羽根に形が似てることから名前がついた。



イボタノキ。この木につくイボタロウムシからとれる物質で、ロウソク
を作ったり日本刀を磨いたりした。



ヤマボウシ。まさに山に咲く帽子のようだ。

6月の白は森に映える。だが残念ながら、悲しい白もある。



最近目立ってきた、ヒゲ白髪。よくよく見たら、めっちゃ多いやん!



そして白髪はなんと、胸毛にも!!うわっ!胸毛に進出!

・・・なんともモノ悲しい、「6月の白」である・・・。

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2010年06月14日

カッパの唄

林正道製作、キジムナー(ガジュマルの木にすむ沖縄の妖精)の
ロボットの写真を見て、南の島に思いを馳せ、心を和ませよう。

BGMはキジ☆ムナが唄う、「心島~くくるじま~」だ。


生まれ島 もう遠い島


大都会のこの街で


なつかしい唄聴きました


立ち止まり目を閉じました


急ぎ足を止めたら


見えたものがありました


忘れものをしたような


思い出せずいるような


風よ吹けよ 花よ歌えよ


僕がいつの日か帰る島


人に流され 時間に追われても


胸の中には 心島


心、穏やかになっただろうか?

ただ残念なことに、これはキジムナーではない。どこからどう見ても
カッパ」である。林はキジムナーだと言い張っておったが・・・。

ちなみに沖縄の妖精・キジムナーはこれだ。
鉄崎・画。

さあそこで・・・

この夏、鉄崎・林といっしょに沖縄・小浜島で遊びませんか?
題して、
「てっちゃん・おっちゃんと行く小浜島、幸せ見つけ旅!」

くわしいお問い合わせは
ビーチ&リゾートはいむるぶし・0980-85-3116 までどうぞ。

鉄崎幹人公式HP http://www5.ocn.ne.jp/~tetsu/
はいむるぶし公式サイト http://www.haimurubushi.co.jp/  


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2010年06月11日

ハロー!ハリネズミ

特定外来生物指定の「ハリネズミ」が、
数年前から静岡で大変なことになっとるらしい。



これは実際に静岡県伊東市で捕獲されたハリネズミの剥製。
マンシュウハリネズミもしくはアムールハリネズミだろう。

一見、可愛らしく見える生きものだが、野鳥のヒナが捕食されたり、モグラ
なんかと競合したりと、やっぱり生態系に与える影響は少なくないのだ。

そもそもコイツも元はペット。アカミミガメもワニガメも、アライグマも
ソウシチョウも、なんとかアノールなんてトカゲも、元々はぜ~~んぶペット。

もういい加減、この手のペットの輸入は全面禁止にしたらどうだ?
外来生物法なんて、カゼひいてからカゼ薬飲んでるようなもの。

大事なのは「予防」、つまり「輸入停止」しかないだろう。

愛玩動物のなれの果て・・・かつては愛したクセに、いらなくなったら「悪者」
のレッテル貼って駆除。そんなヤツらがあまりにもかわいそうでならん。

ところで・・・





これもある意味、「ハリネズミ」。 鉄崎幹人、18の夜~~~♪

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2010年06月04日

小浜島のヘンなヤツ

小浜島で出会った、ヘンだけど愛しいヤツら。



チェッカーズみたいな髪型のヤギ。なつかしいところでは
デュランデュランにも見える。でもって角がバイキンマン。



めっちゃ毛深いカニ。その名の通りケブカガニと言う。
俺のスネ毛もそーとー毛深いが・・・



コイツには負けた。

そして極めつけがこの生きものだ。



な、なんじゃあこりゃ!いっしょに行った海洋生物研究者の
林正道でさえ、「初めて見た!」つってた。とにかく謎の生物。
貝の仲間なのかユムシの仲間なのか・・・?

なので名前は勝手につけさせていただいた。その名も・・・・



八重山・磯ティンティン

さあみなさんもごいっしょに。「八重山・磯ティンティン」。

小浜島。不思議いっぱいの、オモロい島である。

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2010年06月03日

小浜島・でっかいの小さいの

沖縄・小浜島のでっかい生きもの。



ダイビング中に出会ったマダラエイ。でかかった!
2メートルぐらいあったかも。



オオコウモリ。コイツもすげーでかい!羽広げると1メートル以上!
ちなみにグラスで発砲スチロールをこすって、キーキー音出すと
コイツらがワンサカ集まってくるのだ!ちょっと怖いよ。



イカのエサで釣れた通称アカジン。沖縄では最も高級魚らしい。
いや~デカかった~。もう引いた引いた。釣り上げるの大変。
そして釣ったアカジンは当然調理。



アカジンの刺身は最高にうまい!ハタの仲間は身がプリプリなのだ。
・・・あ、すんません。ウソついてました。コレ釣ったの、スタッフの
人です。でもちゃんと俺も釣ったんだよ。それが・・・



沖縄名・ミーバイ。なかなかのサイズでしょ?これも高級魚。うまい。

では続いて小さいもの編。



前回も紹介した日本一小さいセミ、イワサキクサゼミ。サトウキビの
葉っぱなんかについてて、ジーッて鳴いてる。ほとんど飛ばないので
手で簡単に捕まる。
あと、ご質問にあったナナホシキンカメムシ、あれね、臭くないんだよ。



ご存知、ニモちゃん。小浜の海は、サンゴも健全だった。



そしてこれが、リュウキュウコノハズクだ。フクロウの仲間だが、愛知
県内でコノハズクを見つけることがどれだけ大変なことか。
それが、フツーにホテルの敷地内にいる。すごい。

撮影はできなかったが、アカショウビンという野鳥ファンには垂涎もの
の鳥もめっちゃ鳴いてた。
とにかく・・・
生きもの好きにはたまらん島である。次回、「ヘンな生きもの」を紹介。

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