2014年12月31日

2014・ベストショット25

2014年大晦日。今年もたくさんの人が、この自然派ブログ「ハウリンウルフ」
を読んでくれました。ありがとう。そこで今回は今年の総決算企画。

「2014・ベストショット25」と題し、極めて自己満足的な企画ではありますが、今年
撮影した写真の中から、お気に入りのものをランキング形式で振り返ろうと思って
おります。「ベスト25」ってちょっと中途半端なのは、どーしても20枚に絞れなかった
から。・・・・・・では、25位から。



第25位・「セイタカシギ」。撮影場所、一色町。水面に映る姿が美しいかなと。



第24位・「アーチ型の橋」。
場所は長野県阿寺渓谷。これも水面でシンメトリーになってるカンジがいいっしょ?



第23位・「クロモジの花」。ちっちゃいけど立体的で綺麗な花。



第22位・「チョウゲンボウの飛翔」。この鳥は顔も可愛いんだけど、飛ぶ姿が
カッコいいのでこっちの写真を選んだ。



第21位・「ムササビの親子」。撮影場所、トヨタの森。この日、たまたま子供が巣の
外に出てきた瞬間が撮れた。なんとも微笑ましい2ショットだよね。



第20位・「ドウダンツツジの蜜を吸うクマバチ」。このハチは性格もおとなしいし、
ずんぐりして毛深くて、とっても可愛いヤツ。



第19位・「紅葉」。
今年も紅葉の写真はいっぱい撮ったけど、う~ん・・・コレが一番好きかな?



第18位・「カワセミ」。撮影場所、安城市・秋葉公園。ちょうど魚をくわえて枝にとまる
瞬間なんだけど、カワセミに関しては今年はもっといい写真撮りたいと思ってます。



第17位・「ハルリンドウ」。カメラの腕?関係ないっす。そもそも被写体が綺麗なの。



第16位・「川に架かる橋」。場所、長野県阿寺渓谷。「ザ・風情」な一枚。



第15位・「フグ」。場所は越前の海。潜って下からアオリで撮った一枚。



第14位・「伊勢湾の夕日」。丸一日、野鳥撮影した帰り道での光景。



第13位・「三河湾のきらめき」。天気が良かったので、綺麗な三河湾の写真が撮れた。



第12位・「沖縄・北谷の街並み」。めっちゃアメリカンな街の、アメリカンな一枚。
どこ写しても絵になるので、ここで撮った写真は額装して、部屋に飾ってあります。



第11位・「ノスリ」。場所・一色町。なんとも憂いをたたえた表情してない?



第10位・「ミヤマコアザミとチョウ」。撮影場所・伊吹山。手前にセセリ、後ろにヒョウモン。
いいカンジにフレームに入ってくれたなぁ。



第9位・「2羽のチュウヒ」。
1羽が来て、1羽が追い出された瞬間。これもグッドタイミングなフレームイン
なんだけど、そもそもチュウヒ自体が希少な鳥だからね。2ショットって奇跡に近い。



第8位・「雪解け」。どってこたない写真だけど、しずくと、逆光の具合が好きな一枚。



第7位・「座るカエル」。コレは今年、自分の中でブレイクした遊びなんだけど、カエル
の腹をなでて、動かなくさせてから座らせて写真を撮る。誰でもできる遊びだよ。
ちなみにサブタイトルは、「トノサマガエルとツチガエル、禁断の恋。」



第6位・「矢作川に浮かぶ舟」。なんだろう?・・・なんか好きな写真。



第5位・「コブハクチョウvsダイサギ」。場所、名古屋市・牧野ヶ池。
このダイサギのことが大嫌いなコブハクチョウ。とにかく一日中、追っかけまわしてた。
逃げちゃあ追い、逃げちゃあ追い。「トムとジェリーかお前ら!」っていう2羽でした。



第4位・「富士9合目の御来光」。今年の夏の思い出。でももう行きたくない。



さあいよいよベスト3だ。第3位・「田植えの風景」。
木陰があってさ、そこに田んぼの神様がいてさ、その後ろで手作業で稲を植える
じいちゃんとばあちゃん。なんとも古き良き、日本の情景ではないか。



そして第2位は、「ギンヤンマの産卵」。
これ、望遠レンズで撮ったわけじゃないんだよね。カメラ構えてたら向こうから
目の前にやってきてくれて・・・。まさに命の営みを感じた瞬間でした。

さぁそして栄えある第1位は・・・・・



ジャ~ン!「棚田とネコ」。

今年めっちゃいっぱい写真撮った中で、いちばん好きだったのがこの一枚だ。
ホントは背景をもうちょっとボカシたかったけど、そんな余裕がなかった。

すぐにどっか行っちゃったからコイツ。・・・・・でも可愛いヤツだったなぁ。
俺が棚田の写真撮ってたら、突然俺の足に体当たりしてきたのだ。まるで、
「自分も撮ってくれニャ」と言わんばかりに。なのにすぐどっか行きやがって・・・。

写真ってさ、その一枚を眺めてるだけで、いろんなことを思い出させてくれるよね。
一枚に詰まった物語。今さらだけど、写真っていいなって思った。

なんかすんません。今回はホント、自己満足なだけの内容で。
でも来年も、いろんな写真撮って、自然のおもしろさ、動植物の可愛らしさ、そして、
命の輝きを伝えていけたらいいな、って思ってます。

2014年もご愛読、ありがとうございました。ではみなさん、良いお年を・・・・・。


  


Posted by mikihito at 18:56Comments(1)

2014年12月27日

岐阜公園の小鳥たち

またまた行ってきました。金華山のふもと、岐阜公園。





最近よく出会う、エナガ。ちょろちょろ飛び回って、なかなかじっとしてくれない。



メスのモズがエサを探してきょろきょろしてる。



この杭はなかなかの撮影ポイント。いろんな鳥がとまってくれる。
カメラ、 OLYMPUS PEN Lite E-PL5。
レンズ、LUMIX G VARIO 100-300mm / F4.0-5.6。

手持ちでは限界があるなぁ。来年発売予定の、オリンパス300㎜F4に期待。
あ、そうそう。年明け早々、ニューカメラ、買っちゃうことにした。(嫁に内緒。)



以前オスを載っけたが、これはジョウビタキのメス。オスより地味な色だ。



そして今回、現れてくれました!オスのルリビタキが!いやぁ~嬉しかったなぁ。

人も鳥も、見た目で判断してはいけない。特に綺麗なものに惑わされてはいけない。
・・・・・な~んていつも自分に言い聞かせてるんだけど・・・・・
やっぱり目がいっちゃうんだよなぁ。ルリビタキには。綺麗だし、可愛いもん。

出会うとホント嬉しくなってしまう鳥、ルリビタキ。こんな小さい体で、大陸から日本に
毎年渡って来るのだ。その大変な行動に報いてやるためにも、越冬地である日本の
環境は、しっかり整えといてやることが必要だろう。

  


Posted by mikihito at 10:32Comments(0)

2014年12月24日

クリスマスには牡蠣

メリークリスマス!今宵みなさんは、何食べてるかな?



コレ、楽天で買った牡蠣。2キロで3980円。ちょっと高いかな?とも思ったけど、
届いてみてビックリ。粒がめっちゃデッカイのだ。かなりのオススメ品です!



よしっ!この牡蠣を燻製にしてみよう!



今までいろんな燻製作ってみたけど、牡蠣は初めての試み。
軽く塩をふり、100°Cの熱燻で約20分。水分が無くなってきたらもうすぐだ。



出来上がり~~。いい色になりました。どう?なかなか美味しそうでしょ?
しかもこの牡蠣、熱を加えても全然形が崩れてない!こりゃいい牡蠣だわ。



それをオリーブオイルに漬ければ完成。そのお味は・・・うん!めっちゃうまいっす!!

イブの夜、ワインにもシャンパンにも合う、牡蠣の燻製・オリーブオイル漬け
なかなかいいと思う。・・・・・あ、俺ワインもシャンパンも飲まねーわ。焼酎だった。

  


Posted by mikihito at 21:20Comments(0)

2014年12月17日

金華山からの眺望

前回の続き。岐阜・金華山からの眺め。





長良川をこんな高い場所から眺めたのは初めてだ。





快晴のこの日。なんと、遠くに御嶽山を見ることができた。



まだ噴火が続いてる!!



9月27日の大惨事から3カ月近く。
けれども、自然の脅威は、まだ収まっていなかった。

  


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2014年12月13日

いざ、岐阜城へ

わりと近いのに、今まで登ったことがなかった岐阜市・金華山
その頂上にそびえるのが、岐阜城



ふもとには岐阜公園があり、カメラ片手に散策するにはとってもいい場所だ。



金華山の登山コースは10通りもある。今回は駐車場も近く、初心者向けの、
七曲りコース」を行ってみよう。



遠くから見てもわかるが、金華山は「こんもりした山」。つまり照葉樹中心の山である。



もっとも優占樹木となっている、ツブラジイのドングリ。生で食べても甘い味がする。



最初のうちは林道だが、途中から階段の道に変わる。コレがけっこうキツいんだわ。



なんとなく・・・・・象に見える木。・・・・・うん、見える見える。



そして頂上付近、岐阜城に到着~~。
まわりにはトイレ、食堂、自販機、展望台も充実してて、ボランティアガイドさんもいた。

ちなみに岐阜城にまつわる戦国武将は、斎藤道三、織田信長、池田輝政、豊臣秀勝
など、城主がコロッコロ代わってて説明がめんどくさいので、WIKI見てちょーだい。



金華山山頂にいた、めっちゃ人慣れしたヤマガラ





エナガ。・・・・・あ、それから頂上からの景色だけど、めっちゃ素晴らしかった!
これはまた次回、載せます。



もうひとつ。頂上付近にある「リス村」。可愛いリスちゃんたちと触れ合うことができる、
人気のスポットだ。ただ・・・このリスは外来種、しかも特定外来生物に指定されてる、
タイワンリスである。
ここは管理された場所だが、金華山には野生化したタイワンリスが多数生息している。

金華山にはかつて、ニホンリスが生息していた。しかし競合に敗れ、姿を消した。

他にも野鳥の巣やヒナへの影響、樹木への影響、そして果実などの農作物被害・・・。
タイワンリスは、可愛い顔しててもかなり攻撃性の強い、激しい性質なのだ。
なんせ、特定外来生物。一般の人は飼育してはいけない存在だからね。

鎌倉なんかだと捕獲して駆除してるってのに、岐阜の金華山では、ふれあいの対象。
・・・・・なんかおかしくね?
人は、可愛いもの、綺麗なもの、カッコいいものに飛びつきやすい。でも、その姿形に
騙されてはいけない。もう一度言う。金華山のリスは、本当は、いてはいけないリス。

  


Posted by mikihito at 18:38Comments(4)

2014年12月08日

冬鳥、ジョウビタキ

12月8日。日本軍がパールハーバーを攻撃、太平洋戦争が始まった日。
ジョン・レノンが、ダコタハウス前で凶弾に倒れた日。そして・・・うちの息子の誕生日。

相変わらず寒いね。なんかフィールドに出るのも億劫な日々が続く・・・寒すぎて。
でもこないだ、森でジョウビタキに出会ったよ。



ジョウビタキは代表的な冬の渡り鳥だ。オレンジ色の体色が美しい。
毎年、この鳥に出会うと、あぁ冬がやって来たなぁ・・・・・って思う。



遠くの森に行かなくても、住宅地や街なかの公園なんかでもよく見られる鳥。
「ヒッ、ヒッ」って声が聞こえたら周りを見渡して探してみて。

冬はキライだけど、バードウォッチングには最適の季節。よし。今シーズンも、いい
写真いっぱい撮るぞ!またレンズ買っちゃおっかな。・・・もちろん嫁に内緒で・・・・・。



  


Posted by mikihito at 00:13Comments(4)

2014年12月04日

紅白を撮る

秋の紅白を撮る。(撮影時期・11月下旬)



ウメモドキ



シラタマホシクサ







ウメモドキは、葉の形や枝振りがウメに似ているのでこの名前がついてはいるが、
ウメの仲間ではなく、モチノキの仲間。しかし、「モドキ」ってのはあんまり有り難く
ない名前だよね。でも実のつき方は本家のウメより美しいと思う。



シラタマホシクサは、漢字で書くと「白玉星草」。名前の響きもいいし、字にしても
美しい。何よりこの群生・・・そんじょそこらにある植物ではないから、見つけると
めっちゃ嬉しくなってしまうのだ。でも撮影時期が一ヶ月遅かった・・・・・。





シラタマホシクサは、愛知・岐阜・三重・静岡の伊勢湾沿岸近辺の湿地にしか分布
しない、東海丘陵要素植物の一種で、環境省のレッドリストの絶滅危惧Ⅱ類に指定。
湿地の消滅、開発、土地造成、それに園芸用の採集などが原因で数を減らしてきた。

「可憐」という言葉を辞書で調べると、「姿・形がかわいらしく、守ってやりたくなるような
気持ちを起こさせるもの」とある。まさしくこの花にぴったりの言葉じゃないかな。


  


Posted by mikihito at 22:57Comments(0)