2015年12月26日

冬の森で遊びを見つける

2015年もあとちょっとでおしまい。今年もこのブログをご愛読いただき、
ありがとうございました。今年最後のネタは・・・地味です。まぁいつもだけど。



今回のテーマは「冬の森で遊びを見つける」。訪れたのは、愛知こどもの国。



まずはいろいろ写真を撮ってみる。ゴンズイの実がまだ残ってた。



この時期の森のごちそう、フユイチゴ。甘酸っぱくておいしい。



地味な冬の森にひときわ赤が映える、ヤマウルシ



こう見えてもキノコ仲間。かわいい形をした、ツチグリ



昔は当たり前にいたミノムシ。けれどもオオミノガのミノムシは今や、
絶滅危惧種になってしまった。外来種のヤドリバエの影響で激減した。



きれいなんだけど・・・・・やっぱり、こんな冬に紅葉って・・・・・おかしい。



温暖化により今後、紅葉の見ごろは冬、ってことになっていくんだろうか?



まだまだ新鮮なドングリがいっぱい落ちてたので拾ってみた。まずは水に
浮かべる。浮いてきたものは腐ってるか、中に虫が入っているので、リリース。



それをペンチ使って剥いて、ミキサーにかけ・・・・・



粉々にしたものをフライパンへ。



で、こんなふうに黒くなるまで炒る。



それをペーパーパックに詰めて煮出すと・・・ドングリコーヒーの出来上がり!
これがさぁ、意外とおいしかったんだよね。是非やってみて!ちなみに今回は、
コナラとスダジイのブレンド。今後、いろんなブレンドを試してみようと思う。



最後は今日撮った写真を入れた、写真立てを作ってみた。フレームは100均。
飾り付けもそのへんで拾ってきたもの。・・・・・の割にはなかなかかわいいでしょ?
50過ぎのおっさんが作ったとは思えないっしょ?ね?

てなワケで、何にもなさそうな冬の森でも、十分遊べることがわかった今回の企画。
寒くてもフィールドに出れば、いろんな楽しさが待ってるのだ。

みなさん、ホント今年一年、ご愛読ありがとう。来年もこのブログよろしく。良いお年を!

  


Posted by mikihito at 10:35Comments(1)

2015年12月20日

保護色と擬態



ちょっと茶色っぽいニホンアマガエル



朽ち木の所にいると、すんごく見つけにくい。これを「保護色」という。



なんにもいないように見える、ミカンの木。



でもよ~く見てみると、アゲハチョウの幼虫がいた。



この中に隠れてるのは・・・・・?



ウラギンシジミ



さっきのは茶色っぽかったけど・・・・・



今度は緑の保護色になってる、ニホンアマガエル。



木の枝そっくりに擬態する、エダナナフシ



ただの地面かと思ったら・・・・・



パカッとふたが開いた。これはトタテグモの巣穴。



こちらもただの樹皮に見える。ところが・・・・・



カネコトタテグモが巣を作っていて、獲物を待ち構えてるのだ。



最後は、最近見つけた擬態の様子。



秋の枯葉そっくりに化けてたのは、テングチョウだ。

こうして見てみると、天敵の多い彼らが、いかにして身を守っているか・・・
その一生懸命さが伝わってくるようだ。

そしてもうひとつ。自然は、「見る」ではなく「観る」という目で接した方が面白い。
そうすれば、今まで気づかなかった、いろんな発見があるはずだ。

寒い冬の森にだって・・・・・ほら。命が息づいてる。

  


Posted by mikihito at 13:46Comments(1)

2015年12月15日

春待つ命



まだ本格的な冬も来てないっつうのに・・・。今回のテーマは「春待つ命」。
可愛らしいハナミズキの実。なんだかバンザイしてるみたい。



春になると「まず咲く」・・・早春の花、マンサクのつぼみ。



今回の撮影地は、浜松市・都田総合公園。浜松市って、山も、川も、海も、
湖も、そして自然公園も全部揃ってて、しかも町なかから近いのがいいね。



意外と知られてないかもしれんが、ドウダンツツジの紅葉は結構きれい。



そして・・・・・あ、ヤバい。こんなの撮っちゃった。



カメラ女子と棲み分けするために、そしてカメラ好きおじさんのプライドとしても、
ネコとカフェラテアートだけは撮るまい・・・って思ってたのに・・・・・ヤバい!
撮っちゃったよネコ。あ~~ダメだ俺。でも・・・・・やっぱ可愛いわ。ネコ。

  


Posted by mikihito at 22:23Comments(0)

2015年12月08日

妻籠と馬篭



長野県南木曽町の妻籠宿(つまごじゅく)から、岐阜県中津川市の
馬篭宿(まごめじゅく)まで歩く今回の旅。



この日、人間よりもはるかに長い旅をするチョウ、アサギマダラに出会った。



武田信玄も、織田信長も、水戸黄門さまもこの道を通ったかと思うと感慨深いよね。



ふかふか落ち葉の道。特にカツラやタカノツメの落ち葉が、いい匂いを発してる。



名所のひとつ、男滝(おだき)と・・・・・



少し優しげな、女滝(めだき)。



さらに道中、樹齢300年のサワラの大木も見ることができる。江戸時代の旅人たち
と同じ木を、現代の俺が見てるわけだ。



なつかしい風景に出会える今回の旅。カメラはゼッタイ持っていくこと!





そうこうしてるうちに標高801m、馬篭峠の頂上に到着。



峠近くの「樹梨(じゅり)」で食べた栗おこわがめっちゃ美味しかった。
あとこのお店はお母さんのキャラが最高にオモロいので、是非立ち寄るべし!



そしてここから先は、写真に収めたくなる風景のオンパレード!













雨が降っちゃってちょっと残念だったけど、それでもいい写真はいっぱい撮れた。

なにより、日本人の心の琴線に触れるような、なつかしくてあったかい街並み。
でも驚いたのはこの日、日本人以上に外人さんの観光客が多かったことだ。
要するにこの場所には極めて、「古き良き日本」が残っている、ってことなんだろう。

妻籠から馬篭までの旅・・・・・ちょっと距離はあるけど、是非歩いてみてほしい。

  


Posted by mikihito at 18:46Comments(1)

2015年12月03日

養老山トレッキング



秋の養老山トレッキング。紅葉で有名な岐阜県養老郡養老町、養老公園を出発。



登山の無事を祈って、養老神社にお参り。ちなみに養老山の別名は「多芸山」。
名前の由来はよく知らんが、タレント業やってる人間にとっては縁起のいい名前
だよね?よっしゃ。ここはひとつ、頂上目指しつつ、しっかり芸も磨いていこう!



菊水霊泉。養老の山々が生み出す、豊かな水のひとつ。



ご存じ、養老の滝。・・・なんだっけ?孝行息子が病気の親のためにこの水を
汲みに来たら、それが酒に変わった・・・とかいう話だったよね?たしか?





で、やっとここからが登山道。



紅葉の名所・養老ですら、今年は色づきが今ひとつ・・・。残念。





でもこの山のいい所は、登山中ず~っと陽が当たってるので、登山道が明るい所。



しかしっ!こんなコワいものも・・・・・。これって・・・・・クマの爪あとじゃね??



2時間ほど登り続けると案内板が。かなり上まで来た!



ここからは養老山の頂上目指して、尾根筋を横に歩いていく。



見えた!展望台からの景色!天気も良くて最高!



ここからさらに頂上に向かって登る。



そしてついに・・・・・



標高859m、養老山山頂に到着~~!!よ~し、おもいっきり景色楽しんだろ!
・・・って思ったら・・・なにコレ??な~んも見えんやないか!樹木に覆われて。
養老山山頂ってこんなんなんだ・・・。



しょーがないから養老山のてっぺんで、養老サイダー飲んだった。
でもね、コレがめっちゃ美味しかったんだわ。喉乾いてたし。持ってってよかった!

秋の養老山トレッキング。養老公園、養老の滝とワンセットで、是非いかが?
あ、芸は全然磨けませんでした。

  


Posted by mikihito at 13:59Comments(0)