2017年10月28日

夕映えの響きコンサート



「夕陽日本一」を宣言した、西伊豆町の宇久須クリスタルビーチで今年
も、夕陽と音楽の競演が堪能できるイベント「夕映えの響きコンサート」
が9月30日に開催された。



まだお日様が高い状態のクリスタルビーチ。



だんだん日が傾いてきて・・・・・



俺もちょっとたそがれちゃったりして・・・・・



なんかカッコつけちゃったりして・・・・・



当然ステージの雰囲気もよくなってきて、お客さんも盛り上がって
くるわな。この日のゲストは、中西圭三さん、川嶋あいさん。
めちゃめちゃ素敵なステージでした!!



これがいっちばん美しい状態の夕日か??



それともこんな感じがベストか??



夕陽に照らされた空も雲も美しいし・・・やっぱこの時間帯かな?



・・・と思いきや、実は「マジックアワー」と呼ばれる、日没直後の
この時間帯が、最も素晴らしいことがわかった!!

まさしく「夕陽日本一のまち」の名にふさわしい、美しい光景でした。

     鉄崎幹人オフィシャルウェブサイト http://tetsuzaki.com/  


Posted by mikihito at 19:03Comments(0)

2017年10月21日

どんぐり大集合

今年の秋もたくさん集めてみました。どんぐり大集合!



まずはもっとも身近にあってオーソドックスなどんぐり、コナラ



続いては大型のどんぐり、アベマキ。殻斗と呼ばれる帽子の部分も
コナラとは全然違って、もじゃもじゃしてる。



アベマキとほぼ見た目が変わらない、クヌギ。ただしこの木は、関東
地方には多いが、東海地方には極めて少ない。

アベマキの葉の裏が白く見えるのは、毛が生えているから。東海地方
の貧栄養な土壌に生きるアベマキは、毛を蓄え、養分や水分の放出を
防いでいるワケだ。それに比べ、クヌギは葉が薄いため緑色に見える。



どんぐり、っていうのはブナ科の樹木の木の実の総称。だからこの
ヤマグリも、どんぐりなのだ。



愛知・岐阜・長野と北関東の一部でしか見られない、フモトミズナラ
のどんぐり。かつては「モンゴリナラ」と呼ばれていた。
標高の高い所に自生するミズナラに似てて、低地で見られるから
「フモトミズナラ」。・・・・・ただ、この樹木は非常に謎が多い。




カシワ。葉っぱはご存じ「柏餅」に使われるが、東海地方ではなかなか
自生していないため、代用品としてサルトリイバラの葉が使われること
もある。



カシワのどんぐりはかなり丸っこい。だから「どんぐりころころ」に登場する
のはコレではないかと。(もしくはクヌギかアベマキだと思う。)
だって、コナラなんかのとがったどんぐりだと、コロコロ転がらないもんね?



ここからはシイの木を3種類紹介するよ。まずはスダジイ



殻斗に包まれたどんぐりは、先のとがった弾丸形で、黒いのが特徴。
このどんぐりは生で食べても甘くておいしい。



ミニサイズのツブラジイ



スダジイより丸っこくて、名前の通りつぶらな感じ。



葉の形が「馬刀」に似てるから、マテバシイ



どんぐりは大型。こちらは生でなく、炒って食べてほしい。天津甘栗
を甘さ控えめにした感じの味で、ホントにおいしいと思う。



ここからはカシの木を3種類。まずはアラカシ



たてに筋が入ってるのが特徴。タンニンの含有量が多く、食べると・・・・・
め~~っちゃ渋い。たぶんどんぐりの中で最も渋いんじゃないかな?



続いて、シラカシ



そっくりではあるが、アラカシのようなたての筋は薄い。あと殻斗の
横の筋がはっきりしてて、堅果にちょっと深くかぶってるのが特徴。



最後は、ウラジロガシ。名前の通り、葉っぱの裏が白く、アラカシより
鋸歯がとがってる。カシはまだまだいろんな種類があるよ。



カシの木のどんぐりの違い、わかるかな?難しいよね・・・。



そして・・・こんな表を作ってみました。わかりやすいでしょ?

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Posted by mikihito at 10:51Comments(0)

2017年10月17日

富士川でラフティング



富士山を学び、遊び、守る活動をしてる「ふじさん部」。
今回は・・・富士山の西側を流れる富士川でラフティング。



当日は小雨降る肌寒い日だったが、たくさんのメンバーが集まった。





専用のゴムボートで川を下るラフティング。途中かなりの激流もあり、
スリル満点!め~っちゃ面白くて、大人も子供もワーキャーの大歓声!







以前CBCテレビでやってたアウトドア番組で、「手作りイカダで長良川を下る」
って企画やったんだけど、そん時は3度失敗。4回目のチャレンジでやっと成功。
あの時はあまりに流れが激し過ぎて、マジで死を感じたもんな。





途中、ボートから下りて上陸。カジカガエルがいたよ。



こんな滝もあり。



こうして見ると、あらためて富士川の形成には富士山の噴火が大きく
関わってることがわかる。



ゴールが見えてきた。



いや~~ホント面白かったわ~~富士川ラフティング。



お昼のバーベキューもめっちゃ美味しくてさ。もう、大満足の一日でした!
よかったらみなさんもふじさん部、入りません??楽しいっすよ!

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Posted by mikihito at 21:25Comments(0)

2017年10月10日

ダムに沈む自然・後編



豊川・松戸橋からの眺め。



肌寒い天気だったけど、久々に潜ってみた。アユ、カワムツ、オイカワ、
相変わらずスゴい数の魚たちがいた。(写真はヨシノボリ。)



ウグイ。





さらにその上流へ・・・。



きれいなアマゴが釣れた。



大名倉(おおなぐら)の集落跡。



ダム建設が決まり、ここの人たちは移住を余儀なくされた。



かつての人々の営みの跡は見られる。けれど、そこにもう人はいない。



八橋地区にある、ウバヒガンザクラ。設楽町の天然記念物でもある。
100年以上昔から、ここに住む人々の暮らしを見つめてきた。



しかし、この村も、ダムの底に沈む。ふるさとを失う人たちは、今何を思うのか?

治水と利水、そして「活力に満ちた東三河地域の発展に貢献するための役割」
のための設楽ダム建設。
しかし本当に利水は必要なのか?治水しなくてはならないほどの暴れ川なのか?

今、ただでさえ豊川が注ぐ三河湾のアサリは激減している。そのアサリの稚貝の
採取は、ほとんどがこの川の海への流入域、六条干潟近辺である。

ダムは、水を殺す。溜めた水は当然、ダムの最低部から放水される。
それはつまり、ダムの底の、酸素も栄養分も不足した死に水である。

「川は、流れてこそ、川」・・・・・豊かで貴重な自然を壊してまで行う一大事業。
それが本当に必要であるとは、到底思えない。・・・設楽ダムは、いらない。

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2017年10月03日

ダムに沈む自然

愛知県東三河地方を流れる豊川。その河口から約70km上流、
愛知県北設楽郡設楽町に建設されるのが、「設楽ダム」だ。







奥三河特有の、豊かで貴重な自然が残る場所。
この3枚の写真の場所すべてが、ダムの底に沈む。



総事業費、約2,400億円。当然税金が使われるワケだから、我々は
もっと現状を知っておくべきだろう。・・・工事は、もう始まっている。



看板に記された湛水線。ここまで水が来る。ここまでダムの底に沈む。
吹き抜ける風、野鳥のさえずり、人の暮らしの遥か昔からここにあった
木々。そのすべてがダムの底に沈む。・・・・それを想像してみてほしい。









工事は、もう動き出しているのだ。この事実を、県民は知ってるんだろうか?
行政は、メディアは、知らせてるんだろうか?



松戸橋から見る豊川。ここには天然記念物でもあり絶滅危惧種でもある
ネコギギという魚が生息している。

「設楽ダムは、豊川で幾度となく繰り返されている洪水氾濫と、頻発する
渇水の被害から人々の暮らしを守るため、そして活力に満ちた東三河地域
の発展に貢献するための3つの役割を果たす多目的ダムです。」
                              (国土交通省HPより)

本当にこのダムは必要なのか??貴重な自然を破壊してまで??

・・・・・議論も進まず、県民の中にその結論がまだ出ない中、すでに
愛知県最大の環境破壊は始まっている。

     鉄崎幹人オフィシャルウェブサイト http://tetsuzaki.com/  


Posted by mikihito at 20:43Comments(0)