堀川エコロボットコンテスト
先日おこなわれた「
堀川エコロボットコンテスト」。
名古屋屈指の(?)汚れた川、堀川の浄化を目的に、毎年開催されているイベント。
水質浄化やゴミ回収の能力を持った、様々なロボットが参加する中・・・
やっぱりこの人も参加。海洋
楽者、林正道。
手にしているのはシャチ・ロボットだ。
都市河川、堀川をシャチが泳ぐ!ロボットだけど。・・・ん?待てよ?
・・・堀川とシャチ・・・堀川とシャチ・・・
そうだ!
シャチは堀川にやって来たことがある!2000年の2月に!
これはロボットではない。
体長6メートルの、ホンモノのシャチだ。
太平洋から名古屋港、そして堀川と、迷い込んで来てしまったシャチ。
この時、堀川に飛び込んで、シャチをそれ以上上流に行かせないよう、救助していた
のが林だった。その際に撮影したのが上の画像。シャチの背ビレ越しの、ありえない
一枚である。
かつて、堀川は清流だった。名古屋の海にはシャチも、サメも、クジラもいた。
今では考えられないことだ。けれど、その遠い記憶のDNAが、何かしら残っていた
からこそ、このシャチは堀川にやって来たんじゃないだろうか。
「川や、海をきれいにしよーね!」のメッセージをたずさえて。
「堀川エコロボットコンテスト」。とってもいいイベントである。けれど、本当は
そんなこと、やらなくてもいい・・・ってのが一番なんだよね。