防災を考える
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さて先日、ある防災イベントのロケハンのため、神戸に行ってきた。
1995年1月17日に起こった、「
阪神淡路大震災」。
あれから17年、被災地がいかにして復興したのかを取材し、その体験と教訓
を、東日本大震災の復興にもつなげていこう、という主旨のイベントである。
特に火災がひどかった、長田地区。(震災当時の写真の提供はすべて、
「阪神淡路大震災記念・人と防災未来センター
http://www.dri.ne.jp/)
その長田地区の現在。
被災直後の鷹取商店街。
同じ場所で写した現在の写真。
めちゃくちゃになってしまったアーケード街も、
今はこんなにきれいになった。
被災時の三宮のビル。
その現在の姿。
阪急三宮駅。震災の3日後、俺は携帯ラジオ200台積んで、バイクで神戸に
入った。道路がめちゃくちゃに破壊され、大渋滞でクルマで行くのが不可能
だったからだ。家も、駅も、線路も、高速も、すべてがめちゃくちゃだった。
現在の三宮駅。美しい街・神戸の玄関口だ。
こうして昔と今を対比させてみると、改めてヒトのチカラってすごいと思う。
JR新長田駅の近くにある若松公園。ここに、復興のシンボルが立っている。
近づいてみると・・・なんかいるぞ!?
どデカい
鉄人28号だっ!!その高さ、実に15メートル!!
この実物大モニュメント、原作者の横山光輝さんが神戸市・須磨区出身という
ことで、2009年10月、地元のNPOのみなさんが中心となって作られた。
復興のシンボル、鉄人28号。その右手は高々と未来に向かって突き上げられ
てるように思える。
地元のおばあちゃんは言ってた。「
神戸は立ち直ったよ。10年かかったけど。」
これがそのまま東北のみなさんに当てはまるかどうかはわからない。
口だけで無責任に、「がんばって!」などと安直なことも言えない。言わない。
けれども、人間は・・・・・強い。・・・・・それだけは間違いないと思った。