5月13日、てっちゃん48回目の誕生日。みなさんからプレゼントや
お祝いのお言葉いただき、誠に感謝。ホントありがとう。
その2日前、三重県・鈴鹿山脈の
釈迦ケ岳っつう山に登ってきた。
普段アウトドアだ、自然派だ、つっときながら、実は登山は・・・キラい。
だってツラいんだもん。登山。標高200mくらいならいいんだけど、この山
1000m以上あるんだもん。まぁでもテレビロケだったから・・・頑張りましたよ。
とはいえ、やっぱり新緑の森は気持ちいい。このあたりの山は針葉樹が少
なくて森が明るいのだ。・・・ってことで順調にスタート。
今年初のハンミョウに出会う。この夏、コイツには何度も会うことだろう。
マムシグサの仲間。その名の通り、茎の部分がマムシ模様だ。沢沿いに多く
生えるサトイモ科の植物。この山はとにかく水が多く流れ、湿り気がある山だ。
(だから三重の山は夏場、ヒルとマムシが多い。)
順調にトレッキング、と思ってたら・・・おいっ!なんだよ!!土砂崩れ起こし
とるやないかい!!その下は断崖絶壁。ここの通過はマジ怖かった。
この季節にしては珍しく、黄色いキノコを発見。名前がわからないので、
「
味カレーキノコ」と名付けてやった。
続いて頭だけのミヤマクワガタ発見。食った犯人はカラスか?カケスか?
はたまたミミズクの仲間か?いずれにしても俺たちのアイドル、ミヤマクワガタ
食うとは・・・・・許せねぇ。
とかなんとか言いながら登ってたら、急に霧が濃くなってきた。しかもこの日は
強風が吹き荒れ、異常に寒かった。・・・だんだんテンション下がってきた。
でもそれを吹き飛ばしてくれたのが、この景色だ。
山と山の間から、四日市の街と海が見える。そういえば24の時、四日市の子と
つき合ってたなぁ・・・などと感慨深げにつぶやいてみる。
標高800近くまで登った所に、ニョイスミレが咲いてた。すごいなスミレって。
こんな寒い場所なのに。そういえば、スミレのように控えめな子だったなぁ・・・
・・・四日市の子。・・・などと感慨深げにもう一回つぶやいてみる。
ここまでおよそ3時間。楽なルート通ってきたんだけど、けっこう足腰、フラフラ。
いよいよ頂上の看板が見えた!
そしてついに・・・頂上到着!!・・・さてさて、どんな景色なんか、
見てみよ~~~っと。(桂小枝風。)
いや、
景色イマイチやん!!途中で見た景色の方が良かったやん!!
とかなんとかブーたれてはみたけど、やっぱり頂上に辿り着けたのはうれしい。
最初にも書いたように、登山ってキラいなんだけど・・・この瞬間の感動ってのは、
やっぱりいいモンだとは思う。辛かった分だけ、達成感が増すんだろうね。
ただし!登山は山降りるまでが登山。次回、登山より大変だった「
下山」の模様
をお伝えいたします。