釈迦ケ岳登山・その1

mikihito

2012年05月14日 23:13

5月13日、てっちゃん48回目の誕生日。みなさんからプレゼントや
お祝いのお言葉いただき、誠に感謝。ホントありがとう。



その2日前、三重県・鈴鹿山脈の釈迦ケ岳っつう山に登ってきた。



普段アウトドアだ、自然派だ、つっときながら、実は登山は・・・キラい。
だってツラいんだもん。登山。標高200mくらいならいいんだけど、この山
1000m以上あるんだもん。まぁでもテレビロケだったから・・・頑張りましたよ。



とはいえ、やっぱり新緑の森は気持ちいい。このあたりの山は針葉樹が少
なくて森が明るいのだ。・・・ってことで順調にスタート。



今年初のハンミョウに出会う。この夏、コイツには何度も会うことだろう。



マムシグサの仲間。その名の通り、茎の部分がマムシ模様だ。沢沿いに多く
生えるサトイモ科の植物。この山はとにかく水が多く流れ、湿り気がある山だ。
(だから三重の山は夏場、ヒルとマムシが多い。)



順調にトレッキング、と思ってたら・・・おいっ!なんだよ!!土砂崩れ起こし
とるやないかい!!その下は断崖絶壁。ここの通過はマジ怖かった。



この季節にしては珍しく、黄色いキノコを発見。名前がわからないので、
味カレーキノコ」と名付けてやった。



続いて頭だけのミヤマクワガタ発見。食った犯人はカラスか?カケスか?
はたまたミミズクの仲間か?いずれにしても俺たちのアイドル、ミヤマクワガタ
食うとは・・・・・許せねぇ。



とかなんとか言いながら登ってたら、急に霧が濃くなってきた。しかもこの日は
強風が吹き荒れ、異常に寒かった。・・・だんだんテンション下がってきた。



でもそれを吹き飛ばしてくれたのが、この景色だ。



山と山の間から、四日市の街と海が見える。そういえば24の時、四日市の子と
つき合ってたなぁ・・・などと感慨深げにつぶやいてみる。



標高800近くまで登った所に、ニョイスミレが咲いてた。すごいなスミレって。
こんな寒い場所なのに。そういえば、スミレのように控えめな子だったなぁ・・・
・・・四日市の子。・・・などと感慨深げにもう一回つぶやいてみる。



ここまでおよそ3時間。楽なルート通ってきたんだけど、けっこう足腰、フラフラ。
いよいよ頂上の看板が見えた!



そしてついに・・・頂上到着!!・・・さてさて、どんな景色なんか、
見てみよ~~~っと。(桂小枝風。)



いや、景色イマイチやん!!途中で見た景色の方が良かったやん!!

とかなんとかブーたれてはみたけど、やっぱり頂上に辿り着けたのはうれしい。
最初にも書いたように、登山ってキラいなんだけど・・・この瞬間の感動ってのは、
やっぱりいいモンだとは思う。辛かった分だけ、達成感が増すんだろうね。

ただし!登山は山降りるまでが登山。次回、登山より大変だった「下山」の模様
をお伝えいたします。