2013年06月08日

ケリの親子愛

最近ほとんど毎日フィールドに出てて、紹介したい写真がいっぱい。
そのため珍しく、マメにブログの更新してます。

ケリの親子愛

チドリ目チドリ科・ケリ。中部地方では多く見られる野鳥である。くちばしと足が黄色。
目は充血してるような赤。そして翼を広げると裏側が白黒のきれいなツートーン。

コイツがさぁ・・・めっちゃ気が強いんだ。田んぼの畦道を歩いていて、この鳥に威嚇
されたり追っかけられたりした経験はないだろうか?コレが・・・けっこうビビるのだ。

ケリというのは大変警戒心が強く、また気も強い鳥。特にこの時期、子育てシーズン
に近くに寄ってくるものは、カラスだろうが犬だろうが、もちろん人間だろうが容赦なし。

ケリの親子愛

この日もたまたま畦道を歩いてたらケリに遭遇。するとすかさず「ケッケッケッ!」と
でっかい声で威嚇しながらアタックしてきたのだ。見てこの顔。めっちゃ怒ってるやん!
目真っ赤にして。5mくらいまで近づくからね。そりゃもうコワいことコワいこと。

ケリの親子愛

でもこの親子愛、人間も見習うべきかもしれん。我が子を守るため、自分より
はるかに体のデカい相手に立ち向かうなんて・・・・・たいしたもんだと思う。

ケリの親子愛

ちなみにこのヒバリや、シギ、チドリの仲間は、外敵が近づくとわざとケガをしたふり
をし、注意を自分に惹きつけて巣やヒナを守る。これを偽傷(ぎしょう)行動という。

相変わらず飛び込んでくる児童虐待のニュース。無責任な親は、この鳥たちを見習え。



この記事へのコメント
ケリに蹴り入れられちゃう?(^^;
Posted by 袋井の赤い跳ね馬 at 2013年06月09日 08:37
こんにちは。親子愛はなかなか金じゃ買えんばかりに変えれんばっかりなのが当たり前。とりわけケリに雲雀に燕等々の野鳥はやはり成育するまで世話すべきという責任感あってこそ、ホンマの親子愛に家族愛があるんですね?やはり宿命ながらも家族のために成育責務を果たしてこそ、ですね?
Posted by 遠州源氏虎トモこと森田トモヒロ at 2013年06月09日 17:40
今晩は。

昨日、セッカが撮りたくて、田んぼ地帯に出かけたのですが、田んぼ道に
ケリがお出ましになりました。多分、近くにチピが居たのでしょうか。
車にも向かってきて、ここに近づくなって感じで気迫の威嚇。
窓から飛び込んできそうな迫力でした。

あと、変わりますが、段戸裏谷へ土曜日(8日)に行きました。
少し歩いただけですが、「カシナガ殺虫中」と書かれた巨木達の
無残な姿がゴロゴロしていました。
もう、何百年頑張った木達が、あんな姿になるのを見てしまうと
これ以上、拡大しないことを、わたくしは、なにも出来ないけど、思います。
Posted by としぼう at 2013年06月10日 22:32
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