2008年09月28日

キノコ祭り開催中!

今、各地の山ではキノコ祭りが開催中である。

 ♪ 咲いた~咲いた~ キノコのカサが~ ♪
 ♪ 並んだ~並んだ~ あかしろきいろ~ ♪


うわ!すげー!!ホントにあかしろきいろだ!


鉄崎幹人公式HP http://www5.ocn.ne.jp/~tetsu/  


Posted by mikihito at 22:28Comments(2)

2008年09月25日

謎の生きもの

1年のうちかなりの日数、森・川・海などのフィールドに出て、相当たくさんの
生きものたちに出会っているつもりでいたが、それでも初めて見る生きもの
で、「え?何これ?!」ってのがたまにいるんだよな。

ついこないだ愛知県知多半島の武豊自然公園で出会ったのがこいつ。



な、なんじゃこりゃ!!見たことねーよ。右の写真、めっちゃ怒ってるし。
誰か知ってたらこいつの名前教えて!!



エビぞるエビぞる。イナバウワるイナバウワる。古いけど。
間違いなくこいつ、ウルトラマンの怪獣のモチーフになってると思う。
名前忘れたけど。いたじゃんこんなの。

とにかく、自然の中ってのは未知なるものにあふれてて、いつ行ってもその
都度新しい感動が見つかるってことだ。だから自然はおもしろい。
いやあホントにおもしろい。

PS・その後、この生きものは「シャチホコガ」の幼虫であることが判明。
   そりゃエビぞるはずだわ。日本生態系協会の佐山さん、d.dさん、
   (そーそーツインテール!)若年寄りさん、どうもありがと!!


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Posted by mikihito at 21:45Comments(3)

2008年09月21日

海に幸あれ

愛知県幡豆郡一色町という所に「三河一色さかな村」という市場がある。



朝6時、かなり遠方からもお客さんが来て、三河湾でその日に獲れた海の幸
を買い込んでいく。言わば「海の朝市」なのだが、とにかくご注目いただきたい
のはその驚きの値段である。




マメダイ(シズともいう)が300円!アジがこれだけテンコ盛りで500円!




普段あまり食べないとはいえミズフグが450円、ヒレに毒があって身も少し
アンモニア臭がするけど煮付けるとうまいアイゴは2匹で300円。



エイなんて1000円だぞ1000円!・・・いや1000円て言われても・・・
確かにデカイから割安感はめっちゃあるんですけど・・・
どーやって食べたらよかとですか??

いかがだったでしょうか?今回俺が伝えたかったのは2つ。

まず、三河湾は汚ないと言われてるけど、どっこいこんなにも海の幸が豊か
だってこと。そしていかに我々がこの身近な海の幸を普段食ってないか、
ってこと。だって食卓でめったに見かけない魚ばっかりだったもん。

そして2つ目は、魚って浜の値段はこんなにも安いんだってこと。
それが食卓にあがる頃にはそこそこの値段になってしまう。これは農業や
林業にも言える、流通過程の問題である。

逆に言うと、漁師は魚獲ってもこれだけしか儲からないってことだ。
そりゃ原油高騰で、リッター当たり1キロ弱しか走れないような船出して、
テンコ盛りのアジが500円で売られちゃあ、漁師さんもやってられないだろう。

農・林・漁業を救うためには、我々消費者がある程度覚悟を決めて「買う」こと
が大切なんだろうな。


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Posted by mikihito at 23:35Comments(3)

2008年09月19日

この夏、総決算!その3

以前ものっけたけど、8月に南アルプスに登ってきた。

静岡市井川方面からさわらじまロッジを経由して荒川東岳へ。1泊2日の
強行ロケである。OAは10月23日、SBSテレビ見てね!


途中、大井川の源流近くを歩く。右は木の根元から湧き出る豊富な伏流水。
しかし俺静岡に来て1年半、安倍川と大井川の源流域2つとも行っちゃったよ。


千枚岳あたりから富士山を望む。まさしく絶景!
そしてそろそろ森林限界。ダケカンバが無くなりハイマツ帯が広がる。


いよいよ頂上間近!巨大な岩石がごろごろ。この辺は地質的に赤い岩が
多いんだって。


こんなトコ歩くんだぜ~!かなり危険な箇所もあった。
しかしいつも思うけどカメラクルーさん達はタイヘンだよな。荷物重いもん。


そしてついに標高3141m、荒川東岳の山頂へ!!俺ぶっちゃけ登山って
嫌いなんだけど、この瞬間だけはやっぱ大感動である。
何がスゴイって、この場所なんと、静岡市葵区なのだ!

で、山頂でお湯沸かして最高にうまいチキンラーメン食べようとしたら・・・・・
道具だけ持ってきて肝心のチキンラーメン、ロケ車に忘れてきた・・・・・。

まあ何はともあれ無事に南アルプスに登りきり(とにかく天気に恵まれたこと
が何より。)あとは10月のOAを楽しみにしたいと思う。
スタッフのみなさん、ガイドの米沢さん、ホントにありがとうございました!
美しい高山植物もいっぱい撮影してきたのでいつかこのブログにのっけます。

じゃ最後に、今回出会った動物たちの写真を・・・


出発直後のロケ車からチラッと見えたキツネと、めっちゃ立派なツノのオスジカ。


子供連れてたニホンザル。実は同じ場所でスタッフがクマも見たらしい。こわっ!
そして驚いたのは標高3000mでもアゲハチョウがいたこと。これを単純に
温暖化と結びつけるわけにはいかないが、途中のさわらじまロッジの森では
アブラゼミが鳴いていた。以前はいなかったという。

これは間違いなく温暖化の影響だろう。
・・・・・・美しい南アルプスの自然が、いつまでも保たれることを心より願う。


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Posted by mikihito at 16:34Comments(1)

2008年09月12日

この夏、総決算!その2

2008年夏、ついに宿敵を釣り上げた。

宿敵とは言っても、彼らは勝手に日本に連れて来られて放流され、
そこで懸命に生きてるだけ。それでも野放しにしておくとガンガン在来魚
食っちまって水辺生態系をめちゃめちゃにしてしまうので、やっぱり釣って、
食って、数を減らすということは大事である。

その宿敵の名前は、「チャネル・キャットフィッシュ」。通称「アメリカナマズ」。

愛知・矢作川ではこいつにずいぶんとアユを始めとする在来の魚が食われて
いるらしい。去年は釣れなかったので2年越しのチャレンジである。

その夜、矢作のダム湖ではたて続けにウナギやらギギやらギンブナやらが
ヒット。川の夜釣りは想像以上に魚が活発に食いつき、ワクワクする。



ところがカンジンのアメリカナマズだけが掛からない・・・
待つこと5時間、あきらめかけたその時、電気ウキが吸い込まれ、置きザオが
水中へと引きずりこまれていく!!
もう一本のサオで何とかラインを引っ掛け、水中のサオを回収、そして10分
以上の格闘の末、ついに・・・・・



アメナマをゲット!!体長約60センチ、アメナマにしちゃ小ぶりな個体。でかい
のは1メートルを越す。それでもごっついリールのついた海用ロッドを持ってっち
まうんだから、たいした力、タフな魚である。
写真でわかると思うが、日本のナマズと違いアメナマは上唇の方がとんがって
出ている。

さ~それじゃいよいよ、アメナマ食っちゃうよ!!


とにかく骨が固い。さすがの俺もこいつをさばく自信が無かったので、料理屋の
板さんにお願いしたのだが、ホントに苦労してた。


けれど3枚におろした後の身は、そのグロテスクな姿からは想像できないほど
白くてきれいっしょ!?
今回はそれをフライにしてもらった。そして、試食・・・・・



う、うまい!マジうまい!決して大げさじゃなく今まで食べた白身魚のフライの中
でいちばんうまかったかも知れん。いやホントに。
なんでも本場アメリカのフィッシュバーガーの中身はほとんどこれが使われてる
らしい。しかも日本には食用移入。そりゃうまいはずだ。

とにかくみなさんも機会があったら一度ご賞味あれ。特定外来生物に指定されて
いるため、生きたままの移動はできない。けれどこいつは愛知だけでなく、全国の
河川にすでに生息・繁殖してるはず。

みなさんが一匹釣って、それ食ってくれたら限りない数の在来魚たちの命が救わ
れることになる。だからジャンジャン釣って、そして食ってくれ。

ただし、食うときには必ず手を合わせて、こうつぶやいてやってほしい。

「・・・すまんのう。お前には何の罪もないのにな・・・・」と。


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Posted by mikihito at 23:46Comments(1)

2008年09月07日

この夏、総決算!その1

2008年夏は慌しく過ぎていった。

「たまにはのんびりするか!」なんて日は1日も無かったように思う。
それくらいよく遊び、よく働いた。

7月21日海の日、夏の到来とともにまずは毎年恒例の「剃毛」イベント
がひっそりと開催された。て言うか自分で剃るんだけど。暑いからね。
これが、こうなる。

振り返れば今年の夏も、実にさまざまな出会いがあった。

迷いフクロウの「フクちゃん」。なんともぬいぐるみのような可愛らしさ!
すくすくと育ち、先日無事に飼い主の元を旅立っていった。

そしてもちろん数々の感動も・・・

サザン・30周年コンサートの「OH クラウディア」、「朝方ムーンライト」、
そしてド・エンドの「YaYa あの時を忘れない」では雨に濡れながら44の
おっさんがマジ泣きした。

それから、さかなくんとの出会いも良き思い出となった。

名古屋市の科学館でこども向けの自然教室をいっしょにやらせていただいた
のだが、さかなくんは本当にさかなが好きなんだなぁって実感した。なぜなら、


授業で使うナマの魚をスタッフに注文してたもん。すごいこだわり!
でもさかなくんの授業はホントにおもしろくてホントにためになった。
ありがとう、さかなくん!

そんなこんなであっという間に時は流れ、気づいたら早や秋の気配。
けれど俺のカラダにゃまだまだ夏の名残りがたっぷりと刻まれておる。
それがこの日焼けあとである。


「チョコバナナか!」 「きのこの山か!」
「お前1ヶ月ちょっとでだいぶスネ毛のびとるやないか!」

ツッコミはお好きにどうぞ。とにかく、夏はまだまだ終わらない・・・


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Posted by mikihito at 01:25Comments(4)