2012年08月30日

夏の終わりに

2012年、夏の終わりの写真集。



イガはまだ緑だけど、確実に秋は近づいている。



ワレモコウ



ツリガネニンジン



メスのヤブヤンマ



ハラビロトンボ



おっ!トノサマバッタだ!・・・と思ったら、



羽に車輪状の模様がある、クルマバッタだった。



ギボウシ



ヘクソカズラの花。なんて可哀想な名前なんだって思うけど、実際この実は
ウ〇コの臭いがする。でも花はこんなにも可憐なのだ。



センブリ、ドクダミに並ぶ日本3大薬草のひとつ、ゲンノショウコ
漢字で書くと「現の証拠」。下痢に効くらしいよ。



ゲンノショウコ・ピンク系。



夏の終わりは、アユも油がのってておいしい。



刺身にしてもサイコーだ。アユたちの寿命もあと3ヶ月で尽きる。



コオニヤンマ。と、その後ろで去り行く夏を惜しみながら遊ぶ、我が子たち。
秋になったらもう、こんな川遊びもできなくなっちゃう・・・・・。



海の日に剃毛した足も、もうこんなんなっちゃって・・・・・。
悲しいけれど秋は、一歩ずつ近づいている。  


Posted by mikihito at 10:29Comments(2)

2012年08月24日

今年もセミ、食べました

8月21日のSBSラジオ「らぶらじ」のコーナー。



題して、「昆虫クッキング・セミを食べちゃおう」!!



用意したのはアブラゼミのオスとメス、あとクマゼミのメスでございます。



調理方法はいたってカンタン。セミをただ姿揚げにするだけでございます。



え~カンジにカラッと揚がっております。ではさっそく試食を・・・・・



お前が食うんかいっ!!

この日のパーソナリティーは夏休みの小沼アナに代わって、ピンチヒッター
柳澤亜弓アナ。・・・しかしまさか、率先して食べちゃうとは・・・。

SBSの女子アナは猛者ぞろいだ。前回、小沼はカメムシを食い、今回は
柳澤がセミを食う・・・。どんな会社だよSBS。この弾け方は他局には、ない。

しかもお味の感想は・・・「おいしい!」だって。すげーなおい。

でも確かにセミはおいしい「食べもの」なのだ。川エビに似た味である。
さらに言うと、オスよりメスの方がうまい。なぜならオスはジージー鳴くため
に腹の部分に共鳴板があり、中が空洞になってるのだ。その点、メスは身が
ぎっしり詰まっておる。あとクマゼミよりアブラゼミがオススメ。

みなさん。なるべく早い段階で、昆虫を食べれるようにしといた方がいいよ。
マジで。いやホントマジで。
来たるべく食糧難の時代に備えて・・・ね。過去ブログも参考にしてちょーだい。

http://mikihito.hamazo.tv/e3373469.html
http://mikihito.hamazo.tv/e3348134.html

最後にもう一度言おう。セミは・・・うまい。  


Posted by mikihito at 17:03Comments(4)

2012年08月20日

スモーカーをプレゼント

安城市、刈谷市など西三河地方の自然を紹介し、その自然の中で遊び、
守る大切さを伝える番組「三河みちくさ散歩道」。

キャッチネットワークではテレビの放送、ピッチFMではラジオの放送、
という、全国でも珍しい「メディアミックス」という形の番組だ。

2003年にスタートしたこの番組。その放送回数が、ついに今年の9月1日で
500回を迎えることになりました!はい拍手!

・・・そこでこの度、放送500回を記念して、テレビの視聴者さんと
ラジオのリスナーさんに、番組オリジナルの「スモーカー」をプレゼント
いたします!はい、もう1回拍手!



それがこちら。新富士バーナー社製のおかもち型スモーカー「いぶし処」。

普段から俺も愛用してるモノだが、とにかく使い勝手が良くて、誰でも
おいしい燻製が手軽に作れてしまうこのスモーカーを、5人の方にプレゼ
ントしちゃいます!



持ち手の部分には、番組のロゴも刻印されてるスペシャルなスモーカー。

このブログ見て応募!ってのもOKだそうなので、欲しいっす!って人は
こちらまでどうぞ。

メール pitch@838.fm  
ファックス 0566-27-7767  三河みちくさ散歩道プレゼント係まで。

どちらも住所・氏名・年齢・電話番号・そして観たり聴いたりできる人は
番組の感想も書き添えてちょーだい。締め切りは9月1日です。

応募待ってます。そして今後とも番組の応援、よろしくお願いしますよ!  


Posted by mikihito at 20:10Comments(0)

2012年08月16日

天の岩戸と竹島

三重県磯部町・伊勢志摩国立公園内にある「天の岩戸」。



古事記に登場する有名な神話、天照大神(あまてらすおおみかみ)が須佐之男尊
(すさのおのみこと)の悪事を戒めるために、自ら引きこもった、とされる場所。



これがその洞穴だ。天宇受賣命(あめのうずめ)が神々を笑わせ、天照大神を
導き出すまで、この世は闇に覆われ、禍にあふれていた。

そういった意味では、天宇受賣命は我々タレントの「祖」といえるんだろうなぁ。



ところで「天の岩戸」と呼ばれる場所は全国にいくつかある。
京都、滋賀、岡山、徳島、そしてなんと、沖縄にも伝説はあるらしい。

中でもやはり宮崎・高千穂町の天岩戸は別格だろう。さすが国造りの町である。



けれどもここ、三重の天の岩戸も、その神聖さと厳かさでは他に負けてはいない。
なんせお伊勢さんのすぐ近くだ。歴史が物語として、日本人の魂にジンジン
染み込んでくる気がするのだ。



慣習として、しきたりとして、日本人の魂の中に染み込んでいるもの・・・。

それがこの「禊滝」(みそぎだき)である。その名の通り、禊ぎをするための滝。
伊勢街道沿いには「祓川」(はらいがわ)という川もある。

太古より日本人は、自分の身の「ケガレ」を落とすために「ミソギ」をしてきた。

ケガレとは、洗っても落ちないものであり、ヨゴレ、とは違う。ヨゴレは肉体的
なものであるが、ケガレは精神的なもの。それを清め、祓い落とすのが、ミソギ
である。
そしてまさしく、そこから生まれた日本人ならではの考え方、それが・・・
水に流す」。

もう終わったことなんだから。謝罪もしたし、禊ぎも済んだんだから、いいじゃん。
過去のことは・・・水に流そうよ。・・・これが我々日本人の根底にある考え方だ。

ところが、お隣の国の朝鮮民族にこの考えはまったくない。むしろ逆である。

それが「」(ハン)の精神。漢字で書くとなんだか日本人の方が潔くて、韓国人
だけがいつまでもネチネチ恨んでて・・・って思えてくるが、ただこの「ハン」とは
決してネガティブなだけのものではなく、むしろこれこそが韓国人のパワーの源の
ひとつかもしれない。このあたりは井沢元彦氏の本に詳しく書いてある。

話はそれるけど、それはコリアンムービーにも顕著に現れてると思う。
悪魔を見た、オールドボーイ、アジョシ、親切なクムジャさん・・・こういった壮絶
な復讐劇は、日本人の監督と役者ではとても作れないだろう。

つまり、民族としての「魂の浄化機能」が違いすぎるのだ。



けれども日韓が対立したままの情勢は、双方にとって不幸なことである。
スワップ協定は破棄すべきだと思うが。

今回の愚行は、李明博という、とても一国を束ねる力も度量もない、1人の政治
家が自らの保身のために犯した罪であり、その怒りの矛先を在日の人々や、韓
国民全体に向けるべきではない。それこそ潔い国・日本の愚行となってしまう。

ただ・・・こんなこと言っちゃ終わりかも知れんが、アイデンティティーの共有、
なんて、どだいムリなことなんだろう。片や「過去は水に流す」民族で、片や
「過去は忘れない民族」。ここまで思想や慣習が違うワケだから。

竹島も、従軍慰安婦問題も、解決せんだろう。この2つは韓国にとって、いざっ
て時の自国のナショナリズムを煽る切り札であるし、そもそも日本では2つとも
すでに「解決済み」事案なんだから。

日本と韓国。(あと中国と北朝鮮も含め。)今後どうなっていくんだろう。

もちろん手に手を取り合い、仲良くやっていくのが一番なんだが、そりゃムリだ。
だとすれば、経済連携しかないんだろうな。イデオロギーよりも、実利

・・・八百万の神々が揃って討論しても、開けることができなかった天岩戸。
・・・それを開けさせ、世に光を取り戻したのは、アメノウズメの舞いだった。

現代のアメノウズメは果たして、KARAか、それとも少女時代か。
・・・・・あ。こんなこと書くとまた怒られちゃうか。  


Posted by mikihito at 19:23Comments(4)

2012年08月11日

熱狂!昆虫採集

よく考えたら今年の夏、まだカブトムシ捕まえてなかった。
・・・まぁ48歳のおっさんが言うことではないかも知れんが。

とにかく!2012年夏も、昆虫採集にいざ出陣!!



さっそく出会ったのが、カトリヤンマ。羽を広げたままぶら~んって
垂直に休むのが特徴だ。夕暮れ時によく見かけるトンボ。



めっちゃ腰がくびれてるのがわかる。
ダイエット中のお母さん方にはうらやましいんじゃないかな。



アオスジアゲハ。クスノキが嫌いな昆虫が多い中、コイツはそれに産卵する。



ナガサキアゲハ。しっぽ(尾状突起)がないのが特徴。美しいチョウだが、実は
見つかってもあまり喜んではいられない。コイツは本来、近畿地方より西にしか
生息してなかったのだ。それが愛知にいるってことは・・・温暖化の証拠。



温暖化、乾燥化、そしてヒートアイランド現象を示すもうひとつの生きものが、この
ニイニイゼミだ。もともと涼しくて湿り気を好むこのセミは、温暖化とともに激減
した。・・・ただし、最近は復活傾向にある。乾燥に対する耐性を身につけたから、
といわれている。これもひとつの「進化」なんだろうな。



ニイニイゼミの抜け殻。泥がいっぱいついてるのがわかる。泥、つまり湿り気を
含んだ土が都市部では減ってしまった、ってことだ。



さぁそれじゃそろそろ、甲虫類を探してみよう。その目安となる、サトキマダラヒカゲ
こういうジャノメチョウの仲間や、ルリタテハやヒオドシチョウなど、タテハチョウの仲間
は樹液に集まるものが多い。つまり、コイツらが樹液が出る木を教えてくれるワケだ。



樹液には当然、スズメバチも集まるので気をつけよう。出会ったら、刺激しないこと。



背中に星が4つ、ヨツボシケシキスイや、キマワリもよく集まる。



わ~~カナブンの群れだ~!頭突っ込んで樹液吸ってるぞ。



めっちゃキレイなアオカナブン。さぁいよいよ目標に近づいてきた!と思ったら・・・



い、い、い、いたっ!!



ついにカブト発見!!・・・怪しいコナラの裏にまわり、コイツを発見するその瞬間。
それは小学5年生の時も、48歳の今も、なんら変わらない。この興奮と感動は、いく
つになってもおんなじなんだなぁ。



その横にはしっかりメスもおるやないかい!・・・だが夏の感動はまだ終わらない!



おっ!?カナブンが集まってるトコの、いちばん下にいるのは・・・?



ノコギリクワガタ(アゴ真っ直ぐタイプ)やないか~い!!さらにっ!!



ノコギリクワガタ(アゴ流線型タイプ)も同時にゲットやないか~い!
そしてまだまだフィーバーは続く!!



ヒラタクワガタまで出てきとるやないか~い!!・・・もうダメ!堪忍して!



ついにコクワガタのメスまでゲット!足がちょっぴり湾曲してるので、ヒラタの
メスかなとも思ったけど、たぶんコクワだろう。メスは見分けが難しい。



ノコギリとヒラタのツーショット。ここにミヤマクワガタが加われば最高なんだけど。



どうだい?この結果。昆虫たちの、夢の競演である。カブトムシをビートルズとする
ならば、クワガタは昆虫界のストーンズである。このケースの中に、ジョンとポール
ミックとキースがいるのだ!!・・・何言ってんだろ俺。

今年の昆虫採集、大満足。
しかし残念ながら、今回採集した昆虫たちはすべて元いた場所にリリースしてきた。

泣く泣く、ね。ホントは持って帰りたいのだ。でも今、森林開発やカシノナガキクイムシ
の影響などにより甲虫類は絶対数が少なく、少年たちの需要に対して、圧倒的に供
給量が足りていない。・・・夢は少年たちに残しといてやらんとイカン。

・・・・・ホントは持って帰りたいんだぞおっさんだって。くっそ~~!!
・・・・・だから少年たちよ、タモと虫カゴ持って、森に遊びに来い。  


Posted by mikihito at 23:43Comments(3)

2012年08月06日

小浜の海、弾ける笑顔



台風来ちゃった。また今年も・・・。なんてツイてないんだろう。



雨も風もスゴいことスゴいこと。これじゃあ外にも出られない・・・。



ホテルはいむるぶしに宿泊のみなさんも落ち込んでる。せっかく沖縄の離島
まで来たのに・・・。がしかし!そんな時のための俺たちである!



題して「さよなら台風9号ライブ」!!



ホテルスタッフによるエイサー隊も出動!ホテルに缶詰めのお客さんに少しでも
楽しんでもらおうとみんな必死だ。事実、めっちゃ盛り上がった楽しいひと時だった。
・・・・・けどいったい、いつになったら海に行けるんだ・・・??



がしかし!!台風一過!!



ピーカンだよおい!!



これぞ本土ではゼッタイに見ることのできない、小浜の海の色だ。



前日にはホテルのプールで、海に出るための練習をしっかりしといた。
がんばったな。ゆうかちゃんとるみやくん!











最初はコワゴワだったるみやだけど・・・どうだいこの笑顔!車いすに乗って
たって、ちょっとぐらい身体に障害があったって、楽しいことはいっしょだ。
なぁ、るみや!



晴れたとたんに、こんな見たこともないようなトンボも出てきたし、



水牛も気持ち良さそうにしてるし、



ただでさえ黒いおっさんもさらに黒なっとるし・・・。コレ、松崎しげるに勝ったな。
ウィル・スミスには負けるけど。・・・つうことで、こりゃもう海行くしかないっしょ!!



船に乗り、いよいよ小浜が誇る、サンゴの海へ!!







何日か前まで、水に入ることすら怖かったのに・・・この笑顔だよ。
自然て・・・スゴいな。











この海だ。この海が、2人に、勇気と笑顔を与えてくれたのだ。



そしてその夢を創り上げたのが、間違いなくこの1人のおっさんだ。



なんだか今回の旅もこのおっさん、ず~っと泣いてた気がする。
ま、その倍以上、笑ってたけどね。



ゆうかちゃん、るみやくん、西林家のみなさん、石高家のみなさん、今回は
勇気を持って参加してくれてホントありがとう。スタッフのみなさんもお疲れ様
でした。・・・サイコーに、めちゃめちゃ、楽しい旅でした。

・・・そして見送りの日、最後の最後に・・・



海に飛び込んだおっさん。・・・おっさん、本当にお疲れ様でした。本当によく
がんばってくれた。2人の夢と、あなたの熱意が、この旅を成功させてくれたよ。



2012年夏、数え切れないほどの笑顔が弾けた小浜島の旅が、終わった。  


Posted by mikihito at 21:21Comments(3)

2012年08月01日

泳ぐ車いすin小浜島

2012年夏、今年も沖縄県小浜島に来てます。SBSラジオ・らぶらじの
リスナーのみなさん、すんません。1週休ませていただいてます。



台風9号がグングン近づいてて、雨が降ったりやんだりのビミョーな空模様。
風もだんだん強くなってきてる。・・・ヤバいぜ。



今年もこの島にやってきた目的は、「車いすの子供たちを海へ連れて行って
笑顔にすること」。この日のために1年間準備してきた。募金の協力してくだ
さった皆さん、本当に本当にありがとう!



悪天候ではあったが、いつでも開催できるよう、準備を進める林正道。すると・・・



なんと!奇跡の晴れ間が!!・・・よっしゃ海行くぞ~~!!

この後の出来事にはあえて注釈をつけない。写真を見てもらえば全て伝わると
思う。今回、大変な行程の中、参加してくれたゆうかちゃんと、るみやくん。
写真で綴るこの2人の大冒険を、じっくりご覧ください。











目の前に見える島は東洋のガラパゴス・西表島だ。さぁ続いては、るみやくん。















イルカも、ジュゴンも、ホホジロザメもやってきた。全部、林正道製作のロボット
だけど、この海にはそのホンモノたち全てが、生息してる。







そしてなんと!2人とも車いすを降り、自らの力で泳ぎだしたのだ
・・・それ見て泣くオヤジ。そりゃ泣けるだろう。

去年もそうだった。最初は水に入ることすら怖かったのに、いつしか自分の力
で泳いでみたくなる・・・それが、海の魅力だ。それが、自然の力だ。



とあるショッピングセンターでのイベント。

「本当の海に、行ってみたいかい?」「うん。行ってみたい。」
「よし。それじゃあ、おじさんが、連れてってやる!」

全てがそこから始まった。そしてそれは、実現した。

この笑顔が見たくて・・・ただそれだけの思いで1人のおっさんが作り始めた
泳ぐ車いす」。・・・・・その笑顔が、小浜島の美しい海で、見れた。  


Posted by mikihito at 10:56Comments(6)