2016年09月22日
冠山登山
今年も行ってきました。スターキャット「鉄ぶら」福井ロケ。名古屋で制作されてる
この番組、福井ケーブルさんでもOAされてるので毎年、「福井シリーズ」をやらせ
てもらってるのだ。
今回のスタート地点は福井県今立郡池田町の田園地帯。有機栽培にこだわった
耕作地を見て驚いたのは、赤トンボが飛んでたこと。
「いや、田んぼだから赤トンボいるっしょ?」なんて思わないでほしい。農薬による
影響で、今やアキアカネを見つけることは困難な時代になっちゃったのだ。身近な
田んぼで見かけるのは、ほとんどが黄色い「ウスバキトンボ」。赤くないのだ。
ホント久しぶりに赤トンボの姿が見られてうれしかった。
近くの林道でツリフネソウを発見。県によっては絶滅危惧指定している所もある。
横から見るとその名の通り、船をつったように見える・・・よね?
この日のロケの目的地はここ。岐阜県と福井県にまたがる標高1,257 mの山、
冠山(かんむりやま)。
岐阜の揖斐川と福井の足羽川の源流となる山で、ここ冠山峠がその分水嶺だ。
よ~しさっそく登ってみよう!ちなみにこの日は台風が接近中。なるべく早めに
ロケ切り上げたいトコ(汗)。
登山道は・・・・・おお~比較的緩やかで楽チンそう!
途中、ちょっと険しい所も何箇所かあるけど、まぁこれなら何とか頂上行けるだろ。
景色も素晴らしいしさ。太平洋側はどしゃ降りらしいが、こっちはこんな晴れてる。
ラッキー!!
ツルリンドウも綺麗に咲いてたし、
秋になったらもう一回来てみたくなるであろう、紅葉が美しいナナカマドもいっぱい
実をつけてた。いや~楽しいなぁ!・・・・・と、ここまでは良かったのだ。ここまでは。
ん?コレなに??
登山道にあった黒~いフン。内容物見ると木の実がかなり含まれてるよね?
何よりこの大きさ、相当デカいよね?イノシシでもタヌキでもキツネでもないよね?
・・・・・ってことは・・・・・クマじゃねーかっ!!
コレ見つけちゃったあとは、総勢7人のメンバー、しゃべるしゃべる。歌う歌う。
でもそれが正しい「クマと出くわさない方法」だから。確かにこの山にはブナ林もある。
クマたちにとって大切な食料となるブナのドングリもいっぱい落ちてる。しかし・・・・
コレ、全部去年の殻なのだ。実がひとつも入っていない。そう、今年のブナは
外れ年。場所によっては「凶作」を通り越し、「皆無」という所もある。
皆無。これは動物たちの生死に関わる問題である。さらにそれに追い討ちをかける
ように、全国各地で、暑さに耐えられず立ち枯れしてしまうブナ。それを招いたのは
我々人間の活動による地球温暖化だ。
山に食べるものが無く、人里に降り、射殺されるクマ。我々はその原因をちゃんと
考え対処していかないと、本当に日本からツキノワグマが消えてしまうことになる。
とはいえやっぱコワいし、霧も出てきて天候も崩れ始めたため、やむなく、ここでロケ
終了!・・・・・う~~目の前に冠山の頂上見えてるのに~~!悔しい!
ってことで消化不良ではあったけど、冠山の素晴らしさの一端は感じられた。
こりゃまた次回、リベンジ来よう。絶対に!その時は・・・クマ避けの鈴を忘れずに。
Posted by mikihito at
14:38
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2016年09月14日
さよなら夏の虫たち
私、前回のブログで大変な間違いをしておりました。あろうことかイシダイのこと
をカゴカキダイ、って表記してしまうというトンデモない間違いを・・・・・。
イシダイ=横縞、カゴカキダイ=縦縞。これじゃ阪神のユニフォームと佐川急便
の人の制服を間違えるようなもんじゃないかっ!・・・すんませんでした。ご指摘
いただいた「あめふらし」さん、ありがとうございました。
さぁ今回は、「さよなら夏の虫たち」・・・・しかもちょっとヘンな虫たちを紹介しよう。
まずは夏の綺麗な昆虫の代表、ハンミョウから。
林道を歩くと、必ず人間のちょっと前を飛んで舞い降りることから、「道教え」なんて
呼ばれてる虫だ。美しいけど肉食なので、こ~んな鋭い牙を持ってる。噛まれると
かなり痛いので捕獲の際はご注意を。
うわっ!カマキリがでっかいショウリョウバッタを捕まえとるぞ!
ひゃ~~!むしゃむしゃ食べ始めよった~~!弱肉強食~~!
おっそろしいアリジゴクに住んでるのはコイツ。ウスバカゲロウの幼虫ね。
自然教室やってるとかなりの頻度で出会うのがこの、ザトウムシの仲間。クモに
似てるけど、どっちかっつうとダニの親戚のような生きものだ。
ザトウムシのザトウは、目の見えない人を表す「座頭」からきている。長~い足を
杖のようにして歩く歩き方は、まさしく「座頭市」。いや~フシギな生きものである。
久しぶりに見た!エサキモンキツノカメムシ!
見てみてっ!背中にハートマークがあるのよ。このカメムシちゃん。しかし女子の
皆様方に写真見せても「可愛い~~!」ってあんまり言ってくれないのだ。なぜか?
カメムシは「可愛い」より「クサい」イメージの方が強いからであろう。かわいそうに。
最後は今年の夏、いちばんハマった虫、アカハネナガウンカだ。
以前もちょっとこのブログで紹介したことあったけど、この虫、とにかく「オモロい顔」
&「エロ可愛い目」をしてるのだ。
わかる?この目玉みたいな黒い点々。ホントこっち見てるみたいでしょ?
(もうちょいちゃんとしたカメラで撮りたかったんだけど)・・・・・でもわかるよね?
アカハネナガウンカ。いつかディズニー映画の主人公にならんかと思ってるんだが。
いや、主人公はミツバチでいい。世界中で激減したミツバチを主人公にした環境映画、
その脇役でいいから、コイツを使ってやってくれ!きっと「まっくろくろすけ」的な味を出
してくれるはずだ。
・・・・・ってことで今年の夏もいっぱい楽しませてもらいました。ありがとう!虫たち!
をカゴカキダイ、って表記してしまうというトンデモない間違いを・・・・・。
イシダイ=横縞、カゴカキダイ=縦縞。これじゃ阪神のユニフォームと佐川急便
の人の制服を間違えるようなもんじゃないかっ!・・・すんませんでした。ご指摘
いただいた「あめふらし」さん、ありがとうございました。
さぁ今回は、「さよなら夏の虫たち」・・・・しかもちょっとヘンな虫たちを紹介しよう。
まずは夏の綺麗な昆虫の代表、ハンミョウから。
林道を歩くと、必ず人間のちょっと前を飛んで舞い降りることから、「道教え」なんて
呼ばれてる虫だ。美しいけど肉食なので、こ~んな鋭い牙を持ってる。噛まれると
かなり痛いので捕獲の際はご注意を。
うわっ!カマキリがでっかいショウリョウバッタを捕まえとるぞ!
ひゃ~~!むしゃむしゃ食べ始めよった~~!弱肉強食~~!
おっそろしいアリジゴクに住んでるのはコイツ。ウスバカゲロウの幼虫ね。
自然教室やってるとかなりの頻度で出会うのがこの、ザトウムシの仲間。クモに
似てるけど、どっちかっつうとダニの親戚のような生きものだ。
ザトウムシのザトウは、目の見えない人を表す「座頭」からきている。長~い足を
杖のようにして歩く歩き方は、まさしく「座頭市」。いや~フシギな生きものである。
久しぶりに見た!エサキモンキツノカメムシ!
見てみてっ!背中にハートマークがあるのよ。このカメムシちゃん。しかし女子の
皆様方に写真見せても「可愛い~~!」ってあんまり言ってくれないのだ。なぜか?
カメムシは「可愛い」より「クサい」イメージの方が強いからであろう。かわいそうに。
最後は今年の夏、いちばんハマった虫、アカハネナガウンカだ。
以前もちょっとこのブログで紹介したことあったけど、この虫、とにかく「オモロい顔」
&「エロ可愛い目」をしてるのだ。
わかる?この目玉みたいな黒い点々。ホントこっち見てるみたいでしょ?
(もうちょいちゃんとしたカメラで撮りたかったんだけど)・・・・・でもわかるよね?
アカハネナガウンカ。いつかディズニー映画の主人公にならんかと思ってるんだが。
いや、主人公はミツバチでいい。世界中で激減したミツバチを主人公にした環境映画、
その脇役でいいから、コイツを使ってやってくれ!きっと「まっくろくろすけ」的な味を出
してくれるはずだ。
・・・・・ってことで今年の夏もいっぱい楽しませてもらいました。ありがとう!虫たち!
Posted by mikihito at
21:37
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2016年09月10日
石部海岸で釣り
南伊豆から西伊豆へ。スノーケルを楽しんだ後は石部海岸で釣り三昧。
堤防から釣り糸を垂らすだけで、このあたりは入れ食い状態。
とにかく数が多かったのがこのスズメダイと、
クロホシイシモチだ。もう、イヤっちゅうほど釣れちゃう。
他にもイシダイの稚魚に、
綺麗な魚、タカベ。さらには・・・・・
こんなちっちゃな金魚サイズのマダイも食ってきた。これは当然リリース。
コマセのアミエビ撒くとこんなカンジ。うじゃうじゃ。サビキ釣りしてると途中で
飽きてくるほど。ちなみにこの後、アジとタカベだけ美味しくいただきました。
景色がこれまたいいんだ。遠くに富士山も見える。
帰り道、黄金崎の名所に立ち寄る。
これが有名な、「馬ロック」。名前の通り、馬みたいな形した岩。
確かに馬に見えるっしょ?
そしてこのあたりは、夕日の名所でもある。スノーケルや釣りも楽しめて、
食べ物も美味しくて、景色も良くて、夕日も美しい・・・・・なんていいトコなんだ!
2016年の夏は、完全に西伊豆と南伊豆にハマっちゃったのでした。
Posted by mikihito at
18:40
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2016年09月07日
松崎町・雲見海岸
前回紹介したヒリゾ浜に負けず劣らずの海。それが、加茂郡松崎町の雲見海岸。
カゴカキダイを撮影。ヒリゾ浜より魚種は少ないが、水質はめっちゃいい。
な~んも言わんと、とにかくこの水中写真を楽しんでください!
そしてこの海岸、なんと温泉の露天風呂があるのだ!しかも無料!
ちょっぴりしょっぱいけど、海から上がってすぐにあったかい温泉に浸かれるなんて・・・。
南伊豆、西伊豆・・・・・まだまだ魅力いっぱいの海があるはず!ホントいい所です!
Posted by mikihito at
00:16
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2016年09月01日
念願のヒリゾ浜
どうしても行ってみたかった、南伊豆町・ヒリゾ浜に行くことができた!
朝8時半、すでに渡船場には長い行列が・・・。
渡船に乗ること10分弱。
着いた~~!ここが南伊豆の秘境・ヒリゾ浜だっ!
浜はこんなカンジ。せまい。
ただ・・・人の数がスゴい。番組で紹介され、ネットでも話題になったので関東方面
からのお客がめっちゃ多いのだ。テント張られちゃうともう・・・立錐の余地もなし。
ま、でもさっそくスノーケリング。いきなりグレちゃんたちがお出迎え。
・
青い海、そしてさらに青いソラスズメダイ。こ、ここは・・・・・天国だ・・・・・。
サバやタカベの群れもスゴい。
めっちゃデッカいグレやニザダイもいた。
色とりどりのイバラカンザシ。こう見えてもゴカイの仲間なのだ。
この日は潮の具合で透明度はイマイチらしかったのだが、それでもこの美しさ!
スズメダイの群れにも遭遇。ヒリゾ浜は水が綺麗なだけでなく、特筆すべきはここ
で見られるサンゴや魚類の多さ。本州中部でここまで多くの生物がいる海は珍しい。
クマノミ、チョウチョウウオ、ツノダシ、キンギョハナダイ、モンツキハギ、テングダイ、
タテジマキンチャクダイ、ホウライヒメジ、ミナミハコフグ・・・etc・・・・・
よ~し、まだまだいっぱい撮影するぞ~~!って思って水中でカメラ見たら・・・・・
愛機・オリンパスSTYLUS TG-3 Tough、充電する所のフタがパカッて空いてて・・・
ポコポコポコって水が入ってきて・・・・・一発で死にました。
まだまだ撮りたいモン全然撮れてね~よ!・・・ってことでもう一回リベンジ行くかも。
まったくおんなじカメラ買ったからな。(TG-4だけど。)
しかし南伊豆の秘境・ヒリゾ浜。噂通りの素晴らしい海でした。ありがと!
Posted by mikihito at
23:28
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