2009年06月04日

生きものと戯れる・その2

先日、自然学校をおこなった岐阜県垂井町のとある湿地。

生きものと戯れる・その2

自然好きな人ならこういった湿地がどんだけ大切か、そしてこんな沼が今、
どんだけ少なくなっているか、おわかりいただけると思う。

こーゆー場所って、ホントたくさんの生きものに出会えるのだ。

生きものと戯れる・その2生きものと戯れる・その2

ムカシヤンマっつうトンボ。こんなんめったにお目にかかれないよ。
右・トンボの正しい持ち方。人差し指と中指で優しく翅をはさんで持つ。

生きものと戯れる・その2生きものと戯れる・その2

左・ダビドサナエ。なんちゅう名前だ。右・オグマサナエ。とにかくここは
トンボ天国。まだまだイトトンボ類なんかも山ほどいた。

生きものと戯れる・その2生きものと戯れる・その2

オオタニシ。でかっ!ここには外来のジャンボタニシがいないので、日本の
タニシがスクスク育ってる。右・少年たちのアイドル、タイコウチ。
水槽の中でもスジエビ捕まえて食ってる。えげつないやっちゃ。

生きものと戯れる・その2生きものと戯れる・その2

そしてこのブログでは何度も登場してるアカハライモリ。とにかく俺はコイツ
が大好きなのよ。しかしいろんなトコで採集したけど、ここのヤツの顔、特に
可愛くない?
右・トノサマガエルとダルマガエルのツーショット。ちなみにダルマガエルは
絶滅危惧種です。あとここにはニホンアカガエル、モリアオガエルも生息。

今、いたるところで特に両生類の生息環境が悪化し、激減している。
ここは両生類にとっても、天国のような場所なのだ。そして・・・・・・・

生きものと戯れる・その2

いた!!カワバタモロコ。環境省のレッドデータブック、絶滅危惧IB類。
採集の際、尾びれを傷つけてしまったことは申し訳なかったが、とにかくいた。
なんつうかこの、胸躍る気持ち、わかる?ちょっぴり涙が出そうなこの気持ち、
わかる?
こんな魚が生息していける環境、ホント少ないんだよ。

ここで暮らす全ての生きものたちと、未来の子供たちのために、こーゆー場所
は何が何でも守っていかにゃならんとです!!

PS・この沼は敷地内にあるため、悪いコト考えてる悪いヤツは入れません。

鉄崎幹人公式HP http://www5.ocn.ne.jp/~tetsu/



この記事へのコメント
鉄崎さんよりひとまわり年をとっています。トンボの正しい持ち方の画像を見て・・・小さいときから同じようにしていました。
トンボにダメージが少ないかなぁ?と思っていました。
庭のめだかの水槽に今年もやってくるでしょう。できるだけ自然に近い状態にしているので水槽の中には、ヤゴはいます。毎年 巣立って行くのを見ています。今は、子めだかの生存率がどうすれば上がるか?試行錯誤しながらやっています。
Posted by みきとーちゃん at 2009年06月04日 20:18
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。

コメント内容や名前はSBSラジオの番組内で紹介させて頂く場合があります。
ご了承の上、書き込みをお願いします。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
生きものと戯れる・その2
    コメント(1)