2023年11月18日

ドングリづくしの一日

ドングリづくしの一日

11月半ばの西尾市・八ツ面山。ツチグリを発見。
このキノコ、ポンポン叩くとケムリ吹くからおもしろいよ。

ドングリづくしの一日

アズキナシの木。この実は食べることができる。

ドングリづくしの一日

ザ・秋の花、コウヤボウキ

ドングリづくしの一日

それが群生してた!

ドングリづくしの一日

さぁそして今回の目的、ドングリの木・ツブラジイだ。
しかもデカい!「トトロの木」って名前がついてた。

ドングリづくしの一日

その近くには根っこが出てきたアベマキのドングリが。

ドングリづくしの一日

これがアベマキのドングリと葉っぱ。ドングリの中でも
最大級の大きさだ。他にもいろいろ集めてみよう!

ドングリづくしの一日

最も多く見られるのはコナラのドングリ。弾丸型が特徴。

ドングリづくしの一日

真っ黒いのが特徴、ツブラジイのドングリ。

ドングリづくしの一日

たてに筋が入ったアラカシのドングリ。

ドングリづくしの一日

で、今回はこれらのドングリを使っていろいろ遊んでみた。
まずは顔を書いたドングリで「トントン相撲」。どっしりとした
アベマキがおススメ。お尻が平たく安定してるのが強い。

ドングリづくしの一日

「ドングリやじろべえ」。軸はコナラが良き。弾丸型で尖ってる
からね。そこに竹ひご刺して、両ふちにアベマキ刺す。すると
・・・思った以上の安定感で驚き!くるくる回すこともできるよ!

ドングリづくしの一日

さぁ続いてはドングリ料理。使うのはツブラジイの実。いちばん
甘いからね。逆にいちばん渋いのはアラカシ。味、全然違う。

ドングリづくしの一日

これをご飯と炊きこんで作る「ドングリご飯」。これ美味い!
ほんのりと自然な甘みがご飯に染み込んでる。

ドングリづくしの一日

フードプロセッサーにかけた粉に砂糖混ぜて作った
「ドングリ粉餅」。これは・・・きな粉餅の方が美味いわ。

ドングリづくしの一日

そして、この日もっとも美味だったのが・・・コレです。

ドングリづくしの一日

通称・栗虫。ゾウムシの仲間で、クヌギにはクヌギシギゾウムシ、
コナラにはコナラシギゾウムシ、あとハイイロチョッキリなんかも
産卵する。その幼虫なわけだが、アカン。俺、何かがマヒしてる。

普通はこの写真見たらひゃーってなると思うんだけど、それを
今から食べようとしてる。そこにためらいなど1ミリもなく・・・

ドングリづくしの一日

こうやってちょっと塩振って炒って食べるんだけど・・・これがもう
最高に美味しいのよ!いやマジで。味をわかりやすく伝えると、
「濃~~いトウモロコシ」。
あとヘーゼルナッツにもちょっと似てるかな。とにかくゾウムシの
幼虫は美味い。だってそりゃ当然だよね。ドングリ食べてるもん。

イベリコ豚と同じだもん。そんなん美味しいに決まってる。
ほんとドングリって生きものたちにとっては貴重な森の恵み。

今年それが不作でクマ被害が多発してるが、他にもイノシシ、
アカネズミ・ヒメネズミ、リス、ムササビ、カケス、オシドリ、ゾウムシ、
そして・・・人間。
ドングリは生態系を支える恵み、そしてドングリの木は豊かな土
を作り、豊かな水も生んでくれる。大事な存在なんだよドングリって。



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