2020年06月28日

雨もいいもんだ



梅雨時のロケもなかなかいいもんだ。



場所は愛知県緑化センター。ヒメシャラの花が雨に映える。



ヤマボウシの花。秋の赤い実は美味しく食べられる。



ちょっと時期が遅かった。クチナシの花。「い~までは指輪
も~♪ま~わるほど~♪」・・・・・渡哲也さんの歌。知らんか。



カワラナデシコ。色が鮮やかすぎるので園芸種かも。



今年生まれた若いツバメ。(そっちの意味じゃないよ?)
雨に濡れてちょっとかわいそうな気がした。

このあと、いい雰囲気の管理湿地に移動。ここにあったのが・・・



タヌキモだ!最近めっきり少なくなってしまった。水滴がいい感じ!



カキランもあるではないか!



食虫植物、モウセンゴケも雨に濡れるとより一層映えるね。



雨に濡れたモウセンゴケの花。・・・この写真好き。



そして・・・今年も出会えました。日本一小さいトンボ、
ハッチョウトンボ。草の上でじ~っとしてた。



ハッチョウトンボのメス。



そして、今日イチの写真がコレ。背中に水玉。どう?



梅雨時の自然散策。確かにちょっとうっとおしいけど、
でも雨は雨なりに、楽しめる自然があるんだね!
  


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2020年06月24日

6月の自然その3

6月、梅雨時の自然。今回のトピックスはこれ。



サラサドウダン



まぁなんて可愛い花だこと。



サラサドウダンはツツジの仲間。更紗染めの模様が入った
ドウダンツツジ、という意味で名前がついた。
普段なかなか見る機会がないので、この日出会えて良かった。



今年の初夏はよくフタリシズカを見かけたなぁ。



この素晴らしい景色、左手前に見えてるのが・・・・



トチノキの花!





ホオノキの次くらいにでっかい葉っぱ。さらに花もよく目立つ。

木材としても、食料としても古くから人間の暮らしと関わりが
深いトチノキ。よく歌の歌詞などにも登場する「マロニエ」は
セイヨウトチノキのことだ。



ヤマキマダラヒカゲ、だと思う。



あとなんか、森にいがちなでっかいアリ。じ~~っくり観察
してみると、動きが面白いんだよね。・・・病んでるのか俺?



ひゃ~~アオダイショウや~~!



カエデ科の葉っぱは光に透かすときれいやね。この日は
運よく晴れてたけど、雨の日は雨の日なりの良さがある。
それが、6月の自然の楽しみ方。
  


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2020年06月20日

6月の自然その2



前回の続き。そこそこ標高が高い所に行ったので、
平地の季節とはちょっとズレてるかも。



ミズバショウはちょっぴり時期が遅かったか~。



ウマノアシガタ・・・かな?これはよく見かける。



こんなに模様がはっきりしたマムシグサも珍しい。



葉っぱがブーメランの形のアギスミレ





ミニ野草園みたいなのがあって・・・サクラソウ発見!



ふだん見ない植物ばっかだったので、ちょっと自信が
ないけど・・・・ユウスゲ・・・かな?



ムラサキセンダイハギ・・・かな?



これはスズラン・・・だよね?



ん?・・・オダマキ・・・ですか?



ヒメケマンソウ・・・だと思う。



ムレスズメかと思ったけど・・・違うな。



エニシダ・・・かな?エニシダだよねこれ。



今回は「かな?」とか「だと思う」の連発で申し訳ない。
もし間違ってたらまた教えてね!

でもわからない花を撮影して、あとでうち帰ってから
調べる・・・そんな作業も実は楽しかったりするんですわ。
  


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2020年06月17日

6月の自然その1

梅雨真っただ中。そんな季節の自然写真。



きれいなムラサキシジミを発見。



川べりにはキセキレイ





林道沿いに群生するユキノシタ



梅の花に似たバイカウツギ





ホントこの花可愛いんだよな。エゴノキ



美味しいクワの実。いっぱい食べちゃった。



梅雨時といえば・・・コアジサイ



コレなかなか珍しい。マルミノヤマゴボウ



スイカズラ。配色がミックスソフトみたいやろ?





形がおもしろい、オオバアサガラ



この時期のトレッキングでよく見かける、ホタルブクロ



そして最後は・・・ギンリョウソウあった!!



別名「ユウレイタケ」とも呼ばれるように、薄暗い森の中に
ひっそりと佇むその姿。雰囲気がホントに幽霊みたいなの。

菌類を利用して樹木が合成する栄養を間接的に得て生きて
いるらしい。でもなぜかツツジ科の植物なんだよな。

本格的な夏はまだだけど、この時期の自然も結構楽しいです!
  


Posted by mikihito at 22:29Comments(0)

2020年06月14日

またまた瀬戸ノ谷へ・続き



瀬戸川上流部。ミヤマカワトンボを発見。



きれいやな~~。茶色の羽、銅褐色の胸、光沢のある腹。
このトンボはやっぱり水がきれいな川が似合う。



こっちはアサヒナカワトンボ。このトンボの光沢もすごい。



意外とこの昆虫が好き。シリアゲムシ(ヤマトシリアゲ)。



英語では「スコーピオン・フライ」という。ぴょこんと上がった
お尻がまさしくサソリみたい。



葉っぱの上にはオバボタルがいた。ホタルというと真っ先に
ゲンジボタルが思い浮かぶため、水の中で暮らすイメージが
強いが、実は日本の水生ホタルは全体の1割にも満たない。

ほとんどのホタルが幼虫から成虫まで、陸で暮らしてるのだ。



瀬戸ノ谷トレッキングからの帰り道、モリアオガエルの卵塊を発見。



それがさぁ、こんなアスファルトの道路脇の、ほんのちょっとした
水たまりの上に産んでたのよ。はたして大丈夫なんだろうか?
卵から落ちてくるオタマジャクシたちが泳げるだけの水量・・・・・
少なくねーか?う~ん心配だなぁ。

でもモリアオガエルって結構こういう場所に産卵するし、ちゃんと
親も計算してるだろうから大丈夫だと思うけど・・・・どうかこの先、
水が枯れませんように!



お~~近くに咲いてた、マタタビの花!



何度も言うけど、この実を使って毎年、マタタビ酒作ってます。
今年ももちろん作ります。マタタビの花って可愛いんだよね。



そして帰り道・・・ササユリが咲いてた!この花ってさ、大きくて
可憐ですごく美しいんだけど、決して自己主張せず、他の草に
まぎれてひっそりと咲いてる。・・・・そこがいいんだよなぁ。

そういう人に、私はなりたい。でもなれない。無理無理。

・・・以上、最近ハマってる、瀬戸ノ谷の楽しい自然シリーズでした。
  


Posted by mikihito at 12:54Comments(0)

2020年06月12日

またまた瀬戸ノ谷へ

なんか最近、瀬戸ノ谷にハマってるかも。またまた行ってきました。



今回もいろいろ登場するよ。まずはトノサマガエルがお出迎え。



そしていきなり・・・・ショウガ科の植物、ハナミョウガ



葉や茎がミョウガに似てることからこの名前がついた。





この季節らしい可愛い花、テイカカズラ





この花の形も可愛いよね。エゴノキ





初夏の花、スイカズラ。いい香りがするよ!



夏になるとこれが目立つ。ドクダミ





可愛いシジュウカラの幼鳥にも会えたし、



空にはノスリ



そしてホオジロが木のてっぺんで声高らかに歌ってる。

ヤバい。瀬戸ノ谷・・・・楽しい。この続きはまた次回。
  


Posted by mikihito at 21:11Comments(0)

2020年06月06日

静岡の自然・桶ヶ谷沼後編



静岡県磐田市・桶ヶ谷沼の自然。



湿地などに自生する食虫植物、ミミカキグサ



多くの都道府県で絶滅危惧指定されている植物。
イトトンボが生息する湿地ではこういった植物も見られる。



この日はイボタノキがほぼ満開を迎えていて、



あたり一面、いい香りが漂っていた。



その香りに集まってきた、タイワンタケクマバチ
ありゃ。アカンやん。外来のクマバチやで。



こっちは日本のキムネクマバチ。俺の大好きなヤツ。
いや~もふもふしてて可愛いなぁ。



そしたらちょっと違うもふもふのヤツがいた。



クマバチより毛が粗い。なんていうんだろ?ゴワゴワ感
あるんだよね。しかもなんか・・・可愛げがない。



これ、ハチじゃなくて、オオイシアブっていいます。



やっぱ蜜や花粉食べてるクマバチと比べると、肉食性の
このアブは顔もいかつくて、雰囲気が荒々しいのよ。



他にもダイミョウセセリや、



森にすむサトキマダラヒカゲにも遭遇。



クリの花も満開。



外来種ではあるけど、トキワツユクサも可愛い。



ミツバチやハナバチとのツーショットはさらに可愛い。



池を見てみると、カメが甲羅干し。おっコレ、ニホンイシガメだ!



ニホンスッポンものんびりしてた。



このツーショットは・・・左・アカミミガメ、右・・・クサガメじゃん!
ひとつの池で、昨今の淡水ガメ全種類が見れるなんて。すごっ!



確かにこのミシシッピアカミミガメは、日本の水辺にいてはいけない
外来種だし、ここはアメリカザリガニにも悩まされてる場所だ。

でもトンボも、チョウも、爬虫類も両生類も植物も、ここまでバラエティ
に富んだ種類が見られるフィールドなんて、ホントめったにないよ。

良き水辺と水生植物、そしてまわりに森が広がる桶ヶ谷沼だからこそ、
ここまで生態系が豊かなんだな。静岡の皆さん、県民の誇りとして、
これからも大事に守っていってくださいね!
  


Posted by mikihito at 15:05Comments(0)

2020年06月03日

静岡の自然・桶ヶ谷沼



トンボのシーズン来た~~!ってことで行ってまいりました。
全国に誇るトンボのメッカ、磐田市・桶ヶ谷沼。



キハナショウブが水辺を彩る、5月下旬の桶ヶ谷沼。





水と緑。俺がトンボやったら絶対ここに住みたいわ~。



さらにまわりには森も広がってるので、森林性のトンボも数多く
生息してる。この日はサンコウチョウの鳴き声もしてたよ。



さっそく目につくのは、頭からお腹まで真っ赤な、ショウジョウトンボ



いわゆる赤トンボとは種類が違うんだが、こっちの方が全体的に赤い。



これはまだ赤くない、未成熟個体かな。



シオカラトンボよりちょっと大きくて青味が濃い、オオシオカラトンボ



よく似てるけどこれはハラビロトンボのオス。オオシオカラトンボは羽の
付け根が黒いことで識別できる。



ハラビロトンボのメス。飛行中のトンボを撮るのはめっちゃ難しいわ~。



桶ヶ谷沼ではヨツボシトンボも多く見られる。



こいつよく見るとめっちゃ毛深いのよ。・・・え?寒がりなん?



イトトンボ系もじっくり探してみてね。体色が黒っぽいクロイトトンボ



目の横にある青い点がきれいでしょ?



交尾しとったわ。・・・・うらやましいのぉ。



黄色いイトトンボ、キイトトンボ。イトトンボは見たままの名前がつけ
られてることが多い。ホントはベニイトトンボ見たかったけど。



光沢が美しい、アオイトトンボ



ものさしの目盛りみたいなのがついてる、モノサシトンボ



上の写真がメスで、こっちはオス。



配色がチョコミント!!美味しそうなチョコミント!!
ファミマのチョコミントフラッペ食べたなるやん!!

・・・っていうきれいな色でしょ?まだまだ他にもいろいろ見つかる
トンボの楽園・桶ヶ谷沼。今までになんと70種類以上確認されてる
そうだ。いや~いいとこだなぁ。俺がトンボだったら、絶対ここに住む!
  


Posted by mikihito at 17:45Comments(0)