2019年06月26日

琵琶湖一周サイクリング後編



琵琶湖一周自転車旅の後編。琵琶湖博物館はめっちゃ面白い
よ、って話はしたよね。だってこんな物も展示してあるんだもん。



平成、昭和を振り返るコーナー。洗濯機も今はこんな感じだけど、



ちょっと前はこうだった。



もっと前はこうだった。二槽式ってヤツね。



さらに前はこうだった。ローラーで水絞るヤツね。
昔、うちコレだったわ~。



テレビも今はこんな感じだけど、



ちょっと前はこうだった。ぶ厚いね。



もっと前はこうだった。ごっついね。家具みたいだね。
キドカラーね。チャンネル争いして取れちゃうヤツね。



さらに前はこうだった。白黒ね。うちも最初はコレだったわ~。



カセット、ウォークマン・・・アグネスラムおるし。



ハイCアップル!オリエンタルマースカレー!



馬場さんも猪木さんも若いし。あとバスボン!松本ちえこね!



女の子はこんなの持っとったなぁ。コメットさんおるし。



ライダーベルトやん!コレ買ってもらうためにどんだけ勉強頑張ったか。
で、腰に装着するとなぜか強くなった気がして、全国の小学生たちが
滑り台のてっぺんから飛び降りた。そして・・・何人もが骨折したのだ。
・・・・・アホや。あの頃の小学生。



おお~。ウルトラ怪獣たち!セブンの後ろにいるのはメフィラス星人!
その後ろにはレッドキングも!さらにブッサイクなタイガーマスクもおる!

昔の子供たちは、こうゆうセルロイド人形が2体あれば遊べたのだ。
右手にウルトラマン、左手にバルタン星人。それを1人で戦わせて
遊ぶ・・・・。あぁ、なんてアナログでせつない昭和の遊びだこと!



マジソンスクエアガーデンのバッグに太陽の塔。ちなみに大阪万博
当時、俺は小5だった。大混雑の中、見に行ったもん。



なつかしのダッコちゃん。コレ、もう今や放送禁止。笑笑。



いわゆるドーナツ盤も展示されてる。リンリンランランを探してね!



俺の生まれた1964年に東京オリンピックがあったんだよなぁ。
まさか2回も開かれるとはなぁ。・・・こうしてみると、長いこと生きたわ。



自然も、動植物も、人の暮らしも歴史も、とにかくいろいろ楽しめちゃう
琵琶湖博物館。でもあんまり長居はできない。旅を続けないと・・・。



さぁ再び走りますか。



琵琶湖をサイクリングする人は多いんだね。



こんな碑があった。「琵琶湖・サイクリストの碑」。



道はず~っと平坦だから辛くはないけど、ケツはだんだん痛くなる。



そろそろ休憩したいなって思ってた時に出会った、オオヨシキリ



「ギョシギョシ、ギョシギョシ」。湖畔にヨシが多い琵琶湖を走ってると、
ず~っとこの夏鳥・オオヨシキリの声が聞こえてくる。



そしていよいよ彦根市へ。





博物館で時間つぶし過ぎたせいもあって、もう暗くなってきちゃった。
今回はここまで。全行程の・・・4分の1ぐらいかな(笑)。全然じゃん。

ま、でも時間かけてゆっくり走りますわ。次回この続きは・・・秋かな?
  


Posted by mikihito at 19:13Comments(0)

2019年06月18日

琵琶湖一周サイクリング



MTBで琵琶湖を一周する旅。琵琶湖南端の草津市を出発。





平坦で走りやすく、気持ちいいサイクリング。





どこまでも左に琵琶湖。ひたすら琵琶湖。



しばらく走った所にある、琵琶湖博物館。ここに立ち寄ってみよう。







空中回廊から見える景色。いや~広いね。こりゃ湖じゃない。海だね。



絶滅危惧種・ナゴヤダルマガエルがお出迎え。



ニホンイシガメクサガメのツーショット。



今やほとんど見れなくなってしまったタガメ



昆虫標本もめっちゃ充実してる。



オオワシだ~~!オオタカもいる。ここの剥製技術は素晴らしい。



滋賀県で見られる哺乳類もすべて揃ってる。



水族館の展示も見てみよう。



すげ~~!琵琶湖で生まれた稚アユの群れ。



琵琶湖固有の魚、ワタカ



絶滅危惧種・カワバタモロコに・・・



これも琵琶湖の固有種・ホンモロコ。この魚、かなり美味いらしい。



もうここからは絶滅危惧種のオンパレード。ミヤコタナゴ



タナゴモドキ



アブラヒガイに・・・



シナイモツゴ



アユモドキもいる!



そして琵琶湖と言えばこの魚。二ゴロブナだ。



二ゴロブナは伝統食、ふなずしの材料になる魚。





この博物館の良さは、徹底した動植物展示と、そしてその自然の
恵みと人の営みが、ちゃんとリンクして展示されている点だ。



湖岸でよく見られる、ヨシ



よく見ると真ん中に日本最小のカヤネズミがいる。



そのヨシと人との関わり。こういったものも展示されてる。



そしてこの水槽も必見だ。この足・・・・・



水面を泳ぐ、カイツブリちゃんの足でした。



同じ水槽にカルガモと、夏羽のユリカモメもいた。

琵琶湖博物館・・・ここだけで一日終わっちゃうんじゃないかって
ほど、面白くて見どころ満載のスポットだ。琵琶湖周辺の生きもの
見ながら、人と自然の関わりを考える、いい機会になると思う。

でもあんまりゆっくりもしてられない!けれども・・・まだ全部伝え
きれてない!ってことで、次回はこの続きをお送りします!
  


Posted by mikihito at 22:43Comments(0)

2019年06月12日

千本浜で地引網



沼津市・千本浜。



この時期はホントに水がきれい。海の水はきれいなだけじゃダメ
で、栄養豊かであることが大事なのはわかってる。サクラエビの
不漁もそれが原因だろう。でも、この澄んだ水はやっぱり美しい。



で、今年も行われました!トヨタの労働組合東静岡支部主催の
地引網イベント!当日はたくさんの親子連れが参加してくれた。



みんなで力を合わせて網を引き上げる。すると・・・おお~~。
ハリセンボンにブダイ、サバにトラギス、ヒイラギにヒメジ・・・・・
いろんな魚が入りました!







網からこぼれた魚を食べに、トビやカラスもやってくる。



そういえば去年はめっちゃ豊漁で、こんなアンコウもあがったなぁ。



おととしはマダイにクロダイ、ホウボウ、カワハギ、そしてドチザメも
入ってて、子供たちはきゃーきゃー騒いどったわ。



今年の目玉といえば・・・きれいなイトヨリも捕れたけど・・・・・、



なんといってもコレ!バカでっかいアオリイカだっ!!



いやこんなデカいアオリイカ、見たことないわ。マジで。





で、これを炙ってみんなで食べた!肉厚で噛むのが大変だった(汗)。
やっぱなんでも適度なサイズ、ってのがいいね。美味しかったけどね。



みなさんきっと楽しんでくれたと思う。・・・で、その翌日はまたまた
海へ。西伊豆の堤防で小サバが入れ食い。



これを背開きにして・・・・・



しょうゆかけて、炙りでいただきました。うん、美味しかった!

こんなにいっぱい釣れる場所は愛知にはない。やっぱいい海だなぁ
駿河湾。ただ昔と違い、漁師さんも地引網だけでは食っていけない。
こんなに豊かな海でも、漁獲量は毎年、減っている。

静岡には、日本一高い山と、日本一深い海がある。こんな県はよそ
にはない。それは、どれだけお金をかけても作れるものじゃない。
本当の宝ものって、きっとそういうものだと思う。
  


Posted by mikihito at 19:19Comments(0)

2019年06月05日

今年の潮干狩り



毎年恒例、初夏の潮干狩り。



場所はいつものところ、東幡豆海岸。



今年もアサリは少ない。そしてサイズも小さい。でも全く採れな
かった去年よりは回復してる。浜名湖なんかは壊滅的だし。



これ見て~!こんなきれいなアサリ、初めて見たよ!



ひとつとして同じ模様がないアサリ。めっちゃ変わった模様を発見。



アサリに比べ、断然数多く生息してるのが、このシオフキ。みんな
アサリばっかり持ち帰ってしまうので、この貝が残る。でもシオフキ
だって、うまく調理すれば美味しい貝なんだよ?



シオフキに雰囲気は似るが、サイズが全然大きいバカガイ。食べごたえ
あるし、この貝ホント美味しいんだよ。ただ名前がね・・・。かわいそうじゃ。



アカガイに似た、サルボウガイ



この貝大好き。でっかくて美味しい、カガミガイ



干潟の楽しみは潮干狩りだけじゃない。いろ~んなヘンな生きものが
見つかる。これ、生きものだってわかる?左側なんだけど・・・。



海藻そっくりに擬態してる甲殻類、ワレカラ。ほぼ見分けつかないよね。



打ち上げられたミズクラゲ。毒がないから持っても大丈夫。



ユムシの仲間・・・かな?釣り餌として最高。



モンブランケーキの具の部分みたいだけど、これはタマシキゴカイ
フン塊。これがいたるところにあった。



すんごい数。でもこういった底生生物たちがいることで、我々が出した
汚れを分解し、水をきれいにしてくれてるのだ。魚のエサとして生態系
を支えてくれてるし。干潟ってホントに大切な場所。



そして今シーズンの東幡豆海岸は、めっちゃハマグリが多い!



このどデカいハマグリを見よ!!こんなのが採れたのだ!こんなん
料理屋で食べたらめっちゃ高いよ??しかもハマグリって愛知県じゃ
トップクラスの絶滅危惧種に指定されてるってのに・・・。

しかしなぜアサリが減ってハマグリが増えてるのか?ひとつの理由が、
塩分濃度の変化だろう。アサリは塩分の薄い汽水域を好み、在来種
であるこのチョウセンハマグリは、塩分が濃い海域を好む。

ハマグリが増えたってことは、確かに海がきれいになってきた証拠でも
あるのだが、つい先日兵庫県が、瀬戸内海で水質改善が進んだ半面、
魚貝類の栄養素となる窒素などの「栄養塩」が減り、漁獲量の減少や
ノリの色落ちが問題となっているため、水質の環境基準を独自に見直
す方針を固めた。
つまり、水はきれいなだけじゃダメ、ってことなのだ。難しい問題だけど。



さぁ、それじゃせっかくなんで、採れた三河湾の幸を美味しくいただこう。



浜辺のアオサもいっぱい採ってきた。



貝を調理する時のポイント。アサリやハマグリは砂抜きしやすいが、
シオフキ・バカガイ・カガミガイは砂抜きすることができない。

なので・・・生きたまま殻を割っちゃう。そしたら身をくり出して、砂が入って
る部分を水で洗い流しちゃう。そうすれば後はどんな料理にでも使えるよ。



こんな具合に。炒めてもよし、炊き込みご飯も、クラムチャウダーもいいね。



今回はかき揚げにしてみました。題して、「三河湾丼」。・・・美味しかった!
ただ、アオサの味噌汁は・・・・・あかん。やっぱ一回干さんとあかん。

でも今年も、三河湾の海の幸が堪能できて幸せでした。貝たち、ごちそうさま!
  


Posted by mikihito at 20:07Comments(0)