2012年04月29日

NEW泳ぐ車いす

海洋楽研究所・所長、林正道氏の新作が出来上がった。



1人乗り・尾びれ推進型・水上及び水中遊泳ロボット、その名も「ノレルカ」。

以前製作された「ノルカ」の改良型で、重量が格段に軽く、持ち運びもでき、
さらに安定性も増した。確かに以前のものより乗り心地は進歩している。



水中の様子を見ることができるモニターも取り付けられており、



海上での後方確認用のバックミラーと、危険を知らせるチリンチリンも
標準装備。・・・・・いや、いらんだろコレは。



そしてさらに今回、初のお披露目となった「うらしまたろう8号」。
泳ぐ車いす」の最新型である。



何だか子供たちが喜びそうなモノやら、怪しいモノやら、いろんなのが付いてる。



無線で音声のやり取りができる装置、そして手前のちょっと気持ち悪い「」、
コレすごいぞ。なんと手先を動かすことが不自由な子でも乗れるように、
遠隔操作でスロットルをオンにして、モーターを回せるように作ってあるのだ!



ホントはコレに尾びれが装着されてて、モーター+尾びれの推進力で動くように
なってるのだが、残念ながらこの日の実験は失敗。尾びれが動かんかった。

しかし、夢の乗り物「うらしまたろう8号」は近々デビューの予定だ。
今年の夏も、この泳ぐ車いすに乗ったたくさんの子供たちが、笑顔になるね!



さらに今回は、「抱きついて遊べるイルカ」も発表。



こうやって見ると、まるでホンモノのイルカとおっさんが戯れてるみたい。
ほのぼのとした1枚である。



しかしこの写真はマズい!まるで俺がイルカを素手で捕獲したかのような・・・

・・・ち、違いますって、シーシェパードのみなさん!これロボットっすから!!
ア、アイラブ・ドルフィン。アイドントキル・ア・ホエール。

バット、アイイート・ア・ホエール。・・・・ワッハッハ。

ってことで、今年の夏も何だか楽しくなりそうだ。みんなもいっしょに泳ごう!  


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2012年04月27日

ニホンカモシカ発見

香嵐渓へカタクリを撮影しに行った時のこと。

国道沿いの林の中に、何やらガサガサ動く気配が・・・。



ニホンカモシカだ!!

観光地・香嵐渓の、しかも民家のすぐそばまで降りてきていた。
ニホンカモシカは名古屋市の東谷山でも目撃されてるし、東京都内にも
生息してるらしいから、そう驚くことでもないのかも知れんが・・・。



でもやっぱり間近に現れるとちょっとビックリする。わりと人を恐れないっつうか、
好奇心が旺盛っつうか・・・肝がすわった動物である。

ちなみにカモシカは「シカ」ってつくけど実はウシの仲間。この日は人里にエサを
食いに来たようだ。よ~く見るとアオキの葉っぱを食っている。

この動物の場合難しいのは、「国の特別天然記念物でありながら、食害も引き
起こしている」という点である。数は少ないけど、やっぱり農林業の被害は出てい
る、ということだ。やみくもに守ればいいってもんじゃない、ってことなんだろうな。

コイツはエサ食うために降りてきたようだが・・・こんなブログ書いてたら、異常に
腹が減ってきた。朝からな~~んも食べてない。つうか食べちゃイカンのだ。



うどん、半熟卵、プリン。昨日は3食ともコレだった。そして今日は絶食&下剤責め。

・・・そーなんです。・・・今から、内視鏡検査、行ってきますです。(涙)  


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2012年04月24日

ディープ沖縄・その2

沖縄に行ったら何食べる?チャンプル、ラフテー、てびちにミミガー。
もずくに海ぶどう、ソーキそば・・・。確かにいろいろあるけれど、
ほとんど他府県でも手に入っちゃうよね。そこでオススメなのが・・・



ステーキ。もちろんどこでも食えるものだが、沖縄のステーキはちょっと違う。



メニュー見るとビックリ。とにかく安いのだ。写真はニューヨークステーキ、
300グラム。これにライスとサラダとスープがついて、1500円

こんな値段でステーキ食えるのは沖縄以外ないだろう。ただし、国際通りなんか
にある、観光客向けの店だとこの値段では無理。あくまでも地元の人(米兵含む)
が行くような店を探して入ってほしい。



こちらもオススメのスポット、那覇からちょっと北の海沿いにある、泊(とまり)
公設市場。地元で獲れた魚貝類がズラリと並んでる。



これだけ入って1箱1000円!ここは地元の飲食店の方なんかが仕入れに来る
市場。だから値段がめっちゃ安いのだ。



しかも他では見られない珍しい魚がいっぱい。これはヒメジ(通称オジサン)って魚
なんだけど、確かにうまいって話は聞いたことあるが、実際売ってるのは初めて見た。



こちらは有名な沖縄名物・グルクン。唐揚げにするなら沖縄で一番うまい魚だろう。



刺身ならナンバーワンは間違いなくアカジン・ミーバイ。沖縄一の高級魚である。



この市場でいろんな魚貝を買って、その場で昼ごはんにする。他の地域では絶対
に食べられない、しかも観光ガイドにも載ってない、ディープ沖縄の楽しみ方だ。



昔は沖縄でも当たり前に獲れたけど、今は激減してしまったヒメシャコガイ
めっちゃ美味。ただしコレ、本土で買うと1個1500円する。



サザエの仲間、ヤコウガイ(夜光貝)。殻が美しいので工芸品にも使われる。
これも本土ではまず食えない。身はめっちゃ固いんだけど、やっぱりこれも美味。



そして先日、長崎県でこの魚を食べて死者が出た・・・アオブダイ
(現地の呼び名はイラブチャー)・・・・・勇気を出して食ってみた。



全然大丈夫だった。当たり前だよね。市場で売ってんだから。死んじゃった方は
どうやら内臓まで食べちゃったらしい。お気の毒に。確かに内臓には毒がある個体
がいるので気をつけてほしい。しかもコレ、正直あんまりおいしいとは思えない。



そして市場を出た後、今回の旅のもうひとつの目的地でもある、泡瀬干潟へ・・・。

泡瀬干潟を守る連絡協議会の前川さんに、久しぶりにお会いして話を聞いてきた。
埋め立て工事は着々と進んでるそうだ。ただし、予算の都合で今はストップしてる
らしい。このままず~っと止まってればいいのに。

海、干潟、イルカ、ヤンバルクイナ、食、そして・・・人。

今回も、ホントに素敵な沖縄が迎えてくれた。この素晴らしさを絶対に壊しては
いけない。それを守るためなら、俺は何度でも行くよ。この島に。  


Posted by mikihito at 23:04Comments(4)

2012年04月22日

ディープ沖縄・その1

沖縄の観光スポットと言えばやっぱり、美ら海水族館だとか万座毛だとか、
ひめゆりの塔だとか琉球村だとか、いろいろあるんだけど、是非ともオススメ
したいのが、名護市にある「ネオパーク・オキナワ」。



なんつうんだろ、B級パラダイス的な空気がプンプンなスポットなのだ。



動植物園なので、こんなふうにヤギみたいなのがいたり、



アルパカみたいなのがいたり、



ビーグル犬がいたり。・・・・・ビ、ビーグル!?・・・なぜだ!?



柴犬が寝てたり。・・・・・いや柴犬もおかしいだろ動物園にっ!!

とまぁ、見せれるモン何でも見せとけ、的な雰囲気がたまらなく
沖縄っぽくて良いのだ。俺はこうゆうB級スポット大好き!



銀河鉄道999も3Dで観れるらしいんだけど、



鉄郎の顔ヘンだって!!「北の国から」に出てきそうなカンジになっとるがな!!



そうかと思えば、「すんません。パーマかけすぎました。」みたいな鳥もおるし。



しかしこのネオパーク・オキナワでは、ここでしか見られない貴重な生きものも
いる。そのひとつがこの、サシバ

差し歯、ぢゃないよ。サシバ。絶滅危惧種のタカで、夏は日本の里山の近くで
繁殖し、秋には沖縄を経由して、東南アジアあたりで越冬する。愛知県・伊良湖
で9月に見られる「サシバの渡り」には全国から野鳥ファンが訪れる。

そんな鳥が目の前にいた!オリの中ではあるんだけどね。そしてさらに・・・・・



ヤンバルクイナだっ!!生まれて初めて間近で見た!
ここは保護&繁殖施設でもあるので、ガラス越しに観察できるのだ。

前日にやんばるの森で夜中まで探して、結局鳴き声しか確認できなかっただけ
に、こ~~んな間近で姿見ることができて、ホント良かった。・・・感動!

というワケで、今回は1箇所しか紹介できなかったが、まだまだありますディープ
な沖縄。・・・つうかホントにオススメのスポットは紹介できないんだけどね。

夜の話だからね。・・・嫁さんがたまに見てるからね。このブログ。  


Posted by mikihito at 18:09Comments(3)

2012年04月21日

沖縄のイルカ

沖縄2日目。今回の旅の目的でもある、ルネッサンスリゾート沖縄での
ドルフィンプログラムの視察。



イルカたちがいる、海に面したラグーン。



いた。イルカだ。・・・いい顔してるね。目が穏やかだ。

ジャンプとか輪くぐりなんかの芸をさせてないためか、ここのイルカたちは
ストレス抱えていない気がする。
以前、海に逃げたイルカが、友達連れて帰ってきたことがあったそうだ。



そういえば先日、秋田県の八幡平クマ牧場でヒグマが逃げ出し、人が襲われ
る事件があった。映像見てみると、あの施設の飼育環境は相当ひどい。

痩せ細った個体や脱毛している個体。あのクマたちがいかにストレスを抱えて
いたのかが一目瞭然だ。そうまでしてクマを見せる必要がどこにあるのか?

亡くなった方はもちろんのこと、まるで強制収容所のような場所に押し込まれ、
ずさんに飼育された挙句、射殺されてしまったクマたちがあまりにも哀れである。

・・・・・事故を引き起こした管理者の責任は重い。



ドルフィンラグーンを管理しているOMRC所長、小林さんにお話を聞く。

ヒトが野生動物をどう管理すべきか、それがどれほど大変なことなのか、そして
イルカがヒトに与えてくれる力がどれほど大きいか・・・などなど、いろんな話
を聞くことができた。小林さん、ありがとうございました。





ほかにもこのホテルには、エイと一緒に泳げる場所や、魚にさわれるタッチング
ビオトープなんかもある。こういったものが、子供たちが自然に親しむ入口と
なっている。ただし、これらはあくまでも入口。

何より素晴らしいのは、その入り口のすぐ先に、本物の海がある、ってことだ。





海洋楽研究所・林正道が持ってきたウミガメの赤ちゃんロボット。スタッフには
大ウケ。でも沖縄では本物が見られるんだもんね。



予算や立地条件など数々の難題はあるけど、「イルカといっしょに楽しむ海」、
・・・実現したいなぁ・・・・心からそう思った。  


Posted by mikihito at 10:39Comments(3)

2012年04月20日

またまた沖縄

沖縄に来とります。今回は仕事半分、遊び半分。



念願だったルネッサンス・ホテルに宿泊。本島きっての高級リゾートホテルも、
4月のこの時期はめっちゃ安いのだ。
実はルネッサンスに泊まったのには理由があるのだが、くわしくはまた次回。



とりあえず暇だったんで、久しぶりに真栄田岬・青の洞窟へ。



恩納村を代表するダイビングスポットなんだが、この日はめっちゃ寒くて、
ウェットスーツは必需品。



ただ、水温が低いのもあって水質は良好。間違いなく夏の沖縄よりきれいだ。



有名スポット・青の洞窟。幻想的な光景だよね。



夜ごはんは、沖縄に来たら必ず寄る店、名護市にある「ジャンバルターコー」。
ここのタコスとチキンはサイコーにうまい!



夜はクルマ飛ばして北部へ。安田(あだ)地区でヤンバルクイナ探しツアーだ。
こないだ「ほんまでっかTV」でさんまさん達が来てたトコね。



ヤンバルクイナは国の特別天然記念物でもあり、絶滅危惧指定もされている
沖縄でも希少な鳥である。
開発や外来種の影響(マングースや人間が持ち込んだネコ)、また道路整備に
よる交通事故で激減してしまった。

やんばるの森の沢沿いを探してみた。残念ながら姿は見えなかったけど、
すぐ近くで「キョキョキョ」って鳴き声は何度も聴くことができた!

鳴き声だけでもじゅうぶん感動。間違いなくいるんだ・・・やんばるの森に。
  


Posted by mikihito at 03:28Comments(3)

2012年04月16日

女子的ブログ

なんか最近ちょっとブログの内容がハードだな・・・って思って
たんで、今回は超ソフトに。女子っぽく作ってみようと思う。

「ミキティーの”お散歩日記”」

ハーイパーみんな元気かな?マカロン大スキ!推しメンは麻里子サマと相葉クン音符
の、ミキティーだよ!パンダ

どうみんな?最近、パスタ巻いてる??・・・って・・・
Hi-Hi かっ!←(ひとりツッコミ。下降

こないだぁ、いつものようにお散歩してたらぁ、めちゃX2 ラブリーな
お花クローバー見つけたんだョハート



カワイくない?マジカワイくない?ミキティー的にはチョーカワイイんですけど。上昇

WIKIってみたら、これ"ホトケノザ"ってゆーんだって。ホトケってアレかな?
おしゃかサマのことかな?名前ヤバくね?

このお花クローバーアップにしてみたノダパンチ←シュショーのことぢゃないョ(笑)



マジカワイーんですけどびっくりつうかワンコ困ってるみたいなんすけど(笑)ハートハートハート

ヤバくね?マジヤバくね?写真カワイすぎじゃね?汗

お散歩すればリア充。力こぶとりま、探してみよ~~ちょき

                         ・・・・・・・・・・ダメだ。疲れた。  


Posted by mikihito at 19:21Comments(7)

2012年04月14日

姑息

とうとう政府が大飯原発・再稼働を決定した。

十分な安全対策もされないまま、地元の慎重論を置き去りに、北海道・
泊原発がストップする5月5日までに、何が何でも再稼働させたかった思惑。
まず結論ありきの大暴走。



これほどの大惨事に見舞われても止められない原発。
では今後、どんなことが起きれば変わるんだろう。
何が起これば人は、気がつくんだろう。

今回の決断にまっ先に歓迎の意を表したのが経済界だ。当然だろう。
思うに経団連ってのは、人間に例えると「脂肪」みたいなものだと思う。

痩せてる時は誰もがどんどん増やそうとする。実際カラダの為には必要なものだ。
けれど食いたい物を、食いたいだけ食う生活の結果、気がついたらブクブクの脂肪
まみれ。必要だったはずの脂肪が、逆に健康に害を及ぼし、寿命を縮めている。



それにしても原発再稼働における、政府の大義はいったいどこにあるのか?

経済に悪影響を及ぼさないため」からスタートした大義名分の変化。
それがここに至って、どんな言葉に変わったか。

電力の不足は病気の方、高齢者、中小企業など、社会的弱者に
大きなしわ
寄せを与える」・・・・・だとよ。

細々と暮らす高齢者たちが、いったいどれだけの電気を使うというのか!?
電力を最も必要としてるのはこういう人たちか?中小企業か?

ちょっとでも社会の共感を得るため、世論を味方にするために、政府はついに
こんな言葉を使うまでに成り下がった。

ふざけんな!姑息な手段使いやがって!「経済のためです。」で貫き通すなら
まだ筋は通ってるが、世間をダマしダマし操作していこうというこの姿勢には、
心底ハラが立つ。姑息。姑息以外の何物でもない。



日本は「人間らしい生き方」よりも、目先のカネを選んだのだ。けれども・・・

経団連の米倉会長と、読売のナベツネ会長。この2人の目を見てごらん。
目は口ほどにモノをいう、っていうけど、まさしく目が全てを表してるから。

ついでに福井・おおい町の時岡町長は、それに仕える子分の目をしている。  


Posted by mikihito at 15:32Comments(12)

2012年04月11日

渥美半島のシデコブシ

春の花シリーズ第2弾。渥美半島のシデコブシ
ただし今回も・・・すんません。時期、終わってます。



花と野菜の町、渥美半島・田原市、なぐさのシデコブシ群落



感動的な風景が広がってる場所だ。



シデコブシは湿地帯に生えるモクレン科の樹木。風になびく白い花が美しい。



中にはピンクの花も見られる。花期は3月下旬から4月上旬。



前回のカタクリ同様、自生地は激減し、絶滅危惧Ⅱ類に指定されている。
そして何よりこの樹木は、日本だけ、しかも愛知・岐阜・三重にしか自生
していないのだ。(これを周伊勢湾要素植物という。)

世界中探しても、東海地方の一部でしか見られない植物。つまりこの地域で
ちゃんと守っていかなければ、地球から消え去ってしまう、ってことだ。

今年はもう遅いんだけど、機会があれば是非一度、この大群落に足を運んで
ほしいと思う。・・・ごめんね。今回も載っけるのが遅れちゃって。

・・・ところで前回のコメントで「頭痛持ちのねこ」さんから、「どんな
カメラ使ってるんですか?」って質問をいただいたのでお答えします。



コレです。カタクリもシデコブシも、コレで撮りました。「カシオ・エクシリム」。
まぁどってこたないコンデジですが、写真はけっこうキレイだと思います。
何よりこのデジカメの面白いのは、ハイスピード撮影ができること。

再生するとスーパースローになるので、チョウやミツバチの飛ぶ姿、滝や波
しぶき、それに自分のバッティングフォームなんか見てみるとかなり面白いよ。



去年まで使ってた「オリンパス・ミュー」。
5m防水のところ10m潜ったら、液晶画面がぶっ壊れた。規定は守りましょう。



その後すぐに買った「パナソニック・ルミックス」。10m防水なので水中での
使い勝手はいいんだけど、マクロ撮影がまるっきりダメ。だから今は使ってない。

・・・で、つい最近、楽天で買っちゃったのが、



ペンタックス・オプティオ・WG2」。これは良い!
12m防水、衝撃にも強い。ハイスピード撮影も可能で、見た目もGショック
っぽくてカッコいい。そしてさらに、超どアップのマクロ撮影ができちゃうのだ!



フクロウの羽根。これをマクロモードで撮影すると・・・



そして「顕微鏡モード」で撮ると・・・



さらに、もうちょいズームかけていくと・・・



こ~んな写真が撮れちゃうのだ。コンデジでここまで寄れるのって無いよね?

というカンジで、いろんなメーカーの、いろんなカメラを使ってるワケです。
短期間でこんなに買い換えるなんて、ちょっとゼイタクではあるが、まぁこれも
仕事のうちなんで。しかもぜ~んぶコンデジ。

高いカメラはひとつもないからね。・・・だから・・・許してくれ、嫁。  


Posted by mikihito at 22:49Comments(3)

2012年04月07日

香嵐渓のカタクリ

まず初めにお詫び。今回ご紹介する美しい花、もう時期終わってます。
すんません。もうちょっと早く載っけるべきでした。



香嵐渓のカタクリ。早春を彩る、薄紫のめっちゃ美しい花である。



全国的にも有名な香嵐渓の群生地。季節になれば観光や写真愛好家
などが、どっと押し寄せる場所だ。(秋は紅葉が有名。)



カタクリの花期は3月下旬から4月上旬。本当に美しい花が観られるのは
わずか1週間ほど。その美しさと儚さから、「スプリング・エフェメラル
(春の妖精)と呼ばれている。



この植物の鱗茎(球根)からとったデンプンから作られるのが、片栗粉である。
今はジャガイモが代用品となっちゃってるけど。



薄紫の群生の中に、白いカタクリも見つかる。



これ程の群生地は本当に貴重だ。昔は当たり前に生えてたんだろうが、
里山の開発、森林形態の変化、それに盗掘などによって激減してしまった。

カタクリが愛される理由は、その独特な形と美しさ、そして早春の極めて短い
期間しか観られない、という神秘性にあるんだと思う。日本人はこの「儚さ
が好きなんだよな。



香嵐渓では同じ時期、このニリンソウも観ることができる。こちらも春の女神、
スプリング・エフェメラルと呼ばれる花だ。

是非森で、これらの花々の、儚げな美しさをご覧になってほしいと思う。
・・・しかし今回は載せるのが遅すぎた。・・・・・すまぬ。  


Posted by mikihito at 13:30Comments(2)

2012年04月02日

なんか、ムシャクシャする。

今、静岡のホテルに1人。(決して横におネーちゃんなどいませんよ。)

なんか、ムシャクシャする。今日の放送で原発再稼働の問題に触れたからか。
それとも夕方、福島みずほ氏と枝野経産相とのやりとりをテレビで観たからか。

原子力安全委員会っていったい何なんだ?大飯原発のストレステストを妥当と
認めた団体。けれども会議はたった5分で終了。あとは政治判断で・・・って。

原子力安全委員会は安全の確認を求められているのではない。」

はぁ?じゃ誰が安全の確認をするの?何のための「安全委員会」なの?

原発の問題で、何を置いても一番大切なのは「安全か否か」だろう?
(次に大切なのは「自然の摂理に照らし合わせること、だけど。)

原子力安全委員会が安全かどうか判断できないなら、そんな名前は変えちまえ!
ついでにマダラメ委員長は「デタラメ委員長」に名前変えちまえ!

原発事故でいまだ苦しんでる人たちが大勢いるというのに、まず再稼働ありきの
姿勢。いったいこの国のモラルは、倫理観は、どうしちゃったんだ??



福井県・大飯原発が再稼働するかどうか。これは冗談抜きで、今後の
日本人の「生き方」が問われる問題だと思う。

政府ならびに経済界は当然、1日も早く再稼働したいことだろう。
なぜなら・・・去年の夏も乗り切った。今年の寒かった冬も乗り切った。
その上・・・この夏も原発なしで乗り切れてしまったら世論は・・・

やっぱ原発いらねぇじゃん」・・・・・ってことになっちゃうからだ。

今日の中日新聞の1面。「愛知の中小企業、再稼働反対が7割」。

未来の国のあり方を考える時、これは希望の持てる数字だと思う。

拡大政策やグローバリゼーションしか頭にない大企業からは、決して出てこな
い数字である。本当の意味で、国としての将来をしょって立つのはこういった
中小零細企業かも知れない。ホントがんばってほしい。

ちなみにこの記事、原発推進まっしぐらの読売新聞にはゼッタイ載らないだろう。

最後に・・・
今日4月2日は、故・忌野清志郎さんの誕生日である。

だからこそ今一度、じっくり聴いてみよう。
反原発ソングである、「サマータイムブルース」と「ラブミーテンダー」を。
  


Posted by mikihito at 22:04Comments(8)