2016年10月31日

三河湾一周自転車の旅・今回のゴール



三河湾サイクリング、まずは歩いて蒲郡市・竹島散策。





島内にある八百富神社。創立は平安時代末期。かの徳川家康も参拝したといわれる。



竹島は、島全体が天然記念物指定されている。本土は目の前なのに、この島独自
の暖地海洋性の植生があるためだ。これは鹿の子模様の「カゴノキ」。



葉っぱの葉脈が縦にしかない、極めて珍しいナギノキの葉。



島の裏手にまわり、帰りは海を見ながら歩く。



その後、自転車は豊橋へ向かい・・・・・佐奈川の河口域でハゼ釣り。



この時期のハゼの大きいこと!いわゆる落ちハゼ、ってやつが釣れた。



天ぷらでも唐揚げでもなく、お刺身でいただく。そんじょそこらの魚じゃ到底
かなわない、ハゼの刺身の美味しさ。これが食えるのは、釣り人の特権だ。



そして今回のゴール、豊川の河口に到着~~!この続きはまた次回。



帰り道、出発地点だった西浦に立ち寄ってみると・・・素晴らしい夕景が広がっていた。

           (鉄崎幹人オフィシャルウェブサイト http://tetsuzaki.com/
  


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2016年10月29日

三河湾一周自転車の旅・蒲郡編

今年の春のサイクリング旅の続き。今回は「蒲郡編」。



前回のゴール地点だった西浦を出発。いきなり海岸線沿いの快適なサイクリング!



まず最初に立ち寄ったのが、ご存じ、蒲郡市・竹島水族館



お~~っいきなりアリゲーターガーがいた!コレ、名古屋城のお堀や堀川で問題
になってるヤツね。・・・・しかしなかなか捕獲できなくて、行政も困ってるみたいよ。



竹島水族館名物、カピバラ。このカピバラのショーがちょっと前から大人気なのだ。
なかなか動かないし言うことも聞かない・・・でもそのユルさが人気の理由らしい。



もうひとつ、竹島水族館の魅力はズバリ、「手作り感」にある。



こうしたポップは、すべて飼育員さんたちの手書き。しかもちゃんとこのように伝える
べきメッセージも込められている。商業水族館にはない、「」を感じる所なのだ!



しかも目の前が三河湾だから、地元の海の生物展示や生態保護にもこだわっている。
そう、地元色が非常に強い水族館なのだ。ちなみにこのポップを読んでみると・・・・・

「カンモンハタ・・・私は無事です。私はよくウキとロープのすき間にはさまっています。
好きでヨコになっているので、ほかっておいてください。」

ほかっておいてください・・・・・バリバリ三河弁やないかい!
タケスイ心配される魚ランキング・堂々の1位!」って・・・そんな集計してねーだろ!
ホントこーゆートコがめっちゃいいのだ。



竹水で俺がいちばん好きな魚、フウセンウオ



ダメだ。たまらん。かわい過ぎる!!コイツ、何時間でも見ていられるなぁ。動かない
けど。俺は別に、名古屋港水族館みたいに、シャチやイルカがいなくてもいいのだ。
水族館は、自分が興味を持てる生きものがいれば充分。



そしてそして・・・・・竹水のお土産の定番と言えば・・・・・「超グソクムシ煎餅」だっ!



この「超グソクムシ煎餅」、まずパッケージがキモチ悪い。



裏面はもっとキモチ悪い。



けれど味はいたってフツーで美味しい。でもちゃんとグソクムシ粉末も入って
るのだ。以前、この水族館の飼育員の三田さんって方にインタビューした時、
オオグソクムシを食べた。」って衝撃的な話を聞いた。

たぶんその体験が元となって出来上がった煎餅なんだろう。
その後、俺もその三田さんに触発され、オオグソクムシを食べてみたのだった。



楽しくて、勉強にもなって、それでいてめっちゃリーズナブルな竹島水族館。
是非一度、足を運んでみてほしい。
・・・・・さぁそして自転車の旅は後半。次回、竹島に渡ってみる。乞うご期待!

     (鉄崎幹人オフィシャルウェブサイトはこちら http://tetsuzaki.com/
  


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2016年10月25日

アルゼンチンアリの脅威



これは日本にいるアリではない。外来種の、アルゼンチンアリだ。
つい最近、愛知県岩倉市内で発見した。



このアリがどれくらいやっかいな存在な生物か・・・・・。
環境省のHPをコピペしとく。

南米原産のアルゼンチンアリは、屋内に侵入して日常生活に支障をきたすな
ど不快害虫として地域住民に被害を及ぼすとともに、侵入・定着1している地域
では在来のアリ類をほぼ駆逐してしまうなど生態系への影響が懸念されており、
「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律(外来生物法)」
に基づく「特定外来生物」に指定されています。

我が国では1990 年代の初めに中国地方で発見され、当初は港の周辺など海外
との接点がある場所から徐々に分布を拡大していましたが、近年では物資など
に随伴して移動し、遠隔地でも続々と定着が確認され始めています。

こうしたことから、アルゼンチンアリが既に侵入している地域において分布拡大と
被害の防止等を図るとともに、未侵入地域において新たに侵入が確認された場合
は、定着させないよう早期に根絶する必要があります。



在来アリの4倍のスピードで動き、巨大なコロニーを築き、やがて日本のアリを
完全に駆逐し、農業被害も出し、さらには民家にも侵入するアルゼンチンアリ。

やっかいなことに、この生物を完全に駆除することは不可能と言われている

我々の足元で、我々の知らない間に、変わりゆく生態系。

物流のグローバル化によって、今後もこうした外来生物は確実に増えていくこと
だろう。それを食い止めることは、たぶん不可能なことだ。

けれどそれは仕方がない。我々が選んだ道なのだから。

     (鉄崎幹人オフィシャルウェブサイトはこちら http://tetsuzaki.com/)  


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2016年10月20日

懐かしのザリガニ釣り



もう何年ぶりだろう?ひっさしぶりにザリガニ釣り、やってきた。



お邪魔したのは、岩倉市自然生態園。



街なかからさほど遠くないトコに、なかなかいい感じの水辺があるのだ。



すっかり秋ですなぁ。シラカシのドングリ。



こっちは植樹されたクヌギのドングリ。



野鳥たちの大切なエサとなる、センダンの実や、



色づき始めたクロガネモチの実、



そしてクスノキの実。いろ~んな秋があった。あ、ちなみに今出てきたヤツ、
全部食べてみたけど、美味いのはひとつもないからね。



あとここには珍しいナンバンギセルもあった。イネ科の植物に寄生する、腐性植物だ。



さぁお待たせしました。いよいよザリガニ釣り開始。エサは昔も今も、よっちゃんイカだ。



こんな風に短い竹竿にタコ糸結びつけて、池に垂らす。このやり方も昔とおんなじ。



するとあっという間に・・・・・ザリちゃんが掴んできたっ!



こんな浅い所でもお構いなし。ガンガン掴んでくる。やっぱコイツら、貪欲だ。



そのままそ~っと持ち上げれば・・・・・ハイ、釣れました!!もう入れ食い状態。



裏側を観察してみる。コイツは生殖器があるから、オス。

ちなみにご存知の通り、アメリカザリガニは外来種。1920年代に、当時食用と
していたウシガエルのエサとして、アメリカから持ちこまれた。

ものすごい繁殖力で、あっという間に全国に広まってしまったワケだが、日本に
来て間もなく100年。単なる外来種のワクを超えてしまった存在である。

「ワシが子供のころは日本のザリガニがおったが・・・」などというじっちゃんもいる
が、ニホンザリガニは東北より北にしか生息していないため、この地域にいたザリ
ガニは、昔も今もアメリカザリガニのみである。



とにかく短時間でアホほど釣れる、ザリガニ釣り。久しぶりに昔を思い出して楽し
かったわ~~。でもきっと今の子たちは、こんな身近な釣りさえやったことない子
が多いんだろうなぁ・・・・・。

俺なんて小学校時代は、近所にあった姫ケ池ってトコで、もう毎日釣ってたもん。
カエル剥いたり、釣れたザリガニ剥いたりして、それをエサにして。
あと釣れたザリガニ同士戦わせたり、ヒドイ時はザリガニとクワガタ戦わせたりして。
その2匹は自然界ではゼッタイ出会わない、っつうのにさ。

でもそんな残酷なことしながら、いつしか「何か」を感じて、学んで、みんな大人に
なったのだ。その「何か」こそが、実は子供たちにはいっちばん大切なものなのだ。

みなさんも久しぶりにやってみたら?ザリガニ釣り。帰れるよ。楽しかったあの頃に。


             鉄崎幹人オフィシャルウェブサイト http://tetsuzaki.com/
  


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2016年10月18日

祝!ホームページ開設



この度、HPをリニューアルいたしました!



いろんな自然、満載です!



まだ工事中ですが、写真や動画も充実させていきます!



こんなんもあったり・・・・・



こんなんもあったりするけど・・・・・

とにかく、訪れてくれたみなさんが楽しめるHP目指します。
是非一度、ご来場お待ちしておりますっ!!
                   
鉄崎幹人オフィシャルウェブサイトはこちら http://tetsuzaki.com/
  


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2016年10月15日

森林公園の秋



愛知森林公園の秋。まずはゲンノショウコ。下痢止めに効く生薬のひとつ
であり、和名は「現の証拠」=「実際に効く証拠」を意味する。



鳥と同じ名前、ホトトギス



こっちはタイワンホトトギス。残念ながら原産地は台湾と西表島。
比べてみるとやっぱりこっちの方が派手だよね?



環境省のレッドリストでなんと、トップクラスの絶滅危惧ⅠA類に指定されている。



イネ科の植物に寄生する、ナンバンギセル。なかなか見かけない植物だ。



秋を代表する、ワレモコウの花穂。秋といえばコレと、ツリガネニンジンだね。



湿地園に行ってみたら・・・あったあった。ホソバリンドウ



そしてやっぱり秋の湿地といえばコレ。シラタマホシクサだ。



今年もいっぱい咲き誇ってた。可愛くて貴重なこの植物だけど・・・・・
毎年コレを見ると、ちょっと寂しくなるんだよね。もう間もなく冬かぁ・・・って。
  


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2016年10月12日

今年もアサギマダラ



愛知県森林公園。ヒヨドリバナの群落に、今年もアサギマダラが集まってた。





ひらひら、ひらひら。楽しそうに舞う美しいチョウ、アサギマダラ。
一箇所に8頭くらいいたかなぁ?こんなに集まる場所も珍しいかもしれない。





これからの長旅に備えるかのように、一生懸命、蜜を吸ってる。そう、アサギ
マダラは旅をするチョウ。海を越えて、台湾まで飛んで行く個体もいるのだ。
なぜそんな決死の旅をするのか?この小さな体のどこにそんな力があるのか?
・・・・・ホントに謎多き、魅力的なチョウである。





森林公園内を歩いてたら、マユタテアカネにも遭遇。





アップで見ると、マユ毛が立ってるように見える。だからマユタテアカネ。
かなり近づいても逃げない、なかなか肝の座ったトンボだ。
でもよ~く考えたら、この位置ってマユ毛じゃなくて、「ヒゲ」だよね?

だからホントはマユタテアカネじゃなくて、「チョビヒゲアカネ」って名前
の方がしっくりくるんだけどなぁ・・・・・。そう思わん??
  


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2016年10月05日

秋のイベント2連発



今年の秋は天気が悪い。異常に台風が来て、毎日毎日雨ばっかし。



そんな中、この2本のイベントはなんとか天気に恵まれてラッキーだった。
まずは9月10日、豊田市の矢作川河畔で行われた、「矢作川感謝祭」。



客席が橋の下なので、まぁ・・・雨でも大丈夫なんだけど。・・・でもねぇ。
やっぱ雨だとモチベーション下がっちゃうもんね。



会場にはいろんな催し物が。まずは「矢作川水族館」。



この川に生息する様々な生物を展示。



ニホンウナギにニホンスッポン。おお~~どっちも美味しいヤツじゃん。



それから「雑魚料理」のコーナーもあった。何が振舞われてたかっていうと・・・



一瞬アユの稚魚かと思ったら違った。雑魚料理だもん。これは・・・オイカワ。
でもオイカワって、食べてみると意外と美味しい魚なのだ。



その横にザリガニの水槽もあったので、まさかと思ったけど・・・・・
どうやらこれは食べなかったみたい。いやいや、ザリガニも美味しいんだよ。



まぁでも、そりゃこっちの方が美味しいわな。矢作漁協のみなさんが焼いてくれた
アユ。これが1匹ずつ付いて、入場料500円。ずいぶんお得なイベントだと思う。



この日の俺は、イベントの司会、ミニライブ、音響機材の持ち込み(コレ私物だからね。)
テレビの取材、ラジオの取材、さらにはこの日行われた釣り大会への参加という・・・・・・
チョー多忙な一日を過ごしたのだった。

そしてこの日はステージ上で、俺と矢作川の川オヤジ・阿部夏丸さんとのトークショー
もあった。夏丸さんも言ってたけど、「川を守るには、川で遊ぶことがいちばん。」

川を見つめ、川で遊び、その恵みをいただく。・・・・・こんなステキなイベントが今後も
毎年行われるなら、矢作川はこれからも、素晴らしい川であり続けることだろう。



そしてもうひとつ。9月24日、西伊豆の宇久須クリスタルビーチで行われた、
「2016夕映えの響きコンサート」。

行われた、って書いたけど、正直無理だと思ってたのだ。だってこの日は朝から雨。
つうかもう、どしゃ降り。イベント開始時間が近づいても、一向に止む気配がない。

最終の決定時刻である午後5時。とりあえずいったん俺らはステージへ上がる。
雨、まだ止まない。苦肉の策で、コンサートと手筒花火の順番を入れ替える。
でもその手筒花火も間もなく終わろうとしている。もうホントに時間がない・・・・・。

すると・・・・・なんと、さっきまで土砂降りだった雨が、急に小雨になってきたのだ。
その時、前列にいたお客さんが、ステージ上の俺らに向かってひと言。

うしろ!うしろ~~!!」・・・・・わしゃドリフの志村けんさんか。
その、振り返った時の写真がこれだ。



なんと、夕日が顔をのぞかせたのだ。



日本一の夕日の町・西伊豆の夕焼けは、言葉にならないほど美しかった。
この夕焼けと、雨の中、遠い所から来て、何時間も待ち続けてくれたお客さんの笑顔。
そしてなにより、無事イベントを開催できた喜びに、実行委員会のメンバーと、SBSの
スタッフの何名かが号泣。



最高の雰囲気の中、ゲストの岡本真夜さんと、元オフコース鈴木康博さんのコンサート
に酔いしれた。
この日はまさに、奇跡のコンサートと呼んでいいだろう。俺も長いことこの仕事やってる
けど、こんなことなかなかないよ。この日のことはきっと、一生忘れられないと思う。
  


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