2009年11月30日

紅葉シリーズその1

気象条件が良かったんだろう。今年の紅葉は特に美しい。



瀬戸市・定光寺の紅葉。とにかく写真をみてちょ。





↑この写真がお気に入り。実は新しくデジカメを買っちゃったのだ!
で、真っ先に撮影に行ったのがこの紅葉。いいねニコンのクールピクス。

確かに我が家の事業仕分けの対象品にはなったけど。
「デジカメ持ってるのに何で新しいのが必要なんですか!?」と嫁さんに、
レンホーぐらい恐ろしくツッコまれたけど。





↓これなんて赤に緑に黄色。まさに森の信号機。どう?このグラデーション。



すんません。今回はただ写真並べてみただけです。いや、あんまり紅葉が
きれいだったもんで。つうか・・・新しいカメラが嬉しかったんだもん!

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2009年11月26日

この冬もワカサギ釣り

ワカサギ釣りのシーズン到来!



こんなん少ない少ない。朝から本気でやれば300は釣れる。

ワカサギはアユと同じキュウリウオ科の魚。漢字で「公魚」と
書くのは、徳川家に年貢として納められていた御用魚だった
からである。
↑(これ今年1月のブログでもおんなじこと書いたっけ。)



ワカサギは何と言っても唐揚げだ。小麦粉つけて揚げるだけ。

釣りたての新鮮なヤツは臭みが全くないので、魚嫌いなお子
ちゃまもゼッタイ食べられるはず。栄養もすごいあるしね。



そしてここはワカサギ釣りのメッカ、愛知県犬山市の入鹿池。

俺の生まれ育った場所であり、俺にとっては昔も今も変わらない
素晴らしき遊び場である。
小さい頃、ばあちゃんにロープで縛られて泳いでたことを思い出す。
ちなみに・・・
ボート屋「入鹿亭」は親戚なので、みなさん是非ご利用してね。

でも今思うと、この入鹿池という場所が、自然好きな自分を育んで
くれたんだろうなぁ。

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2009年11月21日

IMAGINE

Imagine there's no dam  想像してごらん
               ダムのない世界を
It's easy if you try    やってみれば簡単だよ
No concrete below us  足元にコンクリートは無く
Above up only sky   頭上には空だけがある
Imagine all the people  想像してごらん みんなが
Living for today     今日のために生きてるって・・・



このすばらしい風景も、



こんなすてきな吊り橋も、



けなげに生きる水生昆虫たちも、



俺の大好きな淡水魚、アブラハヤやタカハヤも、



(いっぱいい過ぎてこんなんなっちゃったけど・・・)



そして、山の神様も・・・・・

ぜ~~~んぶダムの底に沈んでしまうかもしれない。

「設楽ダム」。

推進派も反対派もいる。地元住民のみなさんの生活もある。

利水や治水の必要性もある。けれど水は余っていると言う人もいる。

いろんな人が、いろんなことを考え、いろんなことを主張する。

けれど、

想像してみてほしい。



このすばらしい場所が、ダムの底に沈むことを・・・。

You may say I'm a dreamer  僕が夢見てるって思うかな
But I'm not the only one    でも僕ひとりだけじゃない
I hope someday you'll join us  いつかみんないっしょになって
and I want you to protect nature 自然を守っていってほしい

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2009年11月18日

ヘンなものシリーズその3

今回はヘンな植物いってみよう。

マムシグサ。サトイモ科の植物で、薄暗い沢沿いなんかで
よく見かける。秋、赤やオレンジのトウモロコシみたいな
実をつけるのでけっこう目立つはず。



マムシグサの名前の由来は、茎がマムシの模様に似てるから。



うん、確かに似てるかも。つうか茎も実もなんか毒々しいね。



毒々しいだけじゃなくてこの植物にはホントに毒があるのだ。

でもこの度、勇気を出して一粒だけ食ってみた!すると・・・

甘いじゃないか!毒っつうからもっと苦いかと思ったら意外と
甘くてびっくり!
でもこれはマジで真似せんように。なんせ去年、長野県でこれ
食べちゃった小学生が病院運ばれてるからね。

どーりで甘いのに鳥が全然食べんわけだ。これからは図鑑に書
いてあること、もっと信じよう。
うん・・・なんとなく・・・ハラ痛くなってきた。

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2009年11月15日

ヘンなものシリーズその2

森で見つけたヘンなもの。今回は生きものだ。

ザトウムシ」。



生きものがあんまりいないような人工林のスギ・ヒノキ林
によくいる。クモに似てるけど、どっちかって言うとダニに
近い生きものである。



「ザトウムシ」って名前の由来は放送ではちと言いづらい。

「座頭」ってのは目が見えない人のことで、「座頭市」も
そういう意味だよね。
コイツはやたら長い4対の足のうち、特に長い1対を触覚
のように使って動く。それが目の見えない人が杖を使って
歩くのに似てることからこの名前がついた。

別名「メクラグモ」。放送ではゼッタイ言えない名前。
まあそのへんのところはこちらも読んでください。(おヒマなら。)
http://www5.ocn.ne.jp/~tetsu/rad070128.htm



しかし何より面白いのはその形である。まるで宇宙生物。
初めてこれを見た人はたいていビビる。
そう言えばトム・クルーズの「マイノリティー・リポート」
にもこれにそっくりなロボットが出てきたっけ。

自然界にはヘンな生きもの、たくさんいるんだよね。
あ、人間界にもね。

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2009年11月14日

ヘンなものシリーズ

森で見つけたヘンなもの。



あれ?なんで森にジャガイモが?

って思って中を割ってみると・・・



あんまんかよっ!!

いや、これ実はキノコなんです。ヘンっしょ?

次回もお楽しみに・・・。

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2009年11月11日

日本のチロル

「日本のチロル」と言われる、長野県・下栗ってトコに行ってきた。



おお~っ!チロルの風景だ!遠くに南アルプスも見える。



松の中で唯一、このカラマツは黄葉する。美しいなぁ・・・。
右・動物のウンチを食べるセンチコガネ。ウンチ食うけどこんなにキラキラと
光沢を放つのだ。これがまたチロルの景色に映えるなぁ。



チロルで出会った可愛いおばあちゃんと、そのおばあちゃんが教えてくれた
イモ田楽。めっちゃおいしかったよ!ありがとうチロルばあちゃん!



御池山の山頂からの風景。いや~~とにかくチロル。

うわっ!なんかいる!
なんか動物が空に向かって吠えてる!
木かよっ!!びっくりした。なんだよチロル。



神秘的な池もあったぞ。水面にカラマツが映って・・・なんてきれいなんだ。
さすがチロル!・・・あれ?なんかある。うわっ!何これ!?

もしかしてシカの骨?なんで落ちてるの?
えっ!?これクマの足跡じゃね??

ま、まさかこれ・・クマの・・・爪!?・・・・・ビビッておしっこが・・チロル。



夕陽に照らされる山々を見ながら無事下山。いや~すばらしいトコだった。
日本のチロル。
ところでチロルって・・・何?国?山脈?チョコの生産地?・・で、どこにあんの?

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2009年11月07日

間伐体験

沖縄から帰って早々、今度は山だ。子供たち連れての間伐体験。



間伐の仕方。まずは倒す方向にある木に滑車を取りつける。
それにロープを通し、みんなで引っ張るわけだ。



間伐の仕方その2。間伐する木の山側を「くの字型」に切る。
そのあと谷側に水平にノコを入れる。もちろん普段は電ノコだよ。



切る人をフォローするように他の子供たちはさっきのロープを引く。
すると・・・見事に木が山側に倒れた!間伐成功!



間伐は大切だ。ほったらかしでうっそうとなってしまった人工林に光を入れ、
下草を育てる。そうすることで土壌が強くなり、地すべりや水害を防ぐ。
また保水力のある山を作ることにもなり、何より生物の多様性を生み出す。

そしてもっと大切なのは、切り出した間伐材を我々がちゃんと使う事である。
家具、建材、遊具。どんな使い方でもいい。とにかく森は使うことが大切なの
だ。それが次の森作りにもつながる。

30年育てたヒノキが1本800円。どう考えてもおかしいだろそれ。
これでは日本の林業は成り立たず、山はどんどん荒れてゆく。

そのためには我々が安い外国材ではなく、生活の中にもっと地元の木材を取り
入れることしかない。だって日本は国土の67%が森なんだよ。

日本の米や野菜を食うことが日本の農業を救う道であると同様、国産の木材を
使う事が日本の林業を救う、唯一の方法である。

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2009年11月05日

泡瀬干潟の未来

沖縄市の東に広がる泡瀬干潟。沖縄最大の干潟であり、生息する貝の種類
だけでも360種以上という、極めて生物多様性に富んだ場所である。



ホソウミヒルモ、リュウキュウズタ、ニライカナイゴウナなど、ここで初めて見つ
かった新種は10種以上。オボロヅキという貝は日本ではここにしかいない。

ムナグロという渡り鳥の越冬数も日本一。海草の種類も日本一。
生息する絶滅危惧種は動植物あわせて174種以上で、これも日本一。

とにかくすごい貴重な場所なのだ。



一面に広がる砂ダンゴ。これは全部右のミナミコメツキガニが作ったものだ。
流れてくる有機物を食べたあとダンゴを作る。つまり彼らが川からの水を浄化
してくれるわけだ。



正式名はわからないが、「海スギナ」と呼ばれる海草。確かに海のツクシだ。
右は通称「砂茶碗」と呼ばれる、タマガイの卵隗。
そして今回、どうしても撮影したかった生きものにも出会うことができた。



右のハサミだけが異常にでっかい、シオマネキだ。めっちゃおったぞ。
とにかく足元も遠くも、生きものだらけ。まさに「命の宝庫」だった。



でもここには何だかピリピリした空気も漂う。左の石板には「高圧につき触ると
死ぬ」って書いてある。「触ると死ぬ」て・・・。
右は「泡瀬干潟を守る会」の会長、前川さん。今回いろいろと案内をしてくれた
のだが、優しくて、穏やかで、それでいて芯の通ったとってもいい方だった。

そう、命の宝庫・泡瀬干潟は依然、開発の危機にさらされている。

第1期工事96ha、第2期工事91ha、合計187haを浚せつ土砂で埋め立て、
そこに海洋リゾート地を作るというのが国や県、沖縄市の計画である。

現在第1期工事は進行中で、美しい海にダンプから黒い泥が投げ捨てられる
悲惨な映像をニュースで見た人も多いだろう。また最近では前原国土交通大臣
も視察に訪れてるから、以前よりは全国的な認知度も上がったとは思う。

そんな中、2009年10月15日、「埋め立て事業に経済的合理性はない。今後
公金の支出を禁ずる」という控訴審判決が出され、反対住民側が勝訴。

現在のところ干潟の保全に向けて、追い風が吹き始めた感はある。
(実際、俺が行った時も工事はストップしていた。)



だがご覧のように土砂運搬用の道路や護岸工事はすでに完成している。
公共事業はすでに動き出している。
決して今後も、楽観できない状況であることに変わりはない。

美ら海・沖縄。その美しい水は、干潟の浄化作用あってこそ維持できる。
そして干潟は、数限りない生命を育む。かけがえのないこの場所を守るために、
1日も早く、ラムサール条約への登録が望まれる。

最後に、泡瀬干潟を守る会の前川さんはこんなことを言った。

「一度埋め立ててしまった干潟は2度と戻らない。我々の子や孫たちに残して
おきたいもの、それはリゾートではなく、自然です。自然はけっしてお金で買う
ことのできない、宝物なのです。」と・・・。

帰り道、偶然にもカーラジオから「島人ぬ宝」が流れてきた。

鉄崎幹人公式HP http://www5.ocn.ne.jp/~tetsu/
泡瀬干潟を守る連絡会HP http://www.awase.net/  


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