2009年07月14日
鵜飼い
岐阜県・小瀬(おぜ)の鵜飼い舟に乗せてもらった。


左が鵜飼い舟、右がそれを見物する観覧船である。
清流長良川の小瀬鵜飼いは1300年の歴史を持つ、鵜飼い発祥の地だ。
歴史と伝統に彩られた、由緒ある漁法。


鵜飼いに使う鵜はカワウではなくウミウ。体もデカく、のども太いため
鵜飼いに向いているのだ。
初対面の俺には当然心を開かず。けれど15年連れ添った鵜匠さんの
言うことは実によく聞く。漁の直前、鵜は捕ったアユを飲み込まないよう
こうしてのどを縛られる。
かわいそうなようだが、これも鵜匠と鵜との信頼関係があってこそだ。

陽が落ち、舟にかがり火が灯る。鵜飼いのスタートだ。
小瀬鵜飼いは一切の電灯を使わない。観覧船の灯りもろうそくだ。
まわりの景色にも人工の灯りはない。漆黒の闇の中、伝統の小瀬鵜飼い
は粛々と進められてゆく。
鵜匠の奇跡の手綱さばき、時折り鵜に掛ける独特の掛け声、それに応え
懸命に潜り、獲物のアユを探し続けるけなげな鵜たち・・・。


わずか数分間の川下り。しかしそこで見たのは、人と、生きものと、自然が
織り成す強烈なドラマだった。鵜飼いとは、こんなにも美しいものだったのか。
鉄崎幹人公式HP http://www5.ocn.ne.jp/~tetsu/


左が鵜飼い舟、右がそれを見物する観覧船である。
清流長良川の小瀬鵜飼いは1300年の歴史を持つ、鵜飼い発祥の地だ。
歴史と伝統に彩られた、由緒ある漁法。


鵜飼いに使う鵜はカワウではなくウミウ。体もデカく、のども太いため
鵜飼いに向いているのだ。
初対面の俺には当然心を開かず。けれど15年連れ添った鵜匠さんの
言うことは実によく聞く。漁の直前、鵜は捕ったアユを飲み込まないよう
こうしてのどを縛られる。
かわいそうなようだが、これも鵜匠と鵜との信頼関係があってこそだ。

陽が落ち、舟にかがり火が灯る。鵜飼いのスタートだ。
小瀬鵜飼いは一切の電灯を使わない。観覧船の灯りもろうそくだ。
まわりの景色にも人工の灯りはない。漆黒の闇の中、伝統の小瀬鵜飼い
は粛々と進められてゆく。
鵜匠の奇跡の手綱さばき、時折り鵜に掛ける独特の掛け声、それに応え
懸命に潜り、獲物のアユを探し続けるけなげな鵜たち・・・。


わずか数分間の川下り。しかしそこで見たのは、人と、生きものと、自然が
織り成す強烈なドラマだった。鵜飼いとは、こんなにも美しいものだったのか。
鉄崎幹人公式HP http://www5.ocn.ne.jp/~tetsu/
Posted by mikihito at 22:52│Comments(1)
この記事へのコメント
てっちゃんこんばんは。初めて書き込みます。
僕は野遊大全からのてっちゃんの大ファンです。
僕は岐阜県美濃市に住んでいます。
関市の小瀬の川原は月下暇人で長良川いかだ下りの2度目の挑戦のときにリタイアした場所ですね。
今の郡上市にある美並村から金華山まで手作りいかだで激流の長良川を下ってから、はや11年。
てっちゃんと高田さん、片山さん、そして長江さんで大冒険を繰り広げた僕の大好きな番組でした。
今でもDVDにしてたまに見てます。あれほど面白い番組は無いと思ってます!
あれから十余年、てっちゃんはさらにブ厚い野人になってるのがブログを通しても伝わってきます。
これからも最強の野人を目指してください!応援してます!
僕は野遊大全からのてっちゃんの大ファンです。
僕は岐阜県美濃市に住んでいます。
関市の小瀬の川原は月下暇人で長良川いかだ下りの2度目の挑戦のときにリタイアした場所ですね。
今の郡上市にある美並村から金華山まで手作りいかだで激流の長良川を下ってから、はや11年。
てっちゃんと高田さん、片山さん、そして長江さんで大冒険を繰り広げた僕の大好きな番組でした。
今でもDVDにしてたまに見てます。あれほど面白い番組は無いと思ってます!
あれから十余年、てっちゃんはさらにブ厚い野人になってるのがブログを通しても伝わってきます。
これからも最強の野人を目指してください!応援してます!
Posted by 洋一郎 at 2009年07月15日 20:09
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