2009年07月19日

アユの季節

アユのシーズン真っ盛りである。
5月、海から遡上した稚アユたちもずいぶん大きくなった。

キュウリウオ科のアユは確かにキュウリの香りもするけど、やっぱり
きれいな川で良質のコケを食ってるアユは、あま~いスイカの香りだ。

アユの季節アユの季節

アユっつうと清流にすむイメージがあるが、いやいやけっこう汚れた河川
にも上ってくるのだ。写真は名古屋のバリバリ都市河川の山崎川。

それにアユはその習性が「友釣り」にも利用されるように、激しく縄張り
争いをする魚でもある。潜って観察してると、縄張りに近づいてきたヨソ者
をたえず追っ払ってるもん。休むことなく。明らかに生き急いでる魚。
そりゃ早死にするっての。

アユの季節

友釣りといえば、オトリアユとして使われたアユの末路はせつない。
途中でバレちゃったヤツや、弱っちゃったヤツはこうして川底で死んでゆく。

そしてアユはうまい。写真は愛知県犬山市の料理屋で出してるアユづくし。
特製味噌を塗って焼き上げたアユ田楽なんてかなり珍しい一品だと思う。

アユの季節

ちなみにアユは、串打ちをしてから頭を下にして焼くのがいい。なぜなら体
の油が全部頭の部分にたまって、カラッと揚がった状態になるから。
こうすればアユは頭から内臓から尻尾まで、残す所無く食える。

おととい木曽川のアユを食った。今日、矢作川のアユを食った。でもまた食
いたくなってきた。だっておいしいんだもん。

ちなみに、「アユ」と聞いて魚の方が思い浮かぶか、それとも浜崎あゆみが
思い浮かぶか。それが自然愛好家かどうかが分かれるところかもしれない。

・・・でもそんなことどーでも良い。とにかくこの夏は、おいしいアユをいっぱい
食べよう。A Song for XX。

鉄崎幹人公式HP http://www5.ocn.ne.jp/~tetsu/



この記事へのコメント
鉄崎サン、はじめまして。他局ですが、Tぶら、いつも楽しく拝見しております。SBSが聴けないのが残念です。ワラ

2日連続アユ、贅沢で羨ましいです!!!でも、山崎川のアユは、あまり食べたくないなって思いました(>_<)
オトリアユってこうやって見ると残酷…((+_+))
Posted by よこひろ at 2009年07月20日 00:29
鮎は放流しているので結構汚れた川にもいる。昔、多摩川で釣りしてたけど、今から考えると鮎はいました。25センチ近くの。練り餌とか、アカムシとか普通のえさで普通につれてたけど。食べたことあるかもしれない、ただし甘露煮で、どんな味だったのだろう。
多摩川の本流は結構汚れていたけど、子供の頃は平気で遊んでいた。今は多分無理、生臭い匂いで近づくことも出来なさそう。ただ、川の近くで湧き水があるところがあってそこだけは冷たくて水がきれいだった。今はどうなっているかなあ。
民家があるところや、上流にダムがある川は、上流でも結構汚れている。本当にきれいな川は東京だと奥多摩の山の中まで行かないとない。奥多摩駅前の川も結構汚れている。奥多摩なのに。釣り人が多すぎるのか、放流が多すぎるのか、川なのに釣堀にしか見えない。
山女がいるようなところは自然の魚なのだろうけど、小さい川が多く、数も多くない。あれを釣るのはさすがにまずいのだろうなあ。
Posted by 笹の観察人 at 2009年07月30日 19:29
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