浜辺をくしで髪をとく(コーミング)ように探すことから名がついたビーチコーミング。
欧米では定着しており、日本では十数年前から広がった、海の自然遊びのひとつ。
今回は愛知県・渥美半島・西の浜をビーチコーミングしてみた。



まずはよくありがちな、カニ（ガザミ）の甲羅。



これもよく見つかる。コウイカの仲間の骨。



めっちゃよく打ち上げられてます。ミズクラゲ。毒がないので触っても大丈夫。



左・サンショウウニ。右・ブンブクの仲間。



穴の開いた貝。この穴を開けたのが・・・



肉食性のツメタガイ。
コイツはアサリなどの2枚貝に覆い被さり、穴を開けて中身を吸って食うのだ。



ビーチコーミングではないけど、ちょい投げで釣りしてみたら、キスが釣れた。



メゴチもいっぱい釣れた。この魚がめっちゃ美味しいのだ。



ちっちゃ！史上最小のマダイ。もちろん即リリース。



短時間でけっこう釣れちゃいました。



で、それを背開きにして・・・



天ぷらに。キスは当然美味しいが、是非とも食べてほしいのはメゴチの方。ヌルヌル
して嫌う人が多いけど、捌くのも簡単だし、味はキスよりこっちの方が勝ってるから。



お腹いっぱいになったところでビーチコーミング再開。すると浜辺でヘンなものを発見。
なぜか波打ち際に、カブトのメスとアオドウガネ（コガネムシの仲間）がいたのだ。



さらに10mほど離れたところにもカブトのメスが！可愛そうなことにこっちは死んでた。
しかしなぜ森に住む甲虫が浜辺に？・・・しかもカブトは両方ともメスだ。いったいメス
カブトに何があった？もしや「オスのツノによるDVに苦悩した末の入水自殺」かっ？



うわっ！またおるやんけアオドウガネ！どうしたお前の人生！



と思ったらカマキリまでお亡くなりにっ！お前までもが・・・まさかネットの自殺サイト
なんぞ見たのではないだろうなっ！？・・・わからん。まったくもって謎の行動である。

・・・というように、海遊びってさ、なにも海水浴やサーフィンやダイビングなんか
しなくても、浜辺の観察してるだけでも充分楽しめる、ってことだ。

やっぱり自然は不思議なことがいっぱい。だから面白いのだ。・・・・・続きはまた次回。