2015年10月22日
福島の今・前編
(マユミの実)
10月・・・・・福島県安達郡、フォレストパークあだたら。
東北地区のトヨタ自動車の労働組合員の親子を対象に行われた
自然教室&トークライブ。ここはすばらしい所だった。
園内にある、どってことない人工池。ところがこの池には・・・・・
なんちゅう可愛い顔!・・・・っていう、俺の大好きなアカハライモリや、
ミズカマキリにコオイムシにマツモムシ。他にもヤゴやカエルもいっぱい。
そしてなんと・・・・・
ゲンゴロウがワンサカいたのだ!!
ゲンゴロウ・・・・・愛知県では1カ月かけても、見つける自信ないな俺。
それくらい数が少なくなってしまった生きものが、フツーに人工池に生息してるのだ。
そんな豊かな自然に親しめる、フォレストパークあだたら。・・・・・けれども・・・・・
森の中で突如出会う、黒いシート。明らかに、異様な光景。
これが除染土の仮置き場だ。
あくまで仮の置き場。長い時間が経過しても、処理できない土。しみ込んだ放射能。
福島第一原発から50㎞以上も離れた自然豊かな森にも、震災の傷跡があった。
・・・・・あれから4年半以上。けれども、福島の苦悩はいまだ続いている。
Posted by mikihito at 00:03│Comments(0)
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