2016年10月20日
懐かしのザリガニ釣り
もう何年ぶりだろう?ひっさしぶりにザリガニ釣り、やってきた。
お邪魔したのは、岩倉市自然生態園。
街なかからさほど遠くないトコに、なかなかいい感じの水辺があるのだ。
すっかり秋ですなぁ。シラカシのドングリ。
こっちは植樹されたクヌギのドングリ。
野鳥たちの大切なエサとなる、センダンの実や、
色づき始めたクロガネモチの実、
そしてクスノキの実。いろ~んな秋があった。あ、ちなみに今出てきたヤツ、
全部食べてみたけど、美味いのはひとつもないからね。
あとここには珍しいナンバンギセルもあった。イネ科の植物に寄生する、腐性植物だ。
さぁお待たせしました。いよいよザリガニ釣り開始。エサは昔も今も、よっちゃんイカだ。
こんな風に短い竹竿にタコ糸結びつけて、池に垂らす。このやり方も昔とおんなじ。
するとあっという間に・・・・・ザリちゃんが掴んできたっ!
こんな浅い所でもお構いなし。ガンガン掴んでくる。やっぱコイツら、貪欲だ。
そのままそ~っと持ち上げれば・・・・・ハイ、釣れました!!もう入れ食い状態。
裏側を観察してみる。コイツは生殖器があるから、オス。
ちなみにご存知の通り、アメリカザリガニは外来種。1920年代に、当時食用と
していたウシガエルのエサとして、アメリカから持ちこまれた。
ものすごい繁殖力で、あっという間に全国に広まってしまったワケだが、日本に
来て間もなく100年。単なる外来種のワクを超えてしまった存在である。
「ワシが子供のころは日本のザリガニがおったが・・・」などというじっちゃんもいる
が、ニホンザリガニは東北より北にしか生息していないため、この地域にいたザリ
ガニは、昔も今もアメリカザリガニのみである。
とにかく短時間でアホほど釣れる、ザリガニ釣り。久しぶりに昔を思い出して楽し
かったわ~~。でもきっと今の子たちは、こんな身近な釣りさえやったことない子
が多いんだろうなぁ・・・・・。
俺なんて小学校時代は、近所にあった姫ケ池ってトコで、もう毎日釣ってたもん。
カエル剥いたり、釣れたザリガニ剥いたりして、それをエサにして。
あと釣れたザリガニ同士戦わせたり、ヒドイ時はザリガニとクワガタ戦わせたりして。
その2匹は自然界ではゼッタイ出会わない、っつうのにさ。
でもそんな残酷なことしながら、いつしか「何か」を感じて、学んで、みんな大人に
なったのだ。その「何か」こそが、実は子供たちにはいっちばん大切なものなのだ。
みなさんも久しぶりにやってみたら?ザリガニ釣り。帰れるよ。楽しかったあの頃に。
鉄崎幹人オフィシャルウェブサイト http://tetsuzaki.com/
Posted by mikihito at 17:30│Comments(0)
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