2018年04月04日
香嵐渓のカタクリ
載せるのがだいぶ遅くなっちゃったけど・・・今年も見てきた。
香嵐渓・飯盛山のカタクリ。
あたり一面、薄紫の絨毯。
早春に花を咲かせ、その後葉や茎は枯れてしまう。地上に姿を現す期間は
わずか1カ月。このため、春の儚い命=「スプリング・エフェメラル」と呼ばれ
ている。その可憐な姿はまさしく、「春の妖精」と呼ぶにふさわしい。
撮影したのは3月17日。まだつぼみがちらほら見られた。
カタクリ以外にもセツブンソウ、フクジュソウ、ニリンソウ、ヤマエンゴサク、
ショウジョウバカマ・・・「スプリング・エフェメラル」と呼ばれる植物はすべて、
春の訪れを感じさせてくれる。・・・あ、そうそう!
カタクリの花を求めて舞う、ギフチョウも「春の女神」と呼ばれている。
香嵐渓の春はすごくきれいで、散策してるだけで楽しい。
巴川(ともえがわ)にはセグロセキレイや、
キセキレイ、
川底を歩いてエサの川虫を探す、カワガラスの姿も。
「スプリング・エフェメラル」の植物たちに出会える期間は短いけど、
だからこそいいんじゃない?その儚さが、美しい。
今年はもうカタクリの花は見られないけど、また来年。
寒い冬がようやく明けるこの季節を、心待ちにしたいと思う。
鉄崎幹人オフィシャルウェブサイト http://tetsuzaki.com/
Posted by mikihito at 19:46│Comments(0)
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