2021年04月07日
掛川市で春探し
SBSラジオ「鉄崎幹人のワサビ」今年の改編で新しく始まった
コーナー、「静岡見聞録」。俺が静岡県内・35の市町を旅する
企画。しかも自腹で。もちろん自分の運転で。
コレなかなか大変な企画なんだけど、じっくりまわることによって
今まで知らなかった発見や、ほっこりする出会いがあったりして
結構楽しいのだ。季節の自然も楽しめるしね。
ってことで今回は、掛川市を探訪してみた。
取材した日は3月19日。まだ春の始まりだったかな。
さっそく見つけたのが、春の訪れを感じさせてくれる花、キブシ。
粟ケ岳の頂上にも登ってみた。
お茶のまちを象徴するような風景だ。
東山いっぷく処さんでお茶を出していただく。ちなみにここでの
やり取り、めっちゃオモロかったので是非放送を聴いてちょ!
この周辺で見つけたハルリンドウ。なんだか色が濃く思う。
すぐ近くにはショウジョウバカマが!・・・春の湿地性が強い花が
咲き乱れてる場所。こんなにも花が群生する理由、それが・・・
世界農業遺産にも認定されている、ここ掛川の茶草場農法だ。
秋に刈り取ったススキや笹などを茶畑の畝間に敷き詰める農法。
そうすることで茶栽培の養分となり、保湿もでき、味や香りの良い
お茶が収穫でき、さらに周辺の生物多様性を育むことにも繋がる。
だからこ~んなショウジョウバカマの群生が見られるのだ!
普段は沢沿いなどでほんの一輪二輪、見られるようなこの花。
こんな群生地、なかなかないと思う。農業のあり方によって
周辺の自然も豊かになってゆくんだね。
こういう光景に出会えると、このコーナーの取材がますます楽しみ
になってくるよ。・・・・さぁ次はどこの町に行こうかな!
Posted by mikihito at 18:27│Comments(0)
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