2013年08月23日

興津川・源流の旅

静岡市清水区を流れる興津川(おきつがわ)。

興津川・源流の旅

駿河湾に注ぐ興津川河口。今回の旅のスタート地点だ。

興津川・源流の旅

興津川の大きな特徴のひとつが、その「親水性」にある。
お盆休みということもあったが、こんなにキャンプ客や水遊び客の多い水辺も珍しい。

興津川・源流の旅

興津川・源流の旅

清流・興津川はアユ釣りでも有名な川だ。

興津川・源流の旅

釣りたての天然アユ。甘いスイカの香りがする。だからアユは、キュウリウオ科なのだ。

興津川・源流の旅

興津川・源流の旅

塩焼きと、珍しいアユの開き。興津のアユはめっちゃ美味しい。この川の水が
いかに綺麗か、そして岩につくコケの質がいかに良いか。・・・BODだとかCOD
だとか、そんなの調べなくてもこの味が、すべてを証明してくれている。

興津川・源流の旅

水が綺麗なだけでは決して良い川とはいえない。興津川のすばらしさは、水生植物
が多いこと。川が蛇行し、流れが速い所があり、遅い所もある。水深が深い所があり、
浅い所もある。そしてそこに、人がきちんと関わっている。

このバラエティーさこそが、豊かな河川生態系を生み出すのだ

興津川・源流の旅

カワムツ、アブラハヤの群れ。

興津川・源流の旅

アユ

興津川・源流の旅

ヨシノボリ

興津川・源流の旅

カマツカ

興津川・源流の旅

シマドジョウ

興津川・源流の旅

ボウズハゼもめっちゃたくさんいた。潜って見てるだけでワクワクしちゃう、そんな川だ。

興津川・源流の旅

さらに源流へと向かう。

興津川・源流の旅

山梨県との県境、田代峠が興津川の源流域。

興津川・源流の旅

源流の森。

興津川・源流の旅

そして、ついに到着。これが、興津川の始まりの水である。

この水が、美味しいアユや豊かな生態系を生み、清水の人々の暮らしを
うるおし、そして駿河湾へと注ぎ、さらに沿岸の生態系も育んでくれる。

総延長わずか22キロの短い川だが、興津川は間違いなく、「命の川」だった。



この記事へのコメント
鮎美味しそうですね。川もとてもきれいで地元の土岐川を思い出します。地元の川にはハヨという魚がいました。
Posted by ミズノ at 2013年08月24日 08:15
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