2016年12月03日

ドングリ図鑑その1

季節はもう冬だけど、今年の秋に拾ってきたドングリをズラリ並べて、
ちょっとした「ドングリ図鑑」作ってみようと思う。

ドングリ図鑑その1

もっともオーソドックスなドングリの木。コナラの樹皮。

ドングリ図鑑その1

コナラの葉っぱ。

ドングリ図鑑その1

そしてこれがコナラのドングリ。弾丸型をしてる。

ドングリ図鑑その1

クヌギの樹皮。カブトムシがよく集まる木として有名。ただしクヌギは、愛知県
にはほとんど自生してない。関東地区で作ってる図鑑にはこっちが載る。

ドングリ図鑑その1

クヌギの葉っぱ。

ドングリ図鑑その1

クヌギのドングリ。帽子の部分(殻斗という)がモジャモジャしてる。

ドングリ図鑑その1

クヌギそっくりな、アベマキの樹皮。コルク質でやわらかい。
中部地方はクヌギではなくアベマキ、と覚えておこう。

ドングリ図鑑その1

クヌギとの違いを葉っぱで見てみる。上がクヌギ、下がアベマキ。
アベマキの方が分厚く、裏に毛が生えている。
これは中部地方特有の乾燥&貧栄養から身を守るためだと考えられる。

ドングリ図鑑その1

アベマキのドングリ。クヌギと区別はつかない。

ドングリ図鑑その1

続いてアラカシの樹皮。

ドングリ図鑑その1

アラカシの葉っぱ。常緑&照葉樹なので、表面がテカテカしている。

ドングリ図鑑その1

アラカシのドングリ。縦に縞模様があるのが特徴。

ドングリ図鑑その1

シラカシの樹皮。

ドングリ図鑑その1

シラカシの葉っぱ。アラカシの葉より細く、鋸歯もアラカシより滑らか。

ドングリ図鑑その1

シラカシのドングリ。中央部がぷっくり膨らんでいるのが特徴。

ドングリ図鑑その1

カシ・シリーズ、最後はウバメガシの樹皮。探そうと思ってもなかなか見つ
からない樹木だ。ちなみに高級備長炭の材料は、このウバメガシ。

ドングリ図鑑その1

ウバメガシの葉っぱは、他のカシに比べるとずいぶん小さい。

ドングリ図鑑その1

ウバメガシのドングリ。お尻の部分が尖ってるのが特徴。

いかがでした?・・・・・ドングリとは、ブナ科の樹木の木の実の総称。
まだまだ身近な場所でドングリは見つかるはず。次回、この続きをお送りします。

          鉄崎幹人オフィシャルウェブサイト http://tetsuzaki.com/



※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。

コメント内容や名前はSBSラジオの番組内で紹介させて頂く場合があります。
ご了承の上、書き込みをお願いします。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
ドングリ図鑑その1
    コメント(0)