2017年07月19日
カメの楽園

名古屋市昭和区・川原神社。ここは昔から、通称「カメ神社」
と呼ばれている。

俺が小学校の頃、飼いきれなくなったカメをここに逃がしに
来るヤツがけっこういた。

境内にある「弁天池」。江戸時代の書物にもたくさんのカメが描かれている。
たまに近所の民家にカメが現れた際は、「カメに酒を飲ませてから池に返す」
のが慣わしだったらしい。なんともほのぼのしたお話だ。

この池にすむカメたち。手をたたくとワンサカ集まってくる。しかもこの写真で
わかるように、いるのはニホンイシガメ、クサガメ、ニホンスッポンのみ。
当然アカミミガメも多く放流されていたのだが、近年、神社の方が苦労して
すべて駆除したのである。さぞかし大変な作業だっただろう。

この神社の方々の「カメ愛」はスゴい。驚くことに池の裏手には、ちゃんとカメ達
の産卵場が作ってあったのだ!

「あまりに未熟児だったから、もうちょっと大きくなるまで水槽で飼育してるんです。」
・・・・・って見せてくれた、可愛すぎるクサガメの赤ちゃん。
もう・・・大好き!川原神社!これからもカメたちのために、楽園の保全、よろしく
お願いします。・・・こんな場所が、もっともっと増えればいいのにな。
鉄崎幹人オフィシャルウェブサイト http://tetsuzaki.com/
Posted by mikihito at 22:10│Comments(0)
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