2021年10月01日

今年の夏を振り返る・3

10月に入り、もうすっかり秋の気配漂ってますが・・・
あえて今年の夏を振り返る企画。3回目は「河津町」。

今年の夏を振り返る・3

有名な河津七滝の中でも、最も大きい「河津大滝」。
おおたき、とかいて「おおだる」と読む。すごい迫力でした。

今年の夏を振り返る・3

そして河津町に来たらここに立ち寄らないとね。「KawaZOO」だ。
カエル専門の展示館。河津町にあるからカワズー、さらにもうひとつ、
「井の中の蛙(かわず)」にも掛けてある。う~んナイスネーミング!!

今年の夏を振り返る・3

ちなみにここの館長さんは、あの逃走ニシキヘビを捕獲して全国的
に有名になった、白輪剛史さんだ。さすが面白い施設作ってくれる!

今年の夏を振り返る・3

とにかくすごい種類のカエルたちが展示されてるんだけど、なかでも
目を引くのは美しいヤドクガエルの仲間。これはイチゴヤドクガエル。

今年の夏を振り返る・3

青が美しいコバルトヤドクガエル

今年の夏を振り返る・3

きれいなものには毒がある、っちゅうことやね。

今年の夏を振り返る・3

マダラヤドクガエルに、

今年の夏を振り返る・3

セマダラヤドクガエル

今年の夏を振り返る・3

阪神ファンが好きそうな、キオビヤドクガエル
これらはすべて、美しく派手な模様を身にまとうことで、捕食者
に対し「毒持ってまっせ~」ってアピールする、警戒色(警告色)
というものだ。しかし、ホントにヤバい奴らは警告さえ控えめである。

今年の夏を振り返る・3

モウドクヤドクガエル。他のヤドクガエル類に比べ、色は地味目。
光沢もなく、マットカラー。しかし、こういう奴がいっちばん恐ろしい。

今年の夏を振り返る・3

この子はミントタイプ。もうちょい派手な黄色やオレンジ色のもいる。
彼らは自然界でアリなどを食べ、そこから毒性を蓄えていくのだが、
この展示室にいるヤドクガエルちゃんたちは、コオロギなどを食べて
無毒化してるのでご安心を。

ちなみにどんなカエルにも皮膚毒はある。身近なアマガエルなんかも
皮膚毒は持ってるので、触った後は目に触れないように気をつけよう。

今年の夏を振り返る・3

うわ~~なんちゅうデブ。アフリカウシガエル。日本のウシガエルも
外来種としてやっかいな存在だが、アフリカにはこんなのがいるんだ!
ちなみにエサは・・・ネズミ与えてるらしい。カエルがネズミを食う・・・。

今年の夏を振り返る・3

館内にはこんな部屋もある。

今年の夏を振り返る・3

ここではこんな風に、放し飼いのカエルを探すことができて楽しい。

今年の夏を振り返る・3

ビオトープも作ってあり、ここにも日本のカエルたちが放されている。
アマ、ツチ、トノサマ、シュレーゲル・・・いろんなカエルが見つかるよ。

今年の夏を振り返る・3

最後は売店。え?カエルグッズってこんなにあるの?ってぐらい
いろんなものが売ってて、カエル好きにはたまらんと思う。

今年の夏を振り返る・3

そしてカエル好きといえば・・・そう、東京オリンピックの金メダリスト、
ボクシングの入江選手!あの入江選手がつけてたマスクがコレ!

入江選手を筆頭に、実は世の中、カエル好きは意外と多い。
(カエル嫌いの方が圧倒的に多いけど。)
そんなマニアたちにとって、カワズーはたまらん場所だ。

河津桜も七滝もいいけど、是非ここにも立ち寄ってほしいわ~。



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